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2005年10月の32件の投稿

2005/10/31

『ブラック・ジャック』karte:47 雪原のヴァイオリン

『ブラック・ジャック』karte:47 雪原のヴァイオリン
原作は「ストラディバリウス」
「自分が生きるためには大事なものはいつも身からはなさぬこと」というのがヴァイオリニストのモロゾフ氏の言葉。手術用具さえあれば、モロゾフ氏の指は助かったのでしょうか?しかし、ラストシーンで子供たちの演奏を見守るモロゾフ氏は、じつにいい表情なのでした。為すべきだと自分が信じたことをを為し、自分の人生に満足できているということなのでしょうね。原作のラストシーンは物悲しいものでしたが、それを見事に昇華させたすばらしいストーリーだと思います。

2005/10/30

『仮面ライダー響鬼』三十八之巻・敗れる音撃

仮面ライダー響鬼三十八之巻・敗れる音撃 ひとみの手を取って<たちばな>に向かう明日夢を先回りするため、自転車を必死でこぐ京介。こいつ、いったい何を考えておるのだろうなあ。みどりの提案した合宿にもなぜか参加しておるし。明日夢のような情けない感じのする人間に、自分が内心では劣等感を持っていると認めたくないのであろうね。それこそ情けないことだ。しかし、この合宿所にした学校の校庭って西部劇ではあるまいし……。
あきらが戻ってこないことに悩むイブキ。宗家の人間で、何のきっかけもなく鬼になって、自分には師匠をする資格がない?それが香須美の言う挫折感というものです。ザンキに殴られた理由わかりますか?どんなに痛みがひどくても、黙って耐えるものですよ。それが師匠の美学というもの。ザンキはそのように行動しておるでしょう?師匠のあなたにできることは、あきらを信じることだけなんですよ。
そして、トドロキ。師匠の心がわかりますか?あのように突き放すということは、ザンキはきっと誰よりもきみのことを信じておるのだよ。好対照な師弟だなあ。とても奥が深い。


 


次回は11/13ということで、1回休みです。


 


2005/10/29

『ウルトラマンマックス』第18話 アカルイセカイ

『ウルトラマンマックス』第18話 アカルイセカイ
わはははははは。ええなあああ。こういう、お莫迦な話は大好きである。妙に馬鹿丁寧で、馬鹿丁寧であるがゆえに、ずうずうしさもひとしおなシャマー星人。<地球を支配するので降伏してください>とかって名刺を出すなよ(笑)。「地球をあげます」と言ってくれというメフィラス星人の例もあるけれど、シャマー星人の場合は怒りより先に不快感があるなあ。中年男形態のシャマー星人もいい感じだけど、巨大化したままで寝転んで雑誌を読んでいるところもじつにいいのだ。ラストの「あなたのそばに明るいけどずうずうしい友達がいたら夜に会ってみることをおすすめします」というのが、昔のウルトラみたいで思わずニヤリとしましたよ。
やっぱり人間には夜が必要なんだよな、と思います。でないと、ミズキとカイトもゆっくりデートだって -どうみてもデートですよね- できやしませんもの。

2005/10/28

『ハル』(瀬名秀明) 感想

4167679582ハル
瀬名 秀明
文藝春秋 2005-10-07

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【感想】
『あしたのロボット』を文庫化に際し改題。
ロボットの心とは何かをメインテーマにした連作短編集。
<未来の>じゃなくて<あしたの>なんだなあ、と思う。この物語が書かれた2001-2002年は当然のことながらまだ2003年4月7日は未来に属する日付だった。それいったい何の日だ?と思われる方々もいらっしゃるのだろうか。その日は鉄腕アトムの誕生日なのである。アトムははるかな未来の夢物語なんかじゃなくて、すぐそこまで来ている明日の物語。うん、きっとそういう意味だと思う。
この物語は、そういう半ば架空の明日の世界で、人間とロボットがいかに共存していくかを科学的な視点から見つめているとてもすばらしいものだ。なのに、こんなにも物悲しい感じがするのはどうしてなんだろう?挿入されている「WASTELAND」のせいだろうか?人間が滅び去った世界で<アトム>を探し求めるロボットの少年の物語。切な過ぎます。
どの編もいい感じで、とりわけメインテーマが前面に出ている「アトムの子」はいいのだけれど、それと同じくらいに好きなのが「亜希への扉」です。題名はもちろんハインラインの『夏への扉』のパロディですね。不法投棄された中古ロボットを友として成長する少女とそれを見守るロボットコンサルティングの青年の物語。<これはSF小説ではない><お伽話のようなもの>とわざわざ冒頭に書いてあったりして、そこがまた素敵です。このような友としてのロボットが、いつの日にかぼくたちの目の前に現れるのかもしれません。それが<あした>ではなく、まだしばらくは<未来>の物語になりそうなことが、ぼくには少し残念な気がするのです。

2005/10/27

シャンプーなんかの香り

今月の「月刊アフタヌーン」、『げんしけん』の最終ページ縦欄外に「シャンプーなんかの香りには気をつけてね。もう遅いかな?」と書いてある。

一瞬、なんのことかわからんかったです。記憶力の減退を感じます。もちろん、アニメ『ときめきトゥナイト』のエンディング「スーパーラブローション」の一節ですね。

2005/10/26

骨と間接の日

大阪地下鉄の車内広告に「今日は何の日?」みたいなものがあったので、何となく読んでいたら、誤植が。

10月8日「骨と間接の日」
って、そりゃ<間接>じゃなくて<関節>でしょうに。筒井康隆の「関節話法」の逆ですな。

しかし、なんだって10月8日なのかと思って調べたら、「骨のホは十と八に分けられるから」(日本整形外科学会)だと。うーむ。それで、関節はどうなの?関節が気になるのだよ。

