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2008/11/30

『いちばん初めにあった海』(加納朋子) 感想

本棚のかたすみに見つけた見覚えのない、しかし印象的な一冊の本。その本にはさんであった見覚えない差出人からの手紙。主人公は差出人をさがしはじめるのだが……。
やさしく、そして厳しい物語であると思った。いやいや、ほんとうのやさしさとはこのように厳しいものなのであろう。前半の「いちばんはじめにあった海」を読了してから、もうひとりの主人公麻子のその後が気になったのだが、それはきちんともうひとつの物語「化石の樹」に記されているのです。
-すべての母なるものへ-、との巻頭辞を、すべて読了してからもう一度読み返してみるのもよいか、と思いました。(2000.06.25)

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