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2009年10月の20件の投稿

2009/10/31

『名探偵コナン ザ・取調室』 感想

『名探偵コナン』 「ザ・取調室」を観ました。
今回より、毛利小五郎役の声優が、神谷明さんより小山力也さんにバトンタッチ。もう長い間、神谷さんの小五郎に親しんできたので、最初はやっぱり違和感がありますね。でも、仕方ないです。これからは、小山さんの小五郎を応援したいと思います。
声優交替もあってか、今回は小五郎がらみの事件で謎解きも「眠りの小五郎」です。小山さんの声の小五郎も渋くていい感じですよね。

三遊亭円楽さんの訃報

弟子の襲名楽しみに…闘病力尽き円楽さん逝く
笑点の司会者で有名な三遊亭円楽さんの訃報にふれる。「笑点」は小さい頃からよく見たものだ。今でも見ている。見始めた頃は司会が三波伸介さんで、円楽さんは回答者だった。懐かしい。楽太郎さんの六代目襲名をご覧になられたかったろうな……。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。


2009/10/26

小学「五年生」「六年生」休刊 に思う

小学「五年生」「六年生」休刊というニュース。
やっぱりなんだかさびしい気持ち。学習誌は、子供に買ったものを今でも読んでいるわけだけれど、今の子供たちの興味を引く記事で構成するのは難しいのかもしれない、とも思う。でも、それにしても、高学年用になるにつれ、一般誌のジュニア版みたいになっていくのが、やっぱり敗因なのでは?それに、「六年生」も終わりに近づくと、囲碁やら将棋の雑誌の紹介なんかが掲載されるのも、どうなのかな?
昔、自分が読んでいた頃は、もっと面白かったような気がする。それは幻想なんだろうか?児童文学専門の古書店なんかに行くと、今でも当時の学習誌がけっこうな高値で売られていて、懐かしく思ったりするのだよ。紙質の差なんかもあるのかもしれないが、昔の雑誌のほうが分厚いようにも思う。新しい雑誌も創刊されるようので、なにかの形では続くとよいな、と思います。

2009/10/25

『ふたつのスピカ 16』 (柳沼行) 感想

完結巻。ついに宇宙飛行士になる夢をかなえたアスミ。宇宙船のネーミングがまたすばらしい。
「どんなものにも必ず終わりはある」と言うライオンさん。そうだね。悪いことにだっていいことにだって、終わりは来るものだ。アスミの乗った宇宙船の打ち上げ時点ではライオンさんが成仏できなかった理由が、なんとなくわかるような気がした。彼の望みは、無事に帰って来ることだったのだよ。だから、地上でアスミと再会するこで、その時が来たのだろう。ほんとうは、鈴成先生に「ただいま」と言いたかっただろうに。
1年が過ぎ、アスミは小学校で昔のタイムカプセルから作文を見つけた子供たちに出会う。そこに書かれていたアスミのもうひとつの夢とは……。そして、ウサギさん! 40を越えたいい大人を、これほど泣かせないでほしい。この巻はエピローグ的に余韻をもって終わるのだろうとだけ思っていたのですが、最後の最後でウサギさん!ぼろ泣きです。すばらしい物語に出会えたことを感謝いたします。

『境界のリンネ 1』 (高橋留美子) 感想

1巻2巻同時発売ですが、とりあえず1巻のみ買ってきました。
幼いころ「生きた人間が来てはならない場所」に迷い込んだことから霊感少女になってしまった真宮桜と死神「みたいな」仕事をしている六道りんね、の放課後コメディー。
さすがに高橋留美子だけあって面白い。でも、なんだかちょっと食い足りない感じもする。霊を成仏させるにはお金が必要で、りんねはいつでも貧乏。悪霊を成仏させるのに必要な500円がすごい大金だと思い込んでいる、というあたり、もうちょっとディープな方が好きかも。序盤はよくある死神ものと似たりよったりのような気もするのだが、ここからどう「るーみっく」な世界に展開していくのか期待。

