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2012年3月の15件の投稿

2012/03/31

『ウルトラマンサーガ』 感想

『ウルトラマンサーガ』を観てきました。
シンプルなストーリー、というかところどころ説明不足の感があるような気はしました。例えば、ゼロに呼びかけをおこなったのがダイナだったのかとか、じゃあダイナはどうして別の宇宙にいたのか、とかですね。あと、チームUのメンバたちと子供たちは、どうして消えのこっていたのかも説明されなかったな・・・・・・。
まあ、そういう枝葉末節はどうでもいいかな。とても楽しめました(笑)
地球防衛の任に就きながら、ウルトラマンを拒否した男はタイガが初めてだなあ。それも、すでに合体しているのに拒否するとは。それで、ゼロが中途半端にしか巨大化できないとか、もうありえない展開です。さすがはDAIGO。しかし、その拒否の理由は、きちんとストーリーに絡んでいる。ゼロと同一化し、ダイナ・コスモスと合一し、そしてサーガになるのだな。しごく正当なヒーロー物の展開ですね。
特撮的には、コスモスとダイナがそれぞれルナモード・フラッシュタイプのみだったけど、他のモードも見たかったものです。サーガの戦闘が主に市街地の地上戦だったのは驚きましたが、これはストーリー的な必然性からだったのですね。なるほどというか、ああいうふうにくるとは、じつは全然思ってなかったですよ。序盤のあれは伏線だったのですね。とてもいいと思います。
そして、登場人物が豪華。ハヤタ・ダン・郷秀樹・北斗星司・おおとりゲンが光の国のシーンで登場するのはもちろん、旧スーパーGUTSのメンバが登場。リョウは隊長になっておるのだな。難を言えば、ディスプレイごしとはいえ、アスカの姿を見た時の反応は、ちょっとあっさりしすぎでは?アヤノ隊員がムサシの奥さんになっているのも、ちょっと驚いたぞ。あと、とても感慨深かったのは、タケル少年の母親役が中丸シオンさんだったこと。悲劇のヒロイン・斉田リコは忘れられない人です。どうして、パンフのヒロイン名鑑に載せないのか、とても不満です。隊員じゃなくても、坂田アキは入っているのに・・・・・・。
さて、今回じつはいちばん心配していたのは、AKB48がチームUというのをを演じるということだったのですが、いやまったく杞憂でした。7名ともアンナ(演・秋元才加)はじめ、それぞれキャラが立っていて、過去の防衛チームに比べてもなんら遜色ありません。とりわけ、リーサ(演・佐藤すみれ)が劇中で歌うダイナのエンディング 「君だけを守りたい」 は心に沁みました。(下記リンクのサウンドトラックに入ってます)



2012/03/29

「ウルトラマン夕陽に死す」の思い出

今日の『ウルトラマン列伝』の録画を観ていて、ふと思い出した。『帰ってきたウルトラマン』の第37話「ウルトラマン夕陽に死す」を観たのは、母方の祖母の家であった。1971年12月17日の夜のことである。どんな用事があったのかはさっぱりおぼえていないのだが、その日、親戚が多く集まっていたのである。その回と次が前後篇にわたる特別編であることをあらかじめ知っていて、かなり楽しみにしていたのだ。ところが、番組が半ばをすぎると年下の従兄弟が泣き始めた。理由は明確で、ウルトラマンが死んでしまった(活動停止になった)からだ。曰く、「ぼくの家のウルトラマンはやられてしまったりしない」である。おかげで、かなりしらけてしまい、つい「TVはどこの家で観ても同じだ」というようなことを言ってしまい、えらく親から怒られた(笑)。
今、冷静に考えてみれば、この時ぼくは5歳になったばかりである。5歳にしては、えらくひねていたんだなあ、と思うわけだ。ウルトラマンはドラマである。そして、ここで彼がやられるのは演出であると明確に理解していたのだからな。
まあ、反面、ムラマツ・キャップと立花のおやっさんは別人である。よく似た人がいるものだなあ、という勘違いも同時にしている(笑)。うちの親などは、ドラマを観ながら、この俳優はどうとかよく言うのであるが、いまだにそれにはなじめないでいる。ムラマツ・キャップと立花のおやっさんと町田警部は、ドラマを観ているその間は、ぼくにとっては全然別の人間なのだ。

2012/03/26

『ウルトラゾーン 最終回』 感想

ついに『ウルトラゾーン』も最終回か。よく、こんなに続いたな。いや、なんだかんだ言って、こうやって全部観たという、根強いファンが多くいたのだと信じよう。最終回のアイキャッチには、すべてタカダ隊員が登場。そして、エンディングはまさかの『ウルトラマンメビウス』