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2005/01/21

ウルトラマンは最初アメーバだった

mixiの『ウルトラQ』コミュを読んでいてふとしたおぼえた疑問。
『ウルトラマン』の元企画、フジテレビで没になったという『Woo』という番組の内容についてである。
『Woo』『科学特捜隊ベムラー』『ウルトラマン』というのが企画の変遷だということは知っていた。問題は『Woo』の企画内容である。アメーバ状の高度な知的生物が、怪事件の解決に力を貸すというものだ。
さて、それでは『ウルトラマン』の初回。怪獣ベムラーの光球を追っていたウルトラマンの光球は、誤って科学特捜隊ハヤタ隊員のビートルと衝突し、ハヤタを死なせてしまう。責任を感じたウルトラマンはハヤタと一体となり、その力を地球のために貸すことにする。
この<ウルトラマン>をあの宇宙人の姿ではなく、アメーバ状生物だと考えて上記を読み返して下さい。何かに似ていませんか?古いSFファンならおわかりでしょう。ハル・クレメントの『20億の針』です。
犯罪者の宇宙船を追ってきた不定形生物の捜査官が地球に漂着する。犯罪者も同じく地球に辿り着いた。捜査官は地球人の少年に寄生し、少年の力を借りて犯罪者を探しはじめる。犯罪者も地球人に寄生しているはずだ。その確率は当時の地球人口20億の中からたった1人……。これが『20億の針』のストーリー。
不明にして、Wooがアメーバ宇宙人だということを今まで知らなかったので、このふたつを結びつけて考えたことがありませんでした。

『20億の針』の発表:1950年
『20億の針』邦訳:1963年
『Woo』企画:1963-1964年
『ウルトラQ』:1965年撮影、1966年1月放映開始
『ウルトラマン』:1966年7月放映開始

『ウルトラマン』の原型が『『20億の針』なんだとすると、ちょっと面白いなあと感じた次第。それとも、こんなことは常識で、今さらのようにぼくが気づいただけなのかしら?
ちなみに、邦訳の創元推理文庫版は未読。ぼくが読んだのは、昔小学校の図書室にあった『『宇宙人デカ』というジュブナイルです。

20億の針(創元SF文庫)
ハル・クレメント著・井上勇訳

出版社 東京創元社
発売日 1994.11
価格  ¥ 777(¥ 740)
ISBN  4488615023

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