『スクール・デイズ』 (ロバート・B・パーカー) 感想

高校で起こった銃の乱射事件。犯人として逮捕されたのは、ふたりの男子生徒だった。スペンサーは、そのうちひとりの祖母から依頼を受けて調査を始めるが……。
ホークが登場しないのは、これが荒事に属する物語ではなく微妙な問題を孕んでいるからなのだろう、と容易に想像できる。そして、スーザンまでもが学会のため最終章まで登場しない。前者はともかく、後者はなぜなのかといぶかしんでいたら、物語の後半に至って推理向きでないぼくの頭にも真相がおぼろげに判ってきて納得。今度ばかりはふたりにバカップル(褒め言葉ですよ)ぶりを発揮させるわけにはいかなかったのだろう。スーザンの不在そのものが、叙述トリックのようなもの(笑)なのかもしれない、と思った次第。
「おれは全員を救うことはできない。それどころか、救おうとした人間の半分も救えない」 スーザンのこと以外では、スペンサーはいつでも冷静だ。仕事は善悪の理の外側にある。
「わずかな希望でもないよりはましよ」ということをスーザンは「あなたから学んだの」とスペンサーに言う。しかし、ある登場人物に対する「そのまえに詩の才能を磨かないと」という明確な拒絶は、その人物にわずかな希望も与えない。このあたりの平衡感覚が、スペンサーの面白いところだと思うのである。

この巻より訳者は加賀山卓朗氏に。菊池光さんが2006年に亡くなられ交替。翻訳ものの場合、訳者が変わると違和感が大きかったりするのですが、これは大丈夫でした。


『聞き屋与平 江戸夜咄草』 (宇江佐真理) 感想

与平は薬種屋の隠居である。「世の中に自分の話を聞いて貰いたい人間が思わぬほどいる」ことに気づき、店の通用口あたりで客の話をなんでも聞く「聞き屋」をはじめる。聞き料は客の気持ち次第。
吉原に売られそうになっている娘、もとは武家の出だという夜鷹、過去の罪を懺悔する髪結い、語られる話はさまざまである。さまざまであるが、概していい話はない。いい話ではないからこそ、縁もゆかりもない「聞き屋」なるものに語ることで心の重荷を減らそうということか。しかしながら、与平はただただ話を聞くばかりで、例外はあるものの解決の手立てをつけるわけではない。宗教的な救いをもたらすわけでもない。心の内を話すことで救われるものなのか?というのが、要するにこの作品のテーマなのであろう。与平自身が語ることのできぬ秘密を心の内に抱え続けていることが、物語の縦軸となっていることからも、それは明確であるように思われる。
薬種屋の日常風景を織り込みながら、きわめて抑えた感じのいいトーンで物語は進む。そうだ。読んでいる間、まるで与平の店の前でほのかな灯りに照らされているかのような、絶妙な暗さがすばらしいのだ。「聞き屋」があったら行ってみたい。そう思う人も多いのではないのだろうか?

2009/10/22

大人の超合金 アポロ11号

超合金「アポロ11号」発売 “大人の超合金”第1弾
宇宙戦艦ヤマトもそうだったけど、こういうのを見ると激しく物欲をかきたてられる。でもなあ、値段が値段だけにおいそれと買うわけにもいかない。
せめて、再販になったアオシマのアポロのプラモデルくらいは欲しいが、リアルに仕上げるだけの腕がないのだよね……




2009/10/20

『黒の貴婦人』 (西澤保彦) 感想

ふと入った古書店で見つけて購入。この文庫本、平成17年初版になっているが出ているのをまったく知りませんでした。それに、うかつなことだけれど、タック・タカチのシリーズは、『依存』で完結したつもりになっていたのです。なんということだ。
「招かれざる死者」と表題作の「黒の貴婦人」は、時間的には『スコッチ・ゲーム』と上記の『依存』の間に位置する作品ですね。とくに「黒の貴婦人」はタカチの人となりがストレートに描かれていて興味深いです。
「スプリット・イメージ または避暑地の出来心」「ジャケットの地図」「夜空の向こう側」では、主人公たちはもう大学を卒業しているのですね。「スプリット・イメージ」では、ボアン先輩がいかに就職したのかがやっとわかったりして面白いです。しかし、とりわけ面白かったのは「ジャケットの地図」。これ、わかるなあ。とてもよくわかる。そして、それに対するタックの立ち位置というか、そういうところが興味深い。女性から見て、タックって物足りなくはないのかな?とか思ったり。

