【読書】2007年の読書遍歴

2007/07/04

『ラブ★コン 1 ~ 8』 (中原 アヤ) 感想

帰宅時間が0時すぎ頃と遅いぼくは、深夜アニメを観るのが趣味だったりします。録画していてもけっきょく時間がなくてそのままにしたりしてしまうので、リアルタイムで2時3時にアニメを観るわけですよ。まあ、平日にずっとそんなことをしているわけにもいきませんが、土曜の夜はこころおきなく鑑賞することができます。
4月から関西では土曜深夜に放送している『ラブ★コン』というアニメも、そういう感じで偶然に観たのですが、これがとっても面白い。昔から少女漫画はけっこう好きなのですが、それにしても40歳もすぎたというのにSFでもホラーでもないマーガレット・コミックスを買ってしまうとは。いや、でもどうしても読みたかったのですよ(笑)。原作は何年も前から連載されているし、映画にもなているようだし、女の子たちに言わせれば何を今さらという感じかもしれませんね。
「ラブ★コン」は"Lovely Complex"のこと。172cmと背の高い女の子・小泉と156.2cmと背の低い男の子・大谷の関西系ノリ・ツッコミに満ちたラブコメディです。コメディが面白いのはもちろんですが、自分が考えていることを自分ではない誰かに正確に伝えることの難しさについて、けっこう考えてしまったですよ。
とりあえず8巻まで買いましたが、小遣いが入り次第に続きを読みたいです。

2007/07/03

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 15 オデッサ編・前』 (安彦 良和) 感想

「ぼくは…あなたの全部が好きというわけじゃありません。でも今日までいっしょにやってきた仲間じゃないですか」というのはカイがホワイトベースを離れる時のアムロの台詞です。相手がカイじゃなかったら、殴られるような気もします(笑)。でも、アムロがこのあたりで人を気遣うのってめずらしいような気がして、印象に残るシーンです。今巻はほぼオリジナル通りの展開でしょうか。欲を言えば、ミハルがああいう仕事をするようになった事情とかも知りたかったな、と思います。

『仮面ライダーSPIRITS 12』 (村枝 賢一) 感想

ゼクロスのきりもみシュートも良かったですが、今回はやはりV3です。「こいつが俺の…力と…技と…命のベルトだ!!」V3、かっこよすぎです。ダブルタイフーンが破壊していく状況での23話冒頭。「仮面ライダーV3ア!!」の迫力もすごい。V3の絶叫が音声となって頭の中に響いてくる感じですよね。SPIRITSもすでに12巻ですが、まったくテンションが落ちないのがすごいです。このあと風見はどうなってしまうのか?ますます目が離せませんね。

『鋼の錬金術師 16』 (荒川 弘) 感想

4月に出た時にすぐに買ったのだけれど、その時財布には500円玉が1個あるだけという、社会人としてはなんとも寒々しい状況だった。小遣いは本を優先に使いたいのだけれど、先般のような仕事の状況だとなかなかそうもいかない。どうしても食べ物を買うのが優先になってしまうなあ。

それはともかく。話が番外編的なイシュバール前後の事情から現在時制に戻ってきたのはよいのだけれど、今度はそれとは違う意味で横道に入り込んだような気がしますね。まあ舞台が北に移って序盤ですから、横道と判断するのも早計なのかな?ここからどういうふうに展開していくのか、次巻を待ちましょう。

2007/06/07

『ふたつのスピカ 12』(柳沼 行) 感想

時に、人生はとても残酷なものです。いや、残酷なことが起こるのが人生だと言ったほうがいいのでしょう。いろいろあっても、アスミのお父さんのように「上を向いて歩いていける」そんな人間でありたいと思います。

でも、物語の展開上、彼がそうなるであろうことは予測していたけれど、やっぱりあまりに突然でした。彼は自分で承知していたのだろうな、と思えるシーンもこれまで多々あったし……。これから、いったい、どうなるんだろう?

