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2005年6月の34件の投稿

2005/06/30

夏のフェア1日目

昨年とちがい、あまり喋らずにすむ。どちらかというと、ふだんは会わない人と空いた時間に情報交換にいそしむという感じではあった。これに出ていることで通常の仕事が滞っているのがとても気になるといえば気になる。さらに昨日のいやな予感は見事に的中した感じ。そちらも何とかするため、フェアが終わってから会社に戻ったのだけれど、これは土曜いっぱいつぶれそうだなあ……。

2005/06/29

いやな予感

午後から、夏恒例の何とかフェアの準備を手伝う予定だったのだが、別口の臨時仕事が……。聞くからにどうしたものかという感じだけれど、とにかく何とかはしないといけないのだろう。とりあえず、午後いっぱいかけてレビューはしてみたが、いやな予感がするなあ。

2005/06/28

『新耳袋 第七夜』 (木原 浩勝 中山 市朗) 感想

4043653077新耳袋 第七夜 現代百物語
木原 浩勝 中山 市朗
角川書店 2005-06-25

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【感想】
途中まで、ごくふつうに読んでいた。この現代怪談も七巻にもなると慣れてきていて、じつはさして怖いとも思っていなかったのである。しかし、最終章「縁にまつわる十四の話」でその立ち上ってくる気配にやられてしまった。すごすぎる。ぼくだったら耐えられない。幽霊話というのは短期決戦というか、極端にいうと見たということを自分でも疑ってしまうような「瞬間」の話だと思うのである。そんな特別な「瞬間」には自分は出会わないだろう、そう思うから怪談を楽しむことができるのだと、自分では思っている。しかし、この「縁にまつわる十四の話」は違う。こういうのも「縁」なのかということも含めて、スパンが長すぎるのだ。そして、この男性がこうなった理由がわからない。いや、因縁だといってしまえばそうなのだろうが、得心がいかないのである。得心のいかぬまま、これは終わった話ではないのだという強い怖さを感じたままになっている。

2005/06/27

『ブラック・ジャック』karte:33 空からの侵略者

『ブラック・ジャック』karte:33 空からの侵略者
原題は「侵略者」。先週が海で今週は空なのね。インベーダーという言葉は、最近ではあんまり使わなくなったかもしれない。四半世紀も前に喫茶店とかによく置いてあり、不良化の温床とか言われて学校が禁止したりしたあのゲームがまず思い浮かびますか?ぼくの場合は『ミラーマン』の敵役の黒服の男たちがまず浮かぶのですが、これはまあ例外というものでしょうな。では、宇宙人を指す言葉はといえばエイリアンなのかなとも思うけれど、これもあの固有名詞化してしまった怪物がまず頭に浮かぶ。ではETかといえば、これは例の自転車のかごに乗っているやつだ。侵略者=宇宙人だった古き良き時代は去ってしまったのかもしれない。
さて、患者にはっきりと病状を告げるということについての是非ですが、さまざまな意見のあるところでしょう。ぼくは自身のものについてははっきりと知りたいと思います。敵を知ってこそ戦える、そう考えるからです。

2005/06/26

『仮面ライダー響鬼』二十一之巻・引き合う魔物

仮面ライダー響鬼二十一之巻・引き合う魔物 ひとみ派?そういうのって高校生くらいの時は目移りいたしませんか?男性も女性もそのあたりは同じだと思われるのですよ。昔、そういうふうに気がころころと変わることはいけないことなのだと思っていたのですが、もしかするとそうではないのかもしれません。気が変わる、目移りする、というのは、様々な人に様々ないいところを見出しているということなのではなかろうかなと思うのです。少なくても、若いうちはそうではなかなあ、と。
さて、また黒衣の男は妙な動きをしておりますね。二体の魔化魍の合体……威吹鬼と轟鬼の運命やいかにといった感じです。そして得意先で急病の老婆に出会った明日夢は?まあ、ヒビキがついているから大丈夫だとは思うのですが、こういう時、明日夢ってちょっとやはり頼りない感じがします。


『戦国自衛隊1549』

家族で戦国自衛隊1549を観にいきました。昔、半村良原作の『戦国自衛隊』が映画化されたことがありましたが、当時原作のファンだったぼくはその映画に大いに不満を感じました。なぜなら、原作で緻密に組み上げえられていたタイム・パラドクスが、映画にはほとんど生かされていなかったからです。「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか」というのが当時の宣伝文句でしたが、あの映画だけでは、その回答を得られるとは思えませんでした。
対して、今回のこの作品は、自ら<信長である>ことを<自覚>している的場一佐の存在と、それを認めない鹿島たちロメオ隊がきちんと対置されていて、無理なくパラドクシカルな世界に浸ることができました。<力こそが正義>というのは、じつに信長的な考え方だと思います。彼が他の戦国武将のように将軍宣下をよしとせず、天皇制を否定し、専制君主への道を歩んだであろうとの学説は枚挙に暇ないと思います。そして、それはもしかしたら現実の歴史において光秀が主に叛旗を翻した理由でもあったのかもしれません。かつて的場一佐が率いるFユニットのNo2であった鹿島に光秀を重ね合わせてみると面白いのではないでしょうか?ラストシーンで、ロメオ隊の残存全員が鹿島に敬礼をする中、笑ってうなずくだけで絶対に答礼しない彼がとても印象的でした。
不正な力を抑止するためにやむをえず力をもってしないとならない場合もあるでしょう。しかしながら、それは力が正義であることとはけっしてイコールではないのです。力は使いようで善にも悪にもなります。力を恃み、それを信奉するようになった歪んだ姿こそが的場一佐=信長なのでしょう。