2009/10/18

『仮面ライダーW 第7話 Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない』 感想

『仮面ライダーW 第7話 Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない』を観ました。
裏サイト「闇の害虫駆除」で殺人を請け負った、闇の仕置き人「ゴキスター」を名乗るコックローチ・ドーパント?歪んでおるなあ。そして、高校が舞台だから、情報屋は女子高生のクイーンとエリザベス。ああ、AKB48なのね、このおふたりは。板野友美さんと河西智美さんのおふたり。なすび、レギュラーあやうし(笑)?
まあ、それよりもやはり突っ込みどころは、ミックか。スミドロン・ドーパントに変身はいいとして、ベルトしてるから幹部なんだよな。「霧彦くん、きみもミックに負けないように」 ……いくら同族経営でも、猫が幹部の組織で働きたくないぞ。

2009/10/17

『深夜食堂 第2話 猫まんま』 感想

深夜食堂 第2話 猫まんまを観ました。
しまった。第1話を見損ねたらしい。原作が好きなので、これは秋に始まる深夜ドラマの中でも要チェックだと思っていたのに……。キャストを聞いて想像していた通り、小林薫さんがいい味を出している。こんな食堂が会社の近所にないかいな、と原作を読んで想像していたのに近い店の雰囲気。小洒落た店がいかんとは言わないけれど、暖簾にはただ「めしや」とだけあって、決まったメニューは豚汁定食だけという、こんな店のほうが、好きになれるような気がする。
第2話。売れない演歌歌手 まゆみ は、深夜食堂で 関東風の猫まんまを注文する。やがて、店で出会った作詞家からもらった歌がヒットし、売れっ子になるのだが……。ひとりの歌手の栄光と挫折、人生の悲哀が胸を打ついい話に仕上がっています。「人生行きあたりばったり」を歌っていた売れない彼女のほうが幸せだったのかな?幸せってなんだろう?人生の最後に食べたいものってなんだろうなあ……。

『グイン・サーガ129 運命の子』 (栗本薫) 感想

「運命の子」というのは、もちろんスーティのこと。運命というけれど、それは悲運なのか幸運なのか……。まあ、イシュトヴァーンの子であるというだけで特別の星のもとに生まれたかのような言及がグラチーからとかあるけれど、それはどうかな?アキレウスの平凡な娘という例もある。ああ、でも、だからあれは悲運なのか。
物語がヤガで進行している裏側では、『七人の魔道師』の事件がまさにサイロンで進行していたのだな。外伝1巻の時間に物語がついに辿りついたことが、公式に語られたわけだ。なんと大いなる環。物語がこの時点でとどまることに、ヤーンの導きなのか何なのか、そういうものを改めて感じる。次の130巻が最終巻となるのであろうな。


夫婦別姓に関するシステマティックな考察

ブログネタ: あなたは“夫婦別姓”に賛成? 反対?参加数


マンガ家Sのブログ 夫婦別姓制度を哲学する を読んで考える。
夫婦別姓には、ぼくも抵抗感を感じる。夫婦がどうのではなく、家族間でファミリーネームが異なるということに抵抗があるのだ。現在の法律では、婚姻時に夫か妻の姓を選択できるのだが、夫が婿養子でもない限り有名無実と化しているのかもしれない。

上記リンクの須賀原氏は「夫婦創姓制度」を提唱されている。「結婚したら、夫婦は統一した姓を2人で新しく作るのである。2人の姓の一部ずつを足してもいいし、全く新しい姓を考えてもいい。あるいは、どちらかの姓をそのまま使ってもいい。」 なるほど、と思う。だが、こういう選択肢を残すと、やはり習慣に邪魔されないか?夫婦どちらの姓からも一字もとらない方が禍根を残さないように思う。まったく新しい姓のみOKということだ。

『デブの国ノッポの国』(アンドレ モロア)という児童書をご存知だろうか?太った人ばかり住んでいるデブ国とやせた人ばかりのノッポ国は戦争している。戦争原因は、国境にある島の名前がノッポデブ島かデブノッポ島かという、じつに下らないことなのだ。要するに、姓の一部を足した場合、夫の姓からとった字と妻の姓からとった字のどちらを先にするか?といったことでもめないか?ということを言いたい。

では、例えばだが
(1) 夫が山田一郎、妻が佐藤花子なら、創姓して徳川とつける。
  夫は徳川一郎、妻は徳川花子、ふたりの子供は徳川となる。
(2) (1)に同じだがミドルネーム可能とする。ミドルネームは一代のみとする。
  夫は徳川・山田・一郎 妻は徳川・佐藤・花子。ふたりの子供は徳川のみ名乗る。
(3) 姓を廃止する
  夫は一郎、妻は花子。
ではどうか?