そして、それ以上に今回ショックだったのは、「キレイな色」の一件です。考え込んでしまいました。「空が美しいと気付いたら誰だって上を向いて歩く」というアスミのお父さんの言葉と対になっているのかな。空を美しいと思うにも、強さは必要なのでしょうか?

『ウルトラマンSTORY0 4』 (真船 一雄) 感想

前巻末で誕生したタロウの活躍がないのは残念だけれど、第十八話「囚われの街」は、なんとあのバラージが舞台ではないか。後半が次の巻なのでなんともいえないけれど、ノアの神が生まれた背景をどのように描いてくれるのか興味深いですね。期せずしてなのかわざとなのか、『ウルトラマン THE FIRST』もバラージのエピソードで切れてます。後半を読み比べるのが楽しみです。

『アクマくんにお願い』 (日渡 早紀) 感想

昔読んでいた「アクマくんシリーズ」が文庫化されたので、買ってみました。途中、忘れているエピソードなんかもあるなあ、などと懐かしく。で、最後はどうなるんだっけ?最終巻は何だっけ?とか考えていたら、あとがきによると未完だとのこと。ううむ。未完でもいいんで、昔コミックスで出ていたところまでは文庫化してほしいもんです。『星はすばる』なんかもそうですけど、作者の初期作品は登場人物が皆とてもまっすぐで、いじらしい感じがするのですよね。


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『1ポンドの福音 vol4』 (高橋 留美子) 感想

もう完結しないのかと思っていましたよ。こうして最終巻を読むことができるのはとても嬉しいです。ぼくとしては減量下手なボクサー畑中にいたく共感をおぼえます。あと何冊かかけてシスターにはもっと悩んで欲しかった気もするんだけれど、ともあれ子羊たちに祝福あれ。(2007年3月)

2007/04/10

くつだけが帰ってくる

『モモちゃんとアカネちゃん』という本をご存知だろうか?モモちゃんシリーズの第3巻にあたる物語であるが、これがなかなかに怖いのである。中でも強烈な印象があったのが、<くつだけのパパ>だ。詳細はおぼえていないのだが、モモちゃんのママとパパはうまくいかなくなる。ある日を境にパパはくつだけが帰ってくるようになるのだ。くつにごはんを食べさせることはできないし、お風呂にいれることもできないとママは悩む。
くつだけが帰ってくるというのはどういう状況なのか?帰ってくるものの心はここにないということか?理由がなんであれ、家の外の何かに心をとらわれている状態なのだろう。子供の頃に読んだ時はただただ無気味だった。
最近、仕事が忙しくてまともに家に帰ることも難しくなっているのだが、そんなときに思い出されてならないのが、この<くつだけのパパ>なのだ。着替えたり、財布の中身を補充したり、そういう理由がなくては家に帰らないというのは、まさにこの状態ではないのだろうか?
「忙しくて家に帰れないならホテルに泊まってはどうか?」と会社で言われたりする。しかし、ビジネスホテルの部屋のあの窒息しそうな感じがどうにも好きではない。出張でもない限りはごめんこうむる。泊まったあとで、余分な経費だと上司に愚痴られるのも勘弁だ。それになにより、帰ることができない前提で仕事をしたくはない。
会社泊まりこみで深夜の2時3時まで仕事をし、事務椅子を並べて仮眠する。そんな生活がもう二ヶ月以上も続いている。何日か前、椅子の下に脱いだ革靴が、ぼくを置いて帰っていく夢にうなされた。このままだと、ほんとうに靴はぼくに逆らってひとりで帰ってしまうようになるかもしれない。(2007/4/10)

2007/02/21

『グイン・サーガ112 闘王』(栗本 薫) 感想

スイランの正体がついに判明。もうちょっとひねってあるかと思いましたが、素直な展開でしたね。4話の後半あたりで青のドーカスともう一度つなぎをとるくらいはするかと思ったのですが、次巻に持ち越しといったところでしょうか?

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