B000B6H68M戦国自衛隊1549 標準装備版 (初回限定生産)
福井晴敏 手塚昌明 江口洋介
角川エンタテインメント 2005-12-22

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2005/06/25

『ウルトラマンネクサス Final episode 絆-ネクサス-』 感想

ウルトラマンネクサスFinal episode絆-ネクサス-
すばらしい最終回でしたね。回数の短縮とかいろいろあったみたいで大変だったでしょうが、その中でじつに最後まで魅せてくれました。欲を言えば、DVDの最終巻あたりでディレクターズ・カット版をぜひ出してほしいです。

ついに正体を現したアンノウン・ハンド。ネクサスの光が適能者に受け継がれ増幅されてきたように、闇もまた着々とその憎悪を増幅させる手段をとっていたのですね。凪の両親が殺害されたことに、そのような深謀遠慮があったとは。18年も前からの計画とは念のいった話です。
詩織は石堀の凶弾に倒れ、凪は憎悪に囚われたままで第四の適能者として変身をこころみたためすべての力を石堀=ダーク・ザギに奪われてしまう。その後、孤門がこれまで励まされてきた凪を後先かえりみず助けに向かうところが、じつにいいシーンです。ふたりの手が繋がれた瞬間、ネクサスに光がよみがえるのがなんともいえません。市街地に瞬間移動したふたり、そしてエボルトラスターは孤門の手の中で脈動を……。
一方、やはり魅せてくれるのが和倉隊長。この方、シリーズ前半ではあんまり目立たない人だったんですが、後半の活躍たるやめざましい。前回の長台詞もよかったですが、何といっても今回は決めました。隊員をすべて失った形でひとり出撃準備し「出動!」の一言。そして、チェスターを救ったネクサスを見て、一目で孤門だと見分ける見識の高さ。隊長たるや、こうでなくてはね。こういう上司が欲しいよ、ほんとに。
そして、ダーク・ザギとネクサスの最終決戦。アンフェスから姫矢の思いを胸にジュネッスへ、そして憐の思いを胸にジュネッスブルーへ。しかし、ジュネッスの技もザギには通用しない。と、レテの影響から脱し、徐々に記憶を取り戻しつつある人々からウルトラマンへのエールが。このあたり、ティガの影響を感じたのはぼくだけではないでしょう。あれほど派手なウルトラマンとの同一化ではありませんが、やはり人々の思いを背負ったウルトラマンは強いです。期待はしてましたが、ここでやはりノアを出してくれたのが最高です。この最終回は、ネクサスのみならず、ウルトラNプロジェクトの集大成でもあるわけですね。欲を言えば、背中のノアイージスで時空を超越するところを見たかったな、とは思います。
そして、レテの影響が消えた世界。ビーストはいなくなったわけではないけれど、人々は力を合わせて戦っている。そして、その先頭にはナイトレーダーが。「あきらめるな」と少年に語りかける孤門隊員。そうだね、今の彼なら、リコがかつて言ったように「絶対守ってくれる」んだと信じられる。憐と瑞生のその後とか、松永管理官親娘がどうなったのかとか、子供の頃の孤門を助けたのはほんとうは誰だったのかとか、気になることはあるのだけれど、まずはこれにて大団円なのかな?
でもなあ。ダーク・ザギもノアも、エナジーコアの形状からしてあれはアンフェスではないの?ウルトラマンノアのジュネッス形態を見ることができる続編なんてのを、期待したいところだけれど、無理なのだろうなと思うとかなり悔しい。全体としていい作品だったと思うので、最初のほうで見るのをやめてしまった人には、ぜひ通して見ることをおすすめします。

2005/06/24

『ウルトラマンタロウ』vol6-10メモリアルセット

B0009J8HIYウルトラマンタロウ(6)
山際永三 ペギー葉山 坂口良子
ビクターエンタテインメント 2005-06-24

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B0009J8HJ8ウルトラマンタロウ(7)
高橋勝 ペギー葉山 坂口良子
ビクターエンタテインメント 2005-06-24

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B0009J8HJIウルトラマンタロウ(8)
ペギー葉山 佐々木守 坂口良子
ビクターエンタテインメント 2005-06-24