(2)はあれこれシステム改修が生じて大変か。電算屋としては避けてほしいところ
(3)は完全個人主義。だいたい、姓って個人主義に反しますよね。
でも、システム的に言えば、名前検索とかで人物同定が難しそう。国民総背番号制度を加速するか?
となると、やはり(1)なのか。いいとは思う。思うのだが、子供にドキュンな名前をつける親が多い昨今、どんなイカれた姓が考え出されることだろうと思うと、心は千路に乱れるのである。

2009/10/14

Googleから検索されてないのか?

ここ何日か、アクセス数が平常の1/10-1/5程度に落ち込んでいる。どうも妙だと思っていろいろ調べていたのだが、結論から言えばGoogleからのアクセスが激減していることが原因。いつもであれば、例えば「仮面ライダー」関係の記事をUPした際に見られる特異なアクセス増も記録されない。いったい、どうしてしまったのか?連休のせいだろうと軽く考えていたのだが、どうもそうでもないらしい。
データ整備の意味でこのブログのリビルドを実行し、旧「読書遍歴の記録」は思い切って削除した。このblogからのリンクが60数箇所確認できているのだが、これは未修正のまま。悪しからずご了承いただきたい。

それにしても原因は何か?アクセス減にあったココログのココログアクセス解析にて障害が発生しておりますのメンテ前後からがおかしいのだがな……。もちろんこれが関係しているとう確証は何もなく、単にロクに更新しないこのサイトにGoogleが愛想を尽かしただけなのかもしれない。当面これで様子見するが、だめなら本気で移転を視野に入れねばならない。いくら細く長くやっているこのサイトでも、ほとんど誰にも読んでもらえないなら、やっている意味はまったくないからである。

2009/10/13

小泉元首相がウルトラマンキング?

小泉元首相:ウルトラマンキングを熱演という記事を読んで驚く。小泉元首相の声質がウルトラマンキングのイメージとなんだか違うような気がするからである。では誰?と言われると困るのだが、やはり今まで声をあててきた清川元夢さんがしっくりくると思う。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIEは、時間が許すなら観たいと思っているが、セブンの息子のウルトラマンゼロといい、なんだか話題ばかり先行のような……。期待半分、不安半分というところ。

2009/10/11

『デーブ』 感想

GYAOで『デーブ』がやっていたので観る。
デーブは大統領のそっくりさん。1日だけの身代わりを引き受けるが、当の大統領は浮気中に脳卒中で倒れてしまう。はじめは、首席補佐官たちの言いなりに仕事をこなすのがせいいっぱいのデーブ。だが、福祉政策をめぐって首席補佐官と対立。政治というものを真剣に考えはじめる。
主演はケヴィン・クライン、夫と冷戦状態にあるファースト・レディにシガーニー・ウィーヴァー。
とにかくニヤニヤしながら観る。政治の裏舞台なんてこんなものかも。いや、もっとドロドロしているのだろうけれど、そこはコメディだからね。この映画を観て思うのは、政治に無関心じゃいけないということ。もちろん、映画のように素人に大統領の代理が勤まるはずはない。でも、デーブはけっきょく思うところあって物語の最後で決断するわけだよなあ。コメディなんだけど、深いと思う。

『仮面ライダーW 第6話 少女A…嘘の代償』 感想

『仮面ライダーW 第6話 少女A…嘘の代償』を観ました。
サブタイトルは、このずっとパターンでいくのかな。前後篇で共通部はアルファベットが入るのだな。
今回もハーフボイルドなお話。でもなあ、「優しくなければ生きていく資格がない」というのが、やはり常道。ハードボイルドな探偵には優しさがよく似合うのだよ。嘘の代償ってのは、翔太郎にとっての代償か?それは、少女がやがて大人になるまでライダーであり続けねばならぬということだな。
「射撃手の記憶」のトリガーメモリは「パワーが高く、取り扱いには細心の注意が必要」なわけだな。今回のような使い方をするとフィリップへのダメージも高いようだし。ともあれ、これにて全9フォームがすべて登場。ヒートトリガーは遠目に見たらキカイダーだね。右半身が赤いから01か。

