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2009/03/15

『必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 瞬間の愛編』 (必殺党編) 感想

題名通りの本(笑)。シリーズ・データのおいしいところをピックアップして紹介してあるのだが、マニアにはたまらない内容。執筆には京極夏彦、貫井徳郎も名を連ねている。
また、併録されている座談会の面子がすごい。作家の京極夏彦、脚本家の山田誠二、映画監督の酒井信行だものね。とりわけ、視聴者代表的な京極夏彦のコメントにはいちいち頷くところが多いのだが、己より何歳か年長だとこんなにおいしいTVの見方もできたのかとうらやましくなってしまう部分も多い。もちろん年齢は要素のひとつにすぎないのはよくわかっているんだけどね……。また、座談会に出てくる用語の脚注が秀逸。必殺に限定せぬマニアなコメントはすばらしい。ちなみに「やがて愛の日が」は中村主水の初登場となるシリーズ第2弾『必殺仕置人』のエンディングテーマ。「瞬間の愛」は『必殺渡し人』のエンディングテーマで、作中では鏡研ぎ職人を表稼業にしていた惚太こと中村雅俊の唄です。(2001.08.19)

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