2005/10/25

鳴り響く着メロ

帰宅時の満員電車。鳴り響くオルゴール調の着メロ。隣席の初老の女性の持つ携帯からのものである。
この女性、バッグから携帯を取り出し、着信画面を確認すると、そのまま再びバッグにしまいこんだ。着メロは鳴り続けている。そのままの状態で30秒以上。向かいに座った男性の顔がちょっとムッとした感じ。切れよ!とぼくも思う。
いったん着メロがとだえ、向かいの男性もぼくもちょっとほっとした。と、また1分ほど経ってからまたも鳴り響く。今度は1分以上鳴り続けていた。
どうやら、女性は保留方法を知らないらしい。「もう、うるさいわね」とか言っている。いや、うるさいのは、周囲にいるぼくらなんですけど。マナーモードにするとか、電源切るとか、できないなら思い切って応答してはどう?ハンカチに携帯をくるんで、バッグの奥のほうにしまうとかじゃなくてさ。
でも、ほんとに女性はその電話に迷惑そうな顔だったので、電源を切ってはどうでしょうとは言い出しかねたのでした。世の中、いろんな人がいるもんだ。

2005/10/24

『ブラック・ジャック』karte:46 文化祭の用心棒

『ブラック・ジャック』karte:46 文化祭の用心棒
原作は「帰ってきたあいつ」
本間久美子が文化祭の実行委員長ということで、そのあたりで話が進むのかと思っていたら、なぜかジョーズと絡むのは和登さんである。無理に久美子を出すことはなかったんではないのか?ここしばらく原作通りのストーリー展開だったのだが、この話もそうすると命を軽く扱いすぎるということでああいうラストになったのだと思うが、意外にさわやかな感じでよかったと思います。ジョーズが帰ってきたら、和登といいコンビになるのではと思うのですよ。

2005/10/23

『仮面ライダー響鬼』三十七之巻・甦る雷

仮面ライダー響鬼三十七之巻・甦る雷 「憎しみを忘れるな……憎しみがお前を強くする」とあきらに言うシュキ。間違っている。それは間違っているんだよお、とここで思えるかどうかということだな。まるで、『ウルトラマンネクサス』の溝呂木の台詞のようだと思ったのはぼくだけだろうか?憎むというのと怒るというのは似て非なるもの。ヒビキ言うところの「鬼であるということは鬼であっちゃいけない」ということなんだな。あきらが心の闇から脱け出られるように切に願う。
そして、斬鬼の復活。しかし、変身を医者に止められている原因が原因なだけに、これは朱鬼がらみのこのエピソードだけのスペシャルな復活なのだろうか?シュキはその最期をザンキに看取られて満足であったように思う。ザンキの思いはシュキに確かに届いたと思うのである。弟子が師匠を継ぐとはこういうことなのだ。


2005/10/22

『ウルトラマンマックス』第17話 氷の美女

『ウルトラマンマックス』第17話 氷の美女
重いテーマの話なのに、その重さが伝わってこないのですよね。<氷の美女>が10万年前から人類を審判するために据えられていた存在だとして、なにゆえにそのようなややこしいことをしないとならなかったのか、そのあたりはきちんと盛り込まねばならないのではないかと思う。それに、<氷の美女>とコバ隊員が交感できる理由もなんだかよくわからない。そもそも、コバは彼女のことをどう思っているのかいな?謎はあったほうが美しいけれど、なにもかもを謎にしてしまったのでは、何が言いたいのやらわからなくなってしまうのだよ。
だから、葛藤の末にコバが取った選択に悩む姿が、コバはいったい何になやんでいるのさ、とも見えてしまうのだ。コバは<氷の美女>との交感を通して、彼女の言い分の正さを認めたというの?ぼくには、単にいいなあと思った女の子になんてことしてしまったんだ、と悩んでいるようにも見えてしまう。恋愛絡みのエピソードでないことを表したいために、わざとエリーの反応とか一切ないのだと思うから、もうちょっとストレートな発言をコバにさせてもよかったのではないかと思う。
その悩みの深さ加減が判然としないから、「人類は失敗作なんかじゃない」というカイトの発言もぼけてしまう。それはカイトの意見なのか、それとも人類をなぜだかしらんが守護してくれようとしているマックスの意見なのか。カイトの気休めのように見えてしまうところが、この作品のなんとも惜しいところなのだろうな。

2005/10/21

『フューチャーメン暗殺計画 危機を呼ぶ赤い太陽』 (エドモンド・ハミルトン) 感想

4488637191フューチャーメン暗殺計画 危機を呼ぶ赤い太陽
エドモンド・ハミルトン 野田 昌宏
東京創元社 2005-09-29

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【感想】
『フューチャーメン暗殺計画』のほうの<黒ひげ>のエピソードは、やっぱり読んでいて楽しいと思う。『異次元侵攻軍迫る!』と同じくジョセフ・サマクスンの作だけど、こちらは何の違和感もないです。
逆に、『危機を呼ぶ赤い太陽』はハミルトン作なのだけれど、掲載誌が変っているせいなのか、かなりイメージが違っている。例えば、エズラ・ガーニー司令のジョオンに対する「もしもきみがキャプテン・フューチャーにであっていなければ」のあたりとかがそう。もっとも居心地の悪さを感じたのは、この話が<振動ドライヴ>の開発-つまり『輝く星々の彼方へ!』から十年後であると明記されているところである。こういう単一ヒーロー物で時間の経過というのは、あんまり気にしたことがないので、ちょっとショックだった。ということは、ジョオンって何年待たされているわけだよ……とエズラならずとも心配になってしまう。

