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2006/03/05

『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』 感想

『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』を家族で見てまいりました。
壮大だなあ、というのがまずは正直な第一印象です。違和感のないCGでナルニアをよくもここまでと思うまでに描き出しております。言葉を発するライオンの王アスランも、意外にすんなり受け入れられました。最初に空襲のシーンから始まったのには、ちょっとびっくりしましたが。
しかしながらですよ、ここで苦言を申さねばなりません。その昔、原作を読んで心に描いたあれこれとは、やっぱりなんだかちょっと違うのですよ。ナルニアというのは、『指輪物語』と比べるとさらにお伽話めいていて、やはり読者の数だけイメージのある作品なんじゃなかろうかなあ、などと思ってしまう次第なのです。ライオンがしゃべる。フォーンがこちらにやってくる。冬のナルニアに街灯がポツンと灯っている。魔女が迫ってくる。そういうあれこれについて、やっぱり行間を読んでボーッとするのがより正しい読み方なんじゃなかろうかな、と。そして、できれば、ルーシーになりきって旅をするように読むのが正しい読み方なんじゃなかろうかな、と。いや、映画はとてもすばらしかったのですが、そういう意味ではちょっと派手すぎたのかもしれないです。
さて、ところで、「ナルニア、ナルニア」と唱えると、新井素子の『おしまいの日』を思い出してしまうのは、ぼくだけでしょうか?そうですか、『扉を開けて』ではなく『おしまいの日』なのが、ぼくらしいですか。あれは新井素子作品のうちでもっとも身近にあって、もっとも恐ろしいものです。映画を見てから、つい読み返してしまい、精神的にえらい目にあいました。映画の感想とはまったく関係ないですが、まあ蛇足ということで。

B000ICLRV6ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 4Disk エクステンデッド・エディション
C・S・ルイス アンドリュー・アダムソン ジョージー・ヘンリー
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-12-06

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4001140349ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
C.S.ルイス 瀬田 貞二 C.S. Lewis
岩波書店 2000-06

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4101426031おしまいの日
新井 素子
新潮社 1995-04

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408600495X扉を開けて
新井 素子
集英社 2004-10-01

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