『小説日本通史 黎明~飛鳥時代 黄昏の女王卑弥呼』 (邦光史郎) 感想
歴史に材をとったフィクションですね。歴史の裏側に隠された光と闇の一族の死闘といったところでしょうか?うーむ、ふつうなら好きな題材なんだけれど、どうもこれはいまひとつ乗れませんでした。
でも、案外、歴史の真相はこんなものだったのかもしれませんね。邪馬台国の解釈のところはなるほどと思ったし、大和王朝のはじまりのところではちょっと唸ってしまいました。ここまで書くとは……。このあと光と闇、すなわち木ノ花一族と冥府の一族が日本史にどうかかわってくるか、興味があるところなのですが……次巻購入はどうするか迷うところではあります。(2000.04.02)
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