2005/10/20

タイムトラベルSF雑感

タイムトラベルSF日本編
タイムトラベルSF海外編
タイムトラベルSF映像編
と整理してみました。けっこう読んだり観たりしているもんです。例えば『タイムトンネル』のように有名でも入手不能なものは割愛しましたし、同じ作者のものをいくつも並べることもやめにしました。あと、忘れているものも多々あると思います。こういう<思い出す>作業も面白いものです。機会があったら、また何か整理してみてもよいかも、と思いました。

2005/10/19

タイムトラベルSF映像編

タイムトラベルSF日本編タイムトラベルSF海外編も併せてどうぞ。

B00005HVBJNHK少年ドラマ・アンソロジー1
島田淳子 木下清 長谷川諭
アミューズソフトエンタテインメント 2001-03-23

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『時をかける少女』をドラマ化した『タイム・トラベラー』の最終回が収録されています。長らく幻の作品となっていたけれど、こうして一部分だけでも観ることができるのはうれしいですね。

B00005HRBL時をかける少女
原田知世 尾美としのり 高柳良一
PI,ASM/角川書店 2000-12-22

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同じく『時をかける少女』の映画化作品。この原田知世バージョンが好きなんですよ。大林宣彦監督の尾道三部作のひとつです。

B00005M6KZNHK少年ドラマシリーズ 幕末未来人 I

アミューズソフトエンタテインメント 2001-08-24

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眉村卓の『名残の雪』をベースにしたNHK少年ドラマシリーズの一作。古手川祐子さんが謎の少女役で出演しております。


B00005LA36NHK少年ドラマシリーズ アンソロジー2
佐藤宏之 稲垣昭三 石橋正次
アミューズソフトエンタテインメント 2001-07-27

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同じくNHK少年ドラマシリーズ。このアンソロジーには小松左京の『時間エージェント』を原作とした『ぼくとマリの時間旅行』が収録されてます。

B00005HKPS戦国自衛隊
千葉真一 夏八木勲 渡瀬恒彦
角川エンタテインメント 2000-08-25

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『戦国自衛隊』(半村良) の映画化作品。「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか」というキャプションが有名。映画は歴史パラドクスをいまひとつうまく扱えておらず、不満が残りました。

B000B6H68M戦国自衛隊1549 標準装備版 (初回限定生産)
江口洋介 福井晴敏 手塚昌明
角川エンタテインメント 2005-12-22

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『戦国自衛隊』の再映画化。前作より映画として面白いです。感想はここに。

B0000DKKVB映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
臼井儀人 原惠一 矢島晶子
バンダイビジュアル 2003-11-28

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しんのすけは、シロが庭に掘った穴から、自分が書いたとしか思えない古い手紙を発見。しんのすけは天正2年にタイムスリップし、ある侍を助けてしまうが……。感想はここにあります。

B00005HVG5映画ドラえもん のび太の恐竜
大山のぶ代 小原乃梨子 肝付兼太
ポニーキャニオン 2001-03-14

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「ドラえもん」といえば、お座敷型タイムマシン。ある意味、日本でいちばん有名なタイムマシンかも。

B000060NEE逆転イッパツマン DVD-BOX 1
富山敬 原えりこ つかせのりこ
ジェネオン エンタテインメント 2002-03-22

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タイムトラベルもののアニメといえばもう一編『タイムボカンシリーズ』がありますが、その完成形態のひとつがこのシリーズ第6弾『逆転イッパツマン』です。いろいろな時代の人に物品をリースする「タイムリース」という発想が面白いです。

B000084TQU時空の旅人
戸田恵子 村田博美 岩田光央
ビデオメーカー 2003-02-25

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眉村卓の『時空の旅人』をアニメ化したもの。キャラクタデザインは萩尾望都で、主題歌は竹内まりあ「タイムストレンジャーズ」 公開館数が少なくて、わざわざ神戸まで見に行った思い出があります。

B0009Q0JO2タイムマシン 特別版
ガイ・ピアース H・G・ウェルズ サイモン・ウェルズ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-07-29

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ウエルズの『タイム・マシン』をほぼ原作通りに映画化したものです。

B000793D94新・猿の惑星
ロディ・マクドウォール ドン・テイラー キム・ハンター
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-02-18

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『猿の惑星』シリーズはタイムパラドクスと切っても切れないですが、特にこの第3作はそうですね。第1作の衝撃のラストシーンももちろん好きですが、この第3作はシリーズ中もっとも好きですね。

B00078RT3Gフィラデルフィア・エクスペリメント〈デジタル・リマスター版〉
マイケル・パレ スチュワート・ラフィル ナンシー・アレン
ジェネオン エンタテインメント 2005-02-25

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軍の実験の失敗で未来に飛ばされてしまう主人公たち。この映画は面白かったです。ラストシーンがじつに印象的でした。

B00006C225タイム・アフター・タイム
マルコム・マクドウェル デイビッド・ワーナー メアリー・スティーンバージェン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2002-09-06

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ウエルズが実際にタイムマシンを作成していて、それを切り裂きジャックが盗むというもの。これに出てくるタイムマシンはクラシカルでいい感じなんですよ。

B000A1ED3Oタイムコップ
ジャン=クロード・バンダム ピーター・ハイアムズ ミア・サーラ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-08-19

