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2009/12/27

『逃げ姫』 (眉村卓) 感想

古書
・「逃げ姫」 世界のルールは、自分がそこに属しているからこそ、ふつうのものに感じられる。一歩引いた目で見れば、自分たちのルールも奇妙なものかもしれない。そういう思考は大事だよな、と思う。問題は、どこまで引いてみるかということに他ならないのかも。
・「見知らぬ私」 人間は何かに支配されている。自分がその何かの側だとしたら?少数に廻りたい人間というのは、案外に少ないと思う。
・「信じきれない」 相手をほんとうに好きになった瞬間にだけ働くテレパシー。これは、常時心が読めるよりもかなり不幸な状態では?
・「彼が消えた」 お金以外にもっと大事なものがある、というのと「愛の紙幣」はいささか矛盾しているような気もするのだがな。人間は、そんなものでしか、形のないものの価値を示せないんですかね…。
・「奇妙な夜」 世の中に属するということは、ほんのささいなズレでだめになってしまうのだな。属せないのだとして、その時に誰といるかというのは重要ですね。

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