2009/10/10

『涼宮ハルヒの憂鬱 サムデイ イン ザ レイン』 感想

毎期、いくつものアニメが放映されるけれど、根性がないので最後まで観ることができるのは数少ない。ハルヒの場合、過去に観ているわけで新作織り交ぜるとはいえ、どうするかと思っていたが、やっぱり最後まで観てしまうのだな。

「エンドレスエイト」の件とか毀誉褒貶が激しいけれど、ぼくは楽しませてもらった。あんなことしてDVDが売れるのかと心配するが、まあそこはいろいろたくましい商法が考えてあるのだろう。けっきょく、『涼宮ハルヒの消失』は映画でやると予告があったしね。

さて、TVシリーズのエピローグ的なお話「サムデイ イン ザ レイン」。過去の放送の時は中途で流れたのであまり感じなかったのだが、こうして本来の時系列で観ると、違った感じにも観える。この話って、超常的事件が起こらない、ごくふつうの一日……なだけではないのだな。超常的でなくても、ハルヒがいるというだけでじゅうぶんに事件なわけだ。あたりまえか。コアなファンの方の怒られそうだ。この物語でいちばん超常的なのは、ハルヒにキョンという理解者がいる、ということなのだ。物語中で古泉が再三ほのめかす通りだな。こう言ってしまうと身も蓋もないが、中学・高校生の時に好きな人と合傘で下校したことあるか?自慢じゃないが、おれはないよ(笑)。それこそが事件なわけだ。だから、ものすごく邪推すれば、ハルヒは映画の続編を作りたくて電気屋にふたたびスポンサーを頼みキョンを現場から追い出したのではなく、雨が降りそうなタイミングでキョンを電気屋に行かせるために一連の事を起こしてキョンの帰りをわざと遅らせた、というようにも観えるな。物語がキョンの視点で進むし、おれは男なので、ついついキョンに感情移入してしまうけれど、ハルヒが何を考えて行動しているのかを超常抜きに考えてみると、あれこれ気づくこともあって面白い。いや、今ごろそんなことを言っている、おれが鈍いだけなのかな。
<ある雨の日>には、はてしない郷愁のようなものを感じるよ。いいことばかりがあったわけでもないのにな。でも、いいことはいつまでもおぼえてるものだ。おっさんのいらぬお世話かもしれないが、もし、この文章を読んでいるのが現役の学生諸氏ならば、こういう何ということもないのだけれど特別な一日を大事にして欲しい。

2009/10/09

『雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話』 (宇江佐真理) 感想

このシリーズは好きなのだが、今回はあんまり乗れなかった。話の中心が伊三次とお文から「本所無頼派」に移ってから、どうもそんな感じである。
・「薄氷」 はなから気が滅入る話である。現代の世相を映している、といえばそうなのだろうが、どうにもいたたまれない気分になる。
・「おれの話をきけ」 伊三次とお文の掛け合いとはほど遠い、これがそのあたりの男女の実情かと思うと、情けないような気もする。
・「のうぜんかずらの花咲けば」 題名は風流なのに、これも気が滅入った。
・「本日の生き方」 <上々にあらず。下々にあらず。さりとて平凡にもあらず>龍之進を中心に話が進むと、堅苦しくなっていけないような気がする。伊三次なら、そんなことをわざわざ口にはすまい。
・「雨を見たか」 <あの年頃は融通が利かない>とお文。そうそう。作者ももちろん判っていて書いているのだよね。この次の展開に期待というところ。

『ウルトラマン STORY0 9』 (真船一雄) 感想

古代地球編完結。アルフォンヌの子孫がアンヌだったりすると面白いかな、と思う。いや、するとウルトラマンゼロとの関係性はどうなるのか?まあ、深くは考えずに楽しむことにしましょう。
そして、ついに星間連合との戦いが始まったけれど、あちらはいつもの面々なのだなあ。ババルウ・メフィラス・ナックル・ガッツ・ザラブ・ヒッポリト、そしてテンペラー。まるで、メビウスの映画版みたいな展開。そういえば、バルタンは独自路線なのだな。

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