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B0009J8HJSウルトラマンタロウ(9)
ペギー葉山 高橋勝 佐々木守
ビクターエンタテインメント 2005-06-24

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B0009J8HK2ウルトラマンタロウ(10)
山際永三 ペギー葉山 高橋勝
ビクターエンタテインメント 2005-06-24

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【感想】
DVDウルトラマンタロウのメモリアルセット2を買いました。通常版と同じVol6~Vol10のセットにノベルティがついたもの。今回のノベルティは、「二子玉川園イベント回想録-青空の下で見たヒーローたち-」という16Pフルカラーの冊子。昭和40年代の古き良きイベントの貴重な記録です。もうひとつは、未映像化の準備稿「怪獣無残!果報は寝て待て」です。こちらも貴重な資料ですね。
DVD本編では、ウルトラの国が初登場する第24話「これがウルトラの国だ!」と第25話「燃えろ!ウルトラ6兄弟」、そして変身前のウルトラ兄弟、ハヤタ・ダン・郷秀樹・北斗星司・東光太郎が顔をそろえる第33話「ウルトラの国大爆発5秒前!」と第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」がよいです。この33-34話は危機感に溢れたサブタイトルとは裏腹に、兄弟たちがタロウを鍛えようと尽力する味わいとしてはコミカルな仕立て。いかにもタロウなお話で、安心して楽しむことができます。他にも、メフィラス星人・エレキング・ベムスター・ヤプールと歴代怪獣たちも次々に登場し、飽きさせません。

2005/06/23

なんということだ

先週の土曜日に締め切りを設けておいた仕事、今日になっても結果が来ない。月曜からずっと連絡を取り続けていたのだが、どうもいろいろとあって手つかず状態らしい。仕方ないので無加工の一次資料をとりあえず送ってもらったが、こんなのもらっても、ぼくにはどうしようもない。
なんでもよいのだが、できないのならできないと、どうして事前に連絡をくれないのだろう?というか、電話かけ続けているのだから返信くらいはできないのかと思うのだが?まあ、ぼくも出張とかでばたついていたので管理が甘かったかもしれないけれど、それにしてもなあ……。

2005/06/22

『鳥類悲願始末人』 (明智 抄) 感想

4257722908鳥類悲願始末人
明智 抄
朝日ソノラマ 2005-06

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【感想】
『明朗健全始末人』に続く、始末人シリーズ第2弾。
始末人たちの属する闇の組織<フェニックス シェイプアップサロン 友の会>が、ダチョウの小鳥さんの過去に絡んで暗躍するエピソードである表題作は、やはり何度読んでもすばらしい。<ただの鳥になりたかったんです>と独白する小鳥さんと、鬼太郎のチャンチャンコみたいなのを着た高屋の絶妙なアンバランスが最高です。
そういえば、昔、必殺シリーズでは<仕事>シーンで中条きよしとか京本政樹の歌がバックに流れたりもしましたが、そのパロディが二本目の「新装転職始末人」に見れます。題名は「白い哀しみ」、歌は高屋です。<今年は大根が豊作で 毎日食べてもなくならない~>。うーん、シュールですね。

2005/06/21

名古屋方面出張-その?回

けっきょくのところ、またも名古屋方面に出張しているのだった。昨日夜から泊まりなのだが、名古屋駅前は万博の影響でほとんどホテルが埋まってしまっている。少なくてもネットで予約はとても困難。ということで、今回はルート途中になるのだがJR岐阜駅前に泊まることに。同じ値段で泊まることができるホテルとしては、今日泊まったところのほうがいい感じである。もし、今後もこの方面に出張することになったらここに泊まることにする。まあ、名古屋支社に顔を出せと言われれば、それもちょっと難しいかもしれないのだが。

2005/06/20

『ブラック・ジャック』karte:32青い海の恐怖

『ブラック・ジャック』karte:32 青い海の恐怖
原題は「青い恐怖」 めずらしく、ストーリー的にはほとんど脚色がありませんでした。大きな違いといえば、原作ではピノコが登場しないということですね。あと、アニメでは初めてBJが<島ばかり買っている>ことが語られました。まあ本編はそうなのですが、オープニングが変わってからこれで3回目。週替わり?キャラについに如月恵が登場しました。こっちのほうが興味深いです。ちゃんとBJと恵のエピソードを放映してほしいです。

2005/06/19

『最後の一壜―スタンリイ・エリン短篇集』 (スタンリイ・エリン) 感想

4150017654最後の一壜
スタンリイ エリン Stanley Ellin 仁賀 克雄
早川書房 2005-01

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【感想】
『特別料理』『九時から五時までの男』と併せて、エリンの短篇はこれですべてとのこと。Archaeological Mathematicsのyoshirさんのご推薦です。ちなみにyoshirさんのご感想はこちら