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ジャン=クロード・バンダムの映画はストーリーが単純なものが多いけど、これは時間警察もので凝ってます。ラストシーンは素敵だけれど、パラドクス処理が不十分でちょっと納得できない気も。

B00081U4P2バック・トゥ・ザ・フューチャー
マイケル・J・フォックス ロバート・ゼメキス クリストファー・ロイド
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-04-08

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デロリアンはもはやタイムマシンの代名詞ですね。何度観ても面白いです。

2005/10/18

タイムトラベルSF海外編

タイムトラベルSF日本編タイムトラベルSF映像編も併せてどうぞ。

4150103453夏への扉
ロバート・A・ハインライン
早川書房 1979-05

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415010624X時の門
ロバート・A・ハインライン
早川書房 1985-08

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たくさんあるドアのどれかが夏につながっていると信じる猫のピート。そして、また主人公も夏への扉を探していた。定番中の定番です。
そして、ハインラインといえば忘れてならないのが「時の門」。広瀬正がこの作品を解析した「時の門を開く」を書いたのは有名です

4150200262ゲイルズバーグの春を愛す ハヤカワ文庫 FT 26
ジャック・フィニイ 福島 正実
早川書房 1980-11

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4042735010ふりだしに戻る〈上〉
ジャック・フィニイ 福島 正実
角川書店 1991-10

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『ゲイルズバーグの春を愛す』の表題作も時間テーマですが、なんといっても「愛の手紙」は佳品。長編『ふりだしに戻る』もすですが、フィニイ作品の過去に戻る方法はじつにノスタルジックでユニークです。

4488607055タイム・マシン
H・G・ウェルズ
東京創元社 1996-04

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80万年後の世界を訪れた時間旅行家を待っていた奇妙な体験。タイムマシンの歴史はここに始まったと言って過言ではないでしょう。

415010526X逆まわりの世界
フィリップ K.ディック 小尾 芙佐
早川書房 1983-01

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ディックといえば、そのものずばり『火星のタイムスリップ』という長編がありますが、時間が逆に進み始めた世界を描いたこれがぼくは好きです。

4150401187アーサー王宮廷のヤンキー
マーク・トウェイン 小倉 多加志
早川書房 1976-05

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なんと、マーク・トウェインも書いているのです。アーサー王の時代に技術者がタイムスリップし、魔術師マーリンに対抗して活躍するという痛快な作品です。

4102325018リプレイ
杉山 高之 ケン・グリムウッド
新潮社 1990-07

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感想はここに。人生やり直しものです。

415207955X復刻 S‐Fマガジン〈No.1‐3〉
S‐Fマガジン編集部
早川書房 1995-10

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人生やり直しものというと、マッキントッシュの「第十時ラウンド」という短編が好きです。女性の愛を得るために人生を十度やり直す男の話。昔コバルトから出ていた風見潤編の『魔女も恋をする』というアンソロジーに入っていました。「復刻 S‐Fマガジン〈No.1‐3〉」に収録されてますが、入手は困難かも。

4150112215タイム・シップ〈上〉
スティーヴン バクスター Stephen Baxter 中原 尚哉
早川書房 1998-02

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H・G・ウエルズ『タイム・マシン』の公認続編。感想はここです。

4488637140透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4>
エドモンド・ハミルトン 鶴田 謙二 野田 昌宏
東京創元社 2004-12-18

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おなじみフューチャーメンが、木星の大接近により壊滅の危機に瀕した惑星カタイン(現在のアステロイドベルト)を救助するため、遥か1億年の昔へとタイムトラベルする痛快な作品。

2005/10/17

『ブラック・ジャック』karte:45 笑い上戸の同級生

『ブラック・ジャック』karte:45 笑い上戸の同級生
原作は「笑い上戸」
BJの回想という形で進む。「間黒男」というBJの本名がアニメとしては初めて明かされる。また、彼と母親を捨てて去っていった父親が後姿とはいえ原作通りにワンカット挿入される。「えらばれたマスク」もやってほしいなあ、と切に思う。
ところで、冒頭でピノコと写楽が、ほんとうに楽しそうに漫画を読んでいたから、そしてそのギャグがゲラの書いていた漫画と同じだったから、ぼくはこの話のラストは変えるのだと思って見ていました。BJを医師にした重要なエピソードのひとつだけれど、このラストシーンは切ないもの。友達っていいものだなあ、と心から思えるけれど、切ないもの。でも、原作通りです。いつもは原作とちがう!と文句をたれているのに、と言われるかもしれませんが、ゲラには生きていてほしかったと思います。それとも、ゲラには生きていて欲しかったという気持ちをBJと共有できるから、やはり原作通りで正解なのでしょうか。切ないなあ。

2005/10/16

『仮面ライダー響鬼』三十六之巻・飢える朱鬼

仮面ライダー響鬼三十六之巻・飢える朱鬼 吉野の神社から盗まれた鬼の鎧って、どうみたって『変身忍者嵐』なんですけど。前回の予告見た瞬間に思わず「吹けよ嵐、呼べよ嵐」とか唱えませんでした?ぼくは唱えてしまいました(笑)。あっさり鎧が壊れてしまって、とても残念です。次回も見たかったな。
朱鬼が「鬼をやめさせられた」というところが気になりますね。その時に斬鬼と何があったのかももちろんですけれど、「鬼であるってことは、鬼であっちゃいけないってことかな」というヒビキの発言とも絡んでおるのだろうなあ。思うに、人であるか魔であるかを分けているのは、単に心ということですよね。仮面ライダーとショッカー怪人の差は人の心を持っているかどうかということ。これは大事ですね。響鬼の世界では、あえて鬼となって魔を降す力を得るわけだから、心まで鬼に染まってはいけない、こういうことなのでしょう。
そのあたり、イブキは「いずれわかること」とあきらを諭しておりますが、なかなか悟るのは難しい真理なのではないでしょうか?怒りは大事だけれど、正しく怒らねばならない。ひさしぶりに、この作品が『仮面ライダー』を継承しているのだということを強く感じましたよ。
あと、京介がどう話に絡んでいるのか、ますます判らなくなってきました。物語の進行に彼が必要なようには、どうも思えないのだけれどね。


2005/10/15

『ウルトラマンマックス』第16話 わたしはだあれ?

