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2008/11/30

『天使の屍』 (貫井徳郎) 感想

納得できる動機も見出せないままに自殺を遂げた息子の身辺を追跡調査するうちに、主人公が見出すことになる少年たちの不可解な世界とは?
うーむ、読了してもなお釈然としない。大人が立ち入ることのできない「子供の論理」に、ぼくたちもまたかつてはその身を置いていたであろうか?また、子供を持つひとりの親として、いずれそこがもはや自分には立ち入ることのできない世界であることを思い知らされる日が来るのであろうか?思えば、この物語の題名は不可思議な示唆に満ちているのではないか?<天使の屍>とはすなわち<子供の死体>であり、その意味するところは<大人>のことであるような気がしてぼくにはならない。理解できないとするのは逃げでしかないのか?いずれにせよ、彼らが子供でなくなってから理解できても手遅れなのは間違いない。
ちなみに、この文庫本の解説は、当ページにもリンクいただいているUNCHARTED SPACEのフクさんです。
(2000.06.25)

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