・「エゼキエレ・コーエンの犯罪」 時間は容赦なく経過する。この編が書かれたのは1963年、ここで20年前と言われているその時は、今からカウントすれば更にそれに40年以上を加算することになる。今ひとつピンとこなかったのは、ぼくが日本人だからなのか、それとも戦後生まれだからなのか。
・「拳銃よりも強い武器」 <ちっともこわくありません。扱い方さえわかっていればね>か。扱い方が判っていると勘違いしている人が巷には溢れているようだがなあ。とにかく、ぼくは手を出さないことにしてます。
・「127番地の雪どけ」 ブラックです。こういうのが、エリンの味だとぼくは思うのですよ。まるで、<トワイライト・ゾーン>にありそうな話です。
・「古風な女の死」 <ところが彼女は無知だった。悲劇的なほど無知だった> 何をまず知るべきか?けっきょくは、メロドラマの破局はそこに絶望的な掛け違えがあることに由来するに違いありません。
・「最後の一壜」 ワインも恋も時間によって醸成されるものだ。しかしながら、もちろんそれには最適な環境といったものももちろん必要。思うに、それらが揃ってこそ、ある日、それは最上の名にふさわしいものへと変化するのに違いない。そう、その味は「天にも昇る心地」であろう。
・「贋金づくり」 くすくす笑いながら読む。古来、こういうものなのだろうな。能ある鷹は何とやら。ドラマに仕立てて、藤田まことと白木真理にやらせてみたい。
・「画商の女」 いいですね。表題作もいいけれど、こちらのほうが、ぼくは好きです。強欲マダムと自称<ファティマ>の、いずれが狸か狐かのやりとりがテンポよく楽しめました。
・「壁の向こう側」 こちら側と向こう側の区別って難しい。昔読んだ、平井和正の「壁の奥の恋人」というのをちょっと思い出したりしました。
・「警官アヴァカディアンの不正」 ルールは大事である。それは疑いのないこと。でも、ルールって何なんだろうなあ、と考えこむことだってあるのもまた事実。
・「世代の断絶」 虚しい。なんて虚しい話なんだろう(笑)。1976年だから30年前の発表。この時16歳なら、今では46歳。この少女が人の母親になっていたりして、自分の娘がやっぱりわからなかったりするのだろうな。頭をかかえてしまいますね。
・「内輪」 人は人を鏡として自分自身を見ているんだろうな、と思います。けっきょく、物差しは自分でしかない。だから、だれかが自分とちがうことに納得いかない。ちがっていたってあたりまえなんですけどね。
・「不可解な理由」 この話、コメントしたくないです。どうしてかって?いや、おそろしく長文になりそうだし、それになんといっても、ぼくは銃を持ってないですから(笑)。

2005/06/18

親子体操

午前中、明日は父の日ということで、下の息子の保育園で親子体操。ふだん、ほとんど、いやまったく運動しない身にとっては、これがけっこうキツイ。毎年だんだんきつくなっていくなあ(笑)。まあ、これで最後なのだけれどね。父の日なんだったら、もうちょっといたわってくれるような企画を希望してはいけないのだろうか?
午後、やり残した仕事をしに会社へ。最近、外出が増えてなかなかデスクワークがかたづかない。どうしたものだろうか?

『ウルトラマンネクサス episode36 決戦-フェアウェル-』 感想

ウルトラマンネクサスepisode36決戦-フェアウェル-
和倉隊長、前回に引き続いての名言「人の人生はかたがわりはできない。どんなに大切な人間であってもだ。だから、人は心を尽くして人と絆を結ぼうとする」。憐と瑞生が苦悩するのを「見ていることしかできない」と悩む孤門に対して「見ていることしかできないなら、見ていてやれ」と諭す。いいなあ、こういう上司がいてくれると、仕事もかなりやりやすいんだがなあ。憐はさすがに若いというか、瑞生を苦しませないように彼女の記憶を消そうとするんだけど、彼女に止められる。このあたり、「憐の未来がどんなものであっても」と、あくまでも直視する姿勢を崩さない瑞生の強さがうれしい。彼女あってこそ「自分の光を走りきる」ことができたのだろう。
憐編の最終回ともいえる今回、姫矢編の最終エピソードとはちがって、基本的に空中戦はなし。CG抜きの肉弾戦である。次々に撃ち落されていくチェスター各機、力尽き一度は地に伏せるネクサス。盛り上がりも最高潮の中、「光を信じろ」とメッセージを伝えるのはイラストレーター吉良沢という心憎さ。
そして、勝利の後、光は憐を去っていく。もうだめかと思ったけれど「きっと帰ってくる」というふたりの約束は見事に果たされたわけだ。救急車で搬送された先で、ラファエルが待っている。思えば、ネクサスの中では初めて幸福になるであろうカップルだよな。

そして、そして、凪ですか。やっぱりあのリストは適能者リストだったのね。しかし、予告で彼女が抜いているのはほんとうにエボルトラスターですか?なぜ「ここで変身してはいけない」のです?次週、最終回!!