『ウルトラマンマックス』第16話 わたしはだあれ?
三池崇史監督が前回に続いてやってくれました。前回の第三番惑星の奇跡とはちがってノンストップ爆笑ストーリーです。まずは、冒頭。団地のシーンから始まります。子供のことを忘れているらしく等身大の赤ちゃん人形をあやしている主婦。と思えば、鳥かごには、これまた明らかに人形だとわかる九官鳥が「しゃべらなくなったんですって」とか言われている。それでも団地からってことは、少しはセブン47話「あなたはだあれ?」を意識しておるのかなあ、とちょっとは冷静に見ていたのですが、タマ・ミケ・クロが基地近くに現れるあたりになると、もうだめ。爆笑です。
ダッシュ・マザーはいつもより多く回しております状態。メカの操縦を忘れてしまった隊員たちの、いちいちなオーバーアクトに腹をかかえます。とりわけ、コバだよなあ。発進ゲートめがけてミサイル誤射するわ、ダッシュバードを怪獣に突き刺すわ、しかもミサイルと間違えてイジェクトボタンを。いやあ、最高。
そして、隊員たちが慌てふためくうちに、トミオカ長官がカレーライスを持って作戦室に。カレーライスだよ。カレーライス。もう、次に起こることを考えると笑いがこみあげてきます。で、スプーンを持った手を上げるのかと思ったら、逆の手だしなあ。このギャグ、いったい、どれほどのオールド・ファンを喜ばせたのだろう。
で、カイトはカイトで、変身しようと変なポーズをとり続ける。とどめは「命」のポーズだよ。いやあ、まったくなんなんでしょう。しかも、偶然に変身できたあと、マックスはマクシウムカノンの撃ち方を忘れておるわ、マクシウムソードは頭から外れて水の中に落とすわ。何度も言うけど最高。新マンの第48話「地球頂きます!」のヤメタランス以上の脱力感です。
そういうドタバタでC調な雰囲気の中、アンドロイドのエリーだけが妙に冷静なのが、これまた笑えます。でも、後半は明らかにキレてましたよね。煙吹いて怒っておるよ。もう、腹の皮がよじれます。
サゲはやっぱりコバで身体に海草をひっつけたままで「おれは仲間じゃないんだな」。隊員一同「あ、忘れてた」ちゃんちゃん。いや、これは前回とはまた別の意味でウルトラシリーズに名を残す傑作です。

2005/10/14

タイムトラベルSF日本編

掲示板でJINさんよりご質問があったので、気に入りのタイムトラベルSFということで何冊かあげてみます。

タイムトラベルSF海外編タイムトラベルSF映像編も併せてどうぞ。

4087504913マイナス・ゼロ
広瀬 正
集英社 1982-01

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4087505359タイムマシンのつくり方
広瀬 正
集英社 1982-07

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入手困難かもしれないけれど、やはりタイムトラベルといえば広瀬正を抜きにしては語れません。『マイナス・ゼロ』はタイムトラベルものとしては、未だぼくの読んだ中ではNO1の地位を占める作品。昭和初期の情景がノスタルジックです。また、氏のタイムトラベルへのこだわりを表した短編の数々を楽しめる『タイムマシンの作り方』には、ハインラインの「時の門」を解析した「時の門を開く」も収録しています。

4894563061時をかける少女
筒井 康隆
角川春樹事務所 1997-04

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理科室に漂うラベンダーの香りは有名ですね。何度も映像化されておりますが原作は格別ですよ。

4894564769時の顔
小松 左京
角川春樹事務所 1998-12

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小松左京の代表的タイムトラベル短編がみっつ入った短篇集。奇病に罹った親友を救うため江戸時代にタイムトラベルした若者を待っていた数奇な運命を描いた表題作。ユーモラスでパラドクシカルな「痩せ我慢の系譜」や「御先祖様万歳」。そして、第二次大戦が終結していなかったらというifを描いた「地には平和を」など。
4041375339戦国自衛隊
半村 良
角川書店 2005-01

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突如、戦国時代にタイムスリップしてしまった自衛隊。<現代>という<戦い>のない時代から戦いが日常である時代に送り込まれた自衛隊の葛藤を描きます。「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか」というキャプションは、この原作にこそふさわしいです。
4041357101思いあがりの夏
眉村 卓
角川書店 1977-06

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4041357314時空(トキ)の旅人―Time stranger (前編)
眉村 卓
角川書店 1981-06

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眉村卓でいちばん好きなタイムスリップものが、この『思いあがりの夏』に入っている『名残りの雪』です。新選組をテーマにした佳品です。『時空の旅人』は同題名でアニメ映画化されました。原題は『とらえられたスクールバス』です。

