『君を乗せる舟- 髪結い伊三次捕物余話』 (宇江佐 真理) 感想
髪結い伊三次捕物余話シリーズ第6弾。伊三次とお文のあいだには息子の伊与太が生まれ、この巻では話の縦軸になっているのは不破のひとり息子である龍之進。メインタイトルの「君を乗せる舟」そのものが役所に見習いで入った龍之進がかかわることになる八丁堀純情派がらみの話です。意味がちがうけれど、<純情派>とくれば、<はぐれ刑事純情派>にどうしても頭がいってしまいますね。もしかすると、そこからのネーミングなんでしょうか?伊三次とお文が夫婦となり、龍之進の活躍でなんだかシリーズ内で世代交代が進んだような感じですが、このシリーズはこれからどう進めようとしているんでしょう?伊三次やお文の目線で進む話の比率がもう少し高いとよいなあ、と思ってしまうのですが贅沢でしょうか?(2008.01)
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