2005/06/17

『グイン・サーガ102 火の山』 (栗本 薫) 感想

4150307997火の山 グイン・サーガ(102)
栗本 薫
早川書房 2005-06-09

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【感想】
まことに興味深い展開といえましょう。なるほど、これで『七人の魔道師』の中でイシュトヴァーンがケイロニアを攻めるようになる理由がわかりました。しかし、イシュトほど奇妙な人生を歩く人間もいないような気がします。グインの道は記憶があろうとなかろうとひとつの目的に邁進するそれなのでしょうが、イシュトの道はまるでラビリンスのようですね。彼の気持ちが変わったからといって、世間様がはいそうですかとは言わないのでしょうが、まずは彼が変わることこそが大事という、それもまた真実なのでしょう。
さて、このあとケイロニア&パロの部隊との邂逅をどのようにしのぐのか?ほんとうに会うつもりがないのでしょうかね?というか、ほぼ以前とグインが変わらないように思えるこの巻だったので、むしろ会わないほうが不自然のような気もしているのですよ。

2005/06/16

『宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!<キャプテン・フューチャー全集7>』 (エドモンド・ハミルトン) 感想

4488637175宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!<キャプテン・フューチャー全集7>
エドモンド・ハミルトン 鶴田 謙二 野田 昌宏
東京創元社 2005-05-10

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【感想】
『異次元侵攻軍迫る!』はブレット・スターリング名義でジョセフ・サマクスンが書いたもの。前半は、これまでにシリーズに登場した小道具が次々に登場して楽しい。ハヤカワで和訳されたのが後の方だったので、今回読むのは初めてだったのだが、別作者によるという違和感そのものはないものの、やっぱり何だか乗れないのである。
というのも、同時収録されている『宇宙囚人船』の反乱が、シリーズ中でも群を抜いた傑作であるからなのかもしれない。
キャプテン・フューチャーの乗り合わせた囚人護送船で反乱が勃発。船は太陽系外の小惑星に難破してしまう。命こそ助かったものの、小惑星は崩壊しようとしている。脱出手段は徒手で宇宙船を建造すること、というまさに波乱のストーリー。なんだって、囚人護送船に恒星間航行に使う<振動ドライブ>が装備されているんだという、そこはかとない疑問はあるのだが、そこを除いては息つく暇もない展開を見せます。「サイモンを死なせてたまるか!かれとオットーとおれの命はひとつなんだ!キャプテンあんたが生まれる前からのつきあいですぜ!」というシリーズ随一のショッキングな台詞がグラッグの口から叫ばれるのもこの巻。そして、物語の結末もまたシリーズ中、異色中の異色でありちょっと忘れがたいものとなっています。

2005/06/15

『星は、すばる。』 (日渡早紀) 感想

星は、すばる。
日渡 早紀
白泉社 2005-05
【Amazon】
【bk1】

【感想】
単行本未収録だった番外編「猫なんか大嫌い」を収録。作者と同じ名前の日渡早紀を主人公とした<早紀シリーズ>の完全版です。初めて読んだのは高校生の時だったでしょうか。
『ふたつのスピカ』を読んだので、星つながりということでちょうど文庫化されたのを買ってまいりました。『ふたつのスピカ』にも新星の観測エピソードがありましたが、ここでは第2話「伝えてボイジャー」でもっと直接的に新星というのは星が爆発した姿だということを知り主人公が悩みます。「天体観測って自己満足のためのものですか?ボイジャーのレコード盤は意味のないものなんでしょうか?」 今、読み返すと、まっすぐだよなあと思いますね。うらやましい。主人公と自分が同年代の時には感じなかった感慨です。年とったということでしょうか。
そして、第4話「-m7(エムセブン)-」と第5話「星は、すばる。」を連続で読んで、昔何度も読み返したはずなのに、やっぱり完全にやられてしまったのでした。結末をもちろん知っている話なのに。作者の他シリーズ、例えば『ぼくの地球を守って』や『未来のうてな』ももちろん好きな話ではあるのですが、やっぱりこれは特別だな、と思います。だから、番外編の「猫なんか大嫌い」が当時、読者に拒否されて未収録だったというのも、わかりますね。でもねえ。改めて今読むと、それもこれも人生の一部だもの、と思ってしまったりもするのですよ。年とったのでしょうね、よくも悪くも。いろいろと思い出さされた一冊でした。

2005/06/14

『ふたつのスピカ 5-8』 (柳沼 行) 感想

4840109060ふたつのスピカ 5 (5)
柳沼 行
メディアファクトリー 2003-10-23

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4840109443ふたつのスピカ 6 (6)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-04-23

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4840109842ふたつのスピカ (7)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-12-22

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4840113076ふたつのスピカ 8 (8)
柳沼 行
メディアファクトリー 2005-05-23

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じっくり読もうと思っていたのに、けっきょく本屋で出ているところまで買って一気に読んでしまった。何てもったいないことをするんだろうな、と自分でも思います。
なかなかうまくいかない友達との関係とか、とまどいながらも自覚していく恋するという気持ちとか、そういう自分ではどうしようもなかった昔のことを思い出しながら読んでいます。アスミの自身についてのエピソードももちろんよいのだけれど、やはりマリカがいいですね。昔の歌じゃないけれど、ちょっとひねくれて、星をにらんでいるようなところ、大好きです。アスミはいい子すぎて、ぼくとしては感情移入しにくいのかもしれません。それだけに、<オリオン2号>のエピソードはかなりくるものがありました。電車の中で読まずによかった。
それはそうと、6巻の冒頭部分がアニメの最終エピソードにあたる部分なのですね。アニメのあのラストはちょっとどうかと思うのだけれど、ご覧になられた方いかがですか?