4041383676新幻魔大戦
平井 和正
角川書店 1987-03

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『幻魔シリーズ』では番外編的とも言える。破滅に瀕した世界から、幻魔に対抗しうる超能力者の家系を生み出すために、タイムリーパーお時が江戸時代まで遡行し、魔人由井正雪と対決するというストーリーです。

4894566508退魔戦記
豊田 有恒
角川春樹事務所 2000-02

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モンゴルに征服された未来の日本から、歴史の分岐点となる「元寇」に「退魔船」でやってきた未来人と武士たちの戦いを描いてます。パラドクシカルで楽しめます。

4199050515チョウたちの時間
山田 正紀
徳間書店 2001-04

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哲学的でさえある佳品です。「時は流れると汝は言うのか さにあらず 時はとどまり われらは過ぎ行く」ですね。

4257790539新編クロノス・ジョウンターの伝説
梶尾 真治
朝日ソノラマ 2005-07

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泣けます!『クロノス・ジョウンターの伝説』の感想はここです。

4062645971地下鉄(メトロ)に乗って
浅田 次郎
講談社 1999-12

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意外に思われるかもしれませんが、浅田次郎作品にもあるのですよ。感想はここです。

4043405065八月の博物館
瀬名 秀明
角川書店 2003-06

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これも、切なくすばらしい作品です。感想はここに。

4062751666時生
東野 圭吾
講談社 2005-08-12

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これも捨てがたいですね。感想はここです。

4591084957時空の旅
星 新一 アーサー.C.クラーク
ポプラ社 2005-02

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「ポプラ社SFセレクション」 の一冊。子供向けのアンソロジーですが、いいラインナップです。星新一の「午後の恐竜」が入っているところがにくいです。

4167164051緋(あか)い記憶
高橋 克彦
文芸春秋 1994-10

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高橋克彦氏といえば歴史物が有名なのでしょうが、この「緋い記憶」に始まる<記憶シリーズ>がぼくは好みです。読むと悪夢を見そうですね。二編目の「ねじれた記憶」が秀逸。感想はここです。

4061485733坊っちゃんは名探偵!―夏目少年とタイムスリップ探偵団
楠木 誠一郎
講談社 2001-12

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ぼくは未読なのですが、上の息子によるととても面白いシリーズのようです。このシリーズ第1作の影響で、上の息子は漱石の『坊ちゃん』を読んでしまいましたよ。

『時間怪談』は井上雅彦編のアンソロジー『異形コレクション』の一冊。感想はこちら

4087745856ねじの回転―FEBRUARY MOMENT
恩田 陸
集英社 2002-12

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ここ数年で読んだ中ではこれがいちばん凄いと思います。感想はここです。

4592883187バビロンまで何マイル?
川原 泉
白泉社 1997-12

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ノームを助けたことから、ノームの指輪を手に入れた仁希と友里。ふたりは指輪が光るとタイムスリップしてしまうように。最初はいつものおとぼけ調なのが、チェーザレ・ボルジアの時代のあたりは、かなり深刻なお話に。

4062607182時の行者 (上)
横山 光輝
コミックス 2000-02

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ずいぶん昔に読んだので、ストーリーはうろおぼえですが、横山SFの代表作のひとつですね。

4091218571高橋留美子傑作短編集―〈保存版〉るーみっくわーるど (2)
高橋 留美子
小学館 1995-02

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『犬夜叉』を入れるべきなのかもしれませんが、初期作品「炎トリッパー」が入っているこの作品集を。

419830064Xノリ・メ・タンゲレ―私にふれるな
道原 かつみ
徳間書店 1990-05

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『銀河英雄伝説』のコミック化や『ジョーカーシリーズ』が有名な道原かつみですが、これはタイムトラベラーを絡めてキリスト-神をテーマにした濃厚なSF作品です。

2005/10/13

『グイン・サーガ104湖畔のマリニア』(栗本 薫)

4150308187湖畔のマリニア グイン・サーガ(104)
栗本 薫
早川書房 2005-10-07

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【感想】
そして再び始まるグインとマリウスの旅。新しい物語が始まる予感がいたします。表紙でマリウスの操る舟に乗っている女性。そうです彼女です。こういうタイミングで出てくるとは思いませんでした。ほんとに長い長い時間の果ての再会です。しかも、スーティ登場。いつもながらのマリウスの行動に苦笑しながら読みました。この人はほんとうに自分に正直です。浮かれ気分のマリウスですが、<<風の騎士>>は彼の正体を知っているっぽいですね。この人物と<<光団>>の目的はいったい何なんでしょう?

2005/10/12

情報処理試験直前勉強会

情報処理試験直前の最後の勉強会……のはずなんだが、仕事が立て込んできたのであろう、まったく人が集まらず。いや、べつに受けるのはぼくじゃないからいいのだけれどね。
新人君の「やるんですか?」という返答には脱力しましたですよ。せっかく、会社公認で勉強してよいという機会を与えられているのだから、大いに活用するべきだと思うのだけれどちがうかね?そうやって、だんだん仕事のせいにして、勉強しなくなるんだよ。経験からいってそうだと思う。
でもなあ。それは、仕事を言い訳にしてるだけでしょう。仕事が夜中までかかろうが、やる奴は何がなんでもやるわけさ。まあ、やったからといって、報いられるかといえば、そうとは限らないところが、なんともはやだがな。
まあ、とにかく健闘を祈るよ。

