『夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show』 (森博嗣) 感想
うむ。今度の英語題名はわかりやすいな、などと妙なところに納得していたら、Vシリーズ……ですか???なるほど、瀬在丸紅子のイニシャルがV・C……ええと、するとあとの綴りはどうなるんでしょう?あてずっぽうで書くと、Venico Cesaimarかいな?何語だろう?いやしかし、ロシア綴りだったりするとお手上げ。まあ、Vを濁った音で発音するなら少なくともドイツ語じゃないな。刑事さんは、煙に巻かれたのか、それともほんとうに納得したのか???
ところで、今回は東京での事件ということで、林さんが出演してないところが、ぼくとしてはちょっと不満なのですがね。あと、保呂草の「いったい何故、これほどまでに私たちは「それ」につき纏われるのだろう」って台詞もなんだか気になる。登場人物が、神の視点、神の操作を疑っているのか?このシリーズってじつはメタフィクションなんだろうかなあ?
ああ、例によって本筋に触れてない(笑)。ええと、今回も素直に騙されてみたわけですが、読了してからも多少謎に思う部分もあってめずらしく即座に再読を試みました。ううむ、その結果なのですが、謎は深まるばかり。読み間違えているのかと不安になっているんですけどね……(2000.05.28)
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