2005/06/13

『ブラック・ジャック』karte:31 20年目の暗示

『ブラック・ジャック』karte:31 20年目の暗示
スペシャル&第1回以来でしょうか?久しぶりにBJが子供の時に遭った事故のシーンが出てきます。ちょっと気になったのは、ベッドで処置されているBJの顔はすでに現在の状態に整形されていること。要するに、顔の左半分の色が違う状態ですね。そうなるに至ったエピソード「友よいずこ」はいつかぜひ放送してほしいものです。
ヒゲダルマの役名はアニメでは単に浅草先生なんだけど、原作では浅草上乃になってますね。なかなか人を喰った名前です。原作では原因に気づいたのは浅草先生で、暗示を解いています。「悪かった」といいながら、最期まで偉そうな態度なのが怪訝な感じでした。
対して、アニメでは原因に思い当たるのはあくまでもBJ。浅草先生は、それにうちのめされます。まあ、このほうが自然ですね。BJ、浅草、手塚と三人揃っての本間先生の墓参りシーンが感慨深かったです。「本間先生のオペは完璧だ」とBJは言ってはおりますが、「ときには真珠のように」は忘れられておるのでしょうか?

2005/06/12

大忙しの日曜

午前中、上の息子のエレクトーンの発表会に行きました。全員参加ではなくて、各教室からセレクトされての発表会。年齢も幼児から一般と幅広かったので、聴き応えがありました。上の息子は、現在のグレードよりもいくつか上のレベルのものを弾いたので短期間での練習がけっこう大変そうで、よく当日に間に合ったものだと思います。会心の出来だったにもかかわらず、賞状とかはもらえなかったので本人は悔しそうでした。いや、でもあのレベルの発表会で立派に弾きこなすのだから、たいしたものだとぼくは思うのですよ。

発表会の待ち時間をぬって、注文していた新しい車を引き取りに行きました。これまで乗ってきたのが9万キロを超えたので買い換えたのです。車高・車幅になれるのにしばらくはかかりそうです。

『仮面ライダー響鬼』二十之巻・清める音

仮面ライダー響鬼二十之巻・清める音 なるほど、轟鬼の戦闘後のパフォーマンスはそういう意味だったのか。何となく浮かれてやってたわけじゃなかったのだね。逆に、ちょっと自信がなかったわけだ。いや、ちょっと納得はしがたいけれど。「自分なり」で誰かを納得させるのは大変だ。闘えなくなったザンキが轟鬼のサポートにつく決心をするあたり、何となくモロボシ・ダンとオオトリ・ゲンを彷彿とさせるなあ。そういえば、ダンも足を折ったのだったよ。そんな妙な感じ方をするのはぼくだけですかね……。
それはそうと、今回アミキリを倒すのに一役かった響鬼の炎の剣は、あれで完全に実用レベルになっているのでしょうか?例の実験のあと、どういう試行錯誤で実用されるようになったのか気になるところです。


2005/06/11

『ウルトラマンネクサス episoe35 反乱-リボルト-』 感想

ウルトラマンネクサスepisode35反乱-リボルト-
まずは、和倉隊長がすばらしい。松永管理官に正面きって逆らい、「光を力に変えるのは人の意志」と言い切りましたね。TLTという組織に叛旗を翻し、憐を連れてフォートレス・フリーダムを脱出するナイトレーダー面々。と、脱出後の「ニヤリ」を見るまでもなく、なるほど例のデータを消せるほどのハッキングをできるのは彼しかいなかったということか、と今さらのように気づきました。
脱出後の決め台詞はやはり、凪副隊長の「生きるために闘いなさい」。ただ、態度として示すだけではなく、言葉にしてかつては敵とみなしたデュナミストに対してそれを告げる、いいシーンでした。人を守って闘うことに残り少ない命をかける意味を見出した憐に対し、ただ誰かを守るのではく、自らもまた生きねばならないことを説く。すばらしいですね。
そして、夕陽の中での憐の変身。ウルトラマンには、やはり夕陽が似合います。ビーストも2体ということで、おお「ウルトラマン夕陽に死す」だよ、とちょっと思ってしまいました。あるいはツインテール&グドンですかね。ナイトレーダーとネクサスの攻守連携攻撃も文句なしでした。

どれがいちばん遠いだろう?