2005/10/11

『τになるまで待って』 (森 博嗣) 感想

4061824511τになるまで待って
森 博嗣
講談社 2005-09-06

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【感想】
なんなのだろう。この、目の前がまるで見えない感じ。とりあえず、どうして「Gシリーズ」という命名なのかについてはあいかわらずよくわからない。<伽羅離館>の頭文字はGだけど、何か関係あるのか?それとも、単に「ギリシア文字」ということか?
無理にカテゴライズすれば「館物」ということになると思うのだが、被害者が自称「超能力者」ではなあ。ちなみに題名は、被害者が殺される直前に聴いていたと思われるラジオドラマらしい。
本筋の謎は例によって読み飛ばしてしまう。というか、あまりに森博嗣らしい結末だったので、ちょっと笑ってしまったのだが、ネットで検索してみると、多くの人が大真面目に論評している。もしかして、笑ってしまったぼくの感覚はどこかおかしいんだろうか?
サイドストーリー的に気に入った部分は「はい、シャツ」のあたり。つまり、シャツは着ていなかったということだね。あと、「トースタが二つあればよかったんだわ」のあたり。やはり、凡人とは発想が違う。まあ、確かにその通りなのだが、ふつうそうは考えないでしょ?らしいなあ、と思う。睦子叔母ではないが「がんばってね」と思う。どのあたりをがんばれば、犀川の気に入るのかははなはだ疑問だがなあ。
そして、キーになるのは赤柳なのか。真賀田四季がらみの話はどこに着陸するのだろうね。

2005/10/10

『ブラック・ジャック』karte:44 ピノコ誕生

『ブラック・ジャック』karte:44 ピノコ誕生
原作は「畸形嚢腫」
ピノコの誕生はBJの中では重要な部分を占めるエピソードである。「ピノコは先生の奥さん」とか「ピノコは18歳」という発言の真意はこのエピソードのあるなしでは、まったく変わってしまう。でも、午後7時台でよもやこの話をそのままやるとは思ってませんでしたよ。すばらしい。
これで、ピノコの生誕や不安定な身体というハンデを扱ったエピソードも登場してくることになるのだろうかな?ピノコが初めてBJの助手をつとめる「ピノコ再び」、「畸形嚢腫」の後日譚「ピノコ生きてる」と「おとずれた思い出」、他にもいろいろありますね。とりわけ「おとずれた思い出」は味わい深い作品だと思うので、ぜひ映像化してほしいです。

2005/10/09

『仮面ライダー響鬼』三十五之巻・惑わす天使

仮面ライダー響鬼三十五之巻・惑わす天使 それぞれの恋模様で、それぞれに不調な轟鬼、威吹鬼、そして明日夢。ヒビキが無神経かというと、やっぱり無神経なんだろうなあ。しかしながら、「恋の地獄にいる」と日菜佳に言えだなんて無線でトドロキに指示を出すザンキよりも、まあ信じるには値すると思います。しかし、物陰から告白の台詞を指示するだなんて、まるで『シラノ・ド・ベルジュラック』みたいだなあ。いや、ザンキは「それこそ鬼のように」数々の女性を愛してきたのだから、シラノではないけれどね。
けっきょくのところ、ヒビキのアドバイスがいちばん的を射ているわけだ。トドロキはトドロキのできることをトドロキらしくやればよいのよ。それが、うどんを打つという、わかったようなわからんようなホーム・バースデー・パーティであっても、前回のような気取ったものよりはずっとよい。
しかし、日菜佳さんよ。「ヒカリモノ」というのはお寿司を食べたいということだったのかね。それはまた、それこそトドロキにしか通じんような謎かけだわさ。祭りのシーズンだからして、彼女のイメージしてるのは鯖寿司かなにかなんだろうか?それとも秋刀魚とかな。前話で日菜佳が「ヒカリモノ」を望んだというので、彼女もふつうの女の子だったのかとちょっと幻滅したのだが、そういうオチなのだね。まことに奥深く玄妙なるは男女の道というか、つまるところ、このふたり、いいカップルだということだなあ。トドロキくん、ものは鰹で当たらずとも遠からずだったのだよ。あとは雰囲気、それも君らしい雰囲気が大事ということだ。


2005/10/08

『ウルトラマンマックス』第15話 第三番惑星の奇跡

『ウルトラマンマックス』第15話 第三番惑星の奇跡
なんだかわからない饅頭のような物体をいきなり焼却しようとするダッシュ。ヨシナガ博士さえも登場せず、もうほんとにういきなりです。そして、その報いは如実な結果となってあらわれるわけですね。
視力を失った少女アッコが演奏会に参加しようとしていた公会堂を守ろうと奮闘するミズキ隊員、しかしその努力は空しく、またマックスすらも完全生命体イフに為す術がありません。ふたりの行動は、なんだか公共の福祉という観点からするとどうだろう、とふと思ったのですが、後半の展開を見てそんなことはどうでもよくなりました。このミズキの必死さが、見事に後半に対応しているのですから。
夜になり、イフはマックスから吸収したマクシウムカノンの能力で街を焼き払っていきます。誤解を恐れずに言えば、もはやアッコを除いては避難も完了したのか人っ子ひとりいないこの街の炎上シーンが、とても美しいです。崩れ落ちた黒い街を見えない目で裸足のまま歩いていく少女。そして、少女が吹くショパンの「別れの曲」のピッコロの音色に感応して、イフが形態を変化させていく様子は、まさに絶品です。攻撃を受ければ、その攻撃をすべて自分の能力としてしまう完全生命体イフは、少女の真摯な演奏に自らを黄金色に輝く楽器と化していく。その顔は、少女の心をうつしているのか、まるで天使のような変化を遂げています。そして、少女とミズキを乗せた車をてのひらにしたマックスに導かれ地球を去っていく。
いままで、かなりマックスには辛い感想を書いてきたけれど、これはいい。泣けました。すばらしい作品です。マックスの戦闘シーン的には不満が残るのかもしれませんが、秀逸なストーリーは今までのものよりも頭ひとつ抜けています。ある意味、力の正義の否定ですが、DASH隊長をして、「いつかDASHがなくなる日がくれば」と言わしめる、本当の平和ってなんなのさということを感じさせてくれた物語でした。

運動会

下の息子の幼稚園の運動会。朝から激しい雨が降っているけれど、幼稚園の運動会は体育館の中で行われるので予定通りである。下の息子は年長さんなので、プログラムのほとんどが出番という忙しさ。まあ、朝から始めて、午後早くには終わり、お弁当もないのだけれどね。親子競技には、なざか下の息子の希望で上の息子が参加。ニョーボやぼくでは勝てないと思ったのか(笑)。
けっこう早くに帰ってきたのだけれど、今週はかなりハードだったせいか、ぐったりと寝入ってしまう。気がつくと夕方という有様である。夕飯だけ食べてまた眠るというていたらく。

2005/10/07

もうだめだ

昨日ふらふらになったので、10時に出社。出社後すぐに仕様書レビューのつもりだったが、まあ、そう予定通りにはいかない。けっきょく午後3時すぎまでかかる。そのあと、電話をかけまくり、メールを出しまくる。それしかしてないのに、午後6時。そこから8時前まで会議である。会議が終わって自席に戻ってみれば、もはやほとんど人がいない。どうやら、複数の飲み会が重なって、皆早々と帰ったらしい。ほんとうは、今日中にやっておきたい仕事があったのだけれど、とてもではないけれど、そういう気分になれない。日曜か月曜に出社することにして退散。

2005/10/06

出張3日目

出張している時に限って揉め事が起こるのはどうしてなのだろう。しかも遠隔地で。やっぱり会社から携帯電話を貸与してもらったほうがよいのだろうか?こんなことに個人の携帯を使っていたら、いくらなんでも電話代がかかって仕方ない。かといって、貸与された電話に頻繁に電話がかかってくると、それはそれでノイローゼになりそうだしな。以前に「貸与するからちょっと待っていて」と言われたのだが、そのあと音沙汰がないので黙っているわけだが、やっぱりそういうわけにもいかないか。憂鬱である。

2005/10/05

出張2日目

けっこう遅くまで仕事。そのあと、本社から来てもらっている方々と飲み会。仕事関係の飲み会は、はっきり言えばかなり苦手なので、できれば遠慮申し上げたい。でも、出張先だし、いつもの「遠距離通勤なので」は言い訳に使えない。まあ、気心の知れた面子なので、そこのところは救いか。
しかし、思うのだが、もはや酒を飲む体力すら自分に残っていないことに、今さらのように驚くよ。

2005/10/04

出張1日目

いつもの広島方面への出張。ある意味、山場である。でも、ほんとうは、自分の部署の仕事を優先させたいのだけれどなあ。本社からも人を呼んでいる手前、そうは言えないところが辛い。

2005/10/03

拝み倒すしかない

明日から3日間出張なので、事前に打てる手は打っておく。いや、打ったつもりなのだけれど、手数が少なすぎるかもしれないな。この状態で3日も留守にするのはどうかと思うのだが、自分ひとりでできることなど何もない。あちこち拝み倒すしかないのだけれど、なんだか疲れてしまったよ。

2005/10/02

『仮面ライダー響鬼』三十四之巻・恋する鰹

仮面ライダー響鬼三十四之巻・恋する鰹 昨日が「恋するキングジョー」で、今日は「鰹」ですかいな。ううむ。なんだか、とてもC調な展開になっているのが、とっても気になるなあ。恋は大事だけれど、それを仕事に持ち込んじゃいけませんよ、トドロキ君。若いなあ。だいたい、無理しすぎです。身の丈というものを考えましょうよ。日菜佳はべつにトドロキに格好よくなって欲しいと思っておるわけではないと思う。そういう常識的な人だったら、だいたいトドロキとつきあったりしないでしょうに。しかし、なんでもいいけれど、なんだって鰹なんだろうな?


2005/10/01

『ウルトラマンマックス』第14話 恋するキングジョー

『ウルトラマンマックス』第14話 恋するキングジョー
題名に偽りありというか、べつにキングジョーが恋してるわけじゃあ、もちろんないです。恋をしているのは夏美なのか、はたまたミズキなのか。「相棒にことわりもなく休暇をとるなんて」などとひとりごとをつぶやいてみるミズキですが、その口調は相棒に対するものじゃなかろうになあ。
キングジョーといえば、ペダン星人のロボットだったはずですが、なぜか今回はゼットン星人に操られております。前回の「ゼットンの娘」からお話が続いておるわけですが、前回の感想にも書いたようにゼットン星人の侵略のポリシーというか、そういうものがさっぱり見えてきません。
そして、なぜだかストーリーの大半は、夏美の日常の下町風景が延々と映し出されます。前回は、「ハリケンブルー」に目がくらんでしまったけれど、よくよく考えればこの情景は『ウルトラQ darkfantasy 小町』なのですね。「小町」も長澤奈央なんだよなあ。ビデオテープの山をひっくりかえして、もう一度見よう。
できれば、『ウルトラQ darkfantasy』もDVD欲しいんだけれど、なかなか手が出ないでいるのですよ。

B00031YACUウルトラQ~dark fantasy~case9
特撮(映像) 袴田吉彦 遠藤久美子
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2004-11-25

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