今日は立会いのため、顧客先に直行。いつもは車で行くところなのだが、電車とバスで移動してみた。片道4時間というところだな。
・いつもの広島方面への出張:片道約2時間半(ひかりレールスター+JR普通)
・最近頻度が高い東京出張:片道約3時間半(のぞみ+東京メトロ)
・いつまであるのか名古屋方面出張:片道約3時間(のぞみ+名鉄)
なんだけれど、電車を使うと時間感覚的にはいつものユーザがいちばん遠いのだな……。もちろん出張ではないので、宿泊費も日当もなしである。でもなあ、今日なんて4時半に起きて始発に乗ったのに。なんだか、ものすごく理不尽な感じがするぞ。

2005/06/10

ろくに寝てないのに

ろくに寝てないのに、会社の車で高速を走る日々。今日は10日であるせいか道も妙に混んでいて、眠気と闘うのに苦労する。電車とバスで動く算段をしたほうがよさそうである。

2005/06/09

三回目

またしても問題発生。この6日間のうちに、これにて泊りが3度目である。家に帰れている確率が二分の一ということか。22時頃までは帰れるかどうか、帰れたとして翌日出社する体力が残っているかどうかとか考えているのだが、23時が近づくにつれてじょじょにどうでもよくなり、23時にはあきらめる。出張と違って、宿泊費もなければ日当ももちろん出ないので、余分な食事代とかを考えると完全に赤字である。これでは月末まで小遣いがもちそうにもない。というか、こんな状況で裁量労働だと言えるのであろうか?いや、実際に適用されるのは、もうちょっと先になるようではあるんだけれどさ。

2005/06/08

クールビズ

クールビズのお触れが我が社でも……。いつの間にかエアコンの設定温度だけが上がっているような気がする。誰もネクタイをとらないのだが、ここで率先するとまた立場を考えろとか何とか説教されそうなので、やめておく。それにしても、夏場に会社の事務椅子の上で眠ると、翌日いっぱい体に汗がまとわりつくようで気持ち悪い。いっそ、着替え一式会社に置いておくことにでもするか?
あと、何でもよいけど、毎日夜遅くてロクにニュースも見てません。「省エネルック」と「エコスタイル」と「クールビズ」ってどこがどう違うのでしょう?折に触れ提唱されるのに、未だに根付かないのは無理があるからではないかと思うのだがな。冷房病の方にはとても悪いのだけれど、太っているので気温は低ければ低いほど歓迎するところであります(笑)。

2005/06/07

厄日

土曜はけっきょく帰ることができなかった。17時作業開始のはずだったのだが、けっきょく作業が開始されたのは午前1時をまわっていたからである。待機して待機して待機して……作業時間は1時間ほど。さて、どのように請求したものだろうか?
そして、今日は東京出張。帰りの新幹線で携帯に着信。顧客がどうしても今日中に連絡を取ってほしいと電話してきたとのこと。ううむ。その件はすでにぼくの手は離れておるのだがなあ。電話したら、もちろんそれは即対応になるわけで。22時すぎに新大阪で新幹線を降り、そのまま会社に戻る。24:00作業完了。またも帰れない。椅子の上で寝るのは、もうかんべんしてほしいのだがな。

2005/06/06

『ブラック・ジャック』karte:30雷雲の中のオペ

『ブラック・ジャック』karte:30雷雲の中のオペ
原作は「曇りのち晴れ」
乱暴だなあ。ホテルの嘱託医師の名字を「藪」にしてしまったのだな。これなら、何度でも劇中で「ヤブ」と言うことができそうなのに、そうはしていない。微妙な表現と言うべきなのだろうか?
今回、キーとなるこの女性を今の医療技術では治療が難しいと設定を変えてありますね。これ、結果としては物語にいい方向で影響していると思いはするのですが、午後7時放映では原作の設定をそのまま使うことはできなかったというのが、まあ真相ではあるのかも。
それにしても、終盤、治療費に関するやりとりに焦点が当たったままで終わってしまったけれど、「藪」医師は大丈夫だったんだろうかな???

2005/06/05

『仮面ライダー響鬼』十九之巻・かき鳴らす戦士

仮面ライダー響鬼十九之巻・かき鳴らす戦士 張り切っているのはわかるのだけれど、轟鬼はちょっとガチガチになりすぎではないですか?日菜佳はこんなガチガチ男のどこがよいのだろう??
一つ、常に平常心で事に当たるべし。
一つ、常に力まず自然体を心がけるべし。
一つ、常に周囲に気を配り視野を広く持つべし。
一つ、常に笑顔を忘れず女性には……やさしく接するべし。
おおおおい、どれもできてないっぽいんですけど……残念!!とか言ってしまった視聴者は、きっと一人や二人ではないであろう。これ、自分で作ったんじゃなく、斬鬼に言われているのだろうなあ。まるで<ウルトラ五つの誓い>みたいです。
一つ、はらぺこのまま学校に行かぬこと。
一つ、天気のいい日には布団を干すこと。
一つ、道を歩く時には車に気をつけること。
一つ、他人の力をあてにしないこと。
一つ、土の上を裸足で走りまわって遊ぶこと。
思わず、唱えたあとに期せずして「郷さーーーーん」とか叫んでしまいそうになるな。
まあそれはさておき、斬鬼と明日夢が再会し、ひとみとトドロキが従兄弟同士だということが周知されるところとなり、一同勢揃いといった感じですね。


2005/06/04

『ウルトラマンネクサス episode34 封鎖-AD2009-』 感想

ウルトラマンネクサスepisode34封鎖-AD2009-
怒涛の展開。前回の変身では瑞生は気づいていなかったのだな。てっきり目の前で変身したと思っていたのに。まあ、そこも今回クリアです。しかも、憐と孤門の会話から……というのがよいですね。瑞生はこういう場合、どちらかを怒ってよしと思うのだが、ショックのあまりか今ひとつそこのところの反応にとぼしい。
「自分が何を為すべきかを考えろ」と消沈した隊員たちに喝を入れる和倉隊長が前回から引き続きいい感じです。そうですぜ。<歯を食いしばって思い切り守りぬけ>だよな、ここは。
対して、せっかく娘と和解しながら、その選択に本当に悔いはないのか、松永管理官!あんたは、目的にこだわるあまりに視野狭窄に陥っているぞ。目的が手段を正当化するという大人の論理が、たまらなく汚く、いやたまらなく悲しく見える。いくら大きな目的のためとはいえ、それじゃだめなんだと見ている子供たちも思ったことだろう。そういうところが心に滲みこむというだけでも、この物語は見る価値があると思うよ。
そして、吉良沢のビジョンに現れたあの黒いウルトラマンは、メフィストでもファウストでもないではないか?なぜに遺跡で暴れておるのか?胸にエナジーコアのあるダークサイドのウルトラマンといえば、ダークザキなんだがな……。

2005/06/03

やっと出社

日曜-水曜と出張だったから、木曜にやっと出社。こういう時にやはり感じるのは、身の置き所がないなということである。とりわけ今は、とあるプロジェクトが佳境に入っていて、総動員体制なのでよけいにそうだ。自分だけが別の仕事をしているというのは、なんだかちょっと心苦しくはある。
などと思っていたら、手が足りなくなったらしく、土曜にヘルプの要請が。15-16時に出社してほしい?いや、まあいいのだけれど、妙に中途半端だな。やれやれ。

2005/06/02

『ふたつのスピカ 2-4 』 (柳沼 行) 感想

4840104409ふたつのスピカ 2 (2)
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-04-23

by G-Tools
4840104689ふたつのスピカ 3 (3)
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-11-20

by G-Tools
4840104905ふたつのスピカ 4 (4)
柳沼 行
メディアファクトリー 2003-05-23

by G-Tools

【感想】
8巻が先月に出たばかりだのだろうか。ということは、これでとりあえず半分、あとの4冊もこのまま続けて買うであろう。こういう時にいつも思うのであるが、じつにもったいない読み方なわけで。一気読みなんかしないで、じっくりとやるべきなんだろうになあ。
1巻の入学試験が面白かったのだけれど、2-4巻に出てくる授業シーンはそんなに特別でもないような気がする。むしろ、地道に地道に努力を重ねるのが大事だといったところなのか?
アスミが入ったかもめ寮がいい感じである。新入社員の頃にしばらくだけいた寮をちょっと思い出した。寮ってまさにこういうイメージだけれど、今でさえこんなのは少なくなってないか?今の学生さんってレオパレスに住んでいるようなイメージが(笑)。でも、きっと20年やそこら経ったとしても、人の生活はそんなに変わるものでもないのかもしれない。「宇宙開発」という未来と「学生生活」というぼくにとっての過去が、微妙に混在しているところがこの話に魅かれる理由なのであろうな。なつかしい未来、というなんだか矛盾した世界がここにはあるのだろう。

2005/06/01

『ふたつのスピカ 1』 (柳沼 行) 感想

ふたつのスピカ  1
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-01
【Amazon】
【bk1】

【感想】
今年の2月から地上波でも『ふたつのスピカ』が放映されています。もうすぐ最終回ですね。『プラネテス』の後番組ということでそのまま見ているわけですが、原作は未読のまま気になっておりました。
宇宙飛行士になるのは大変そうです。きれい事ではすまないですね。でも、そこに辿りつこうとする人間だけが辿りつける。どんなことだってそうですが、それだけは真理でしょう。日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」の墜落事故により母を失った主人公のアスミ他、登場人物たちは皆なかなか複雑な背景があるようです。宇宙を舞台にした華々しい物語ではない分、そこに至る道程が楽しみです。おだやかな画風と扱われているテーマの重さのコントラストがいいと思いました。続けて楽しみに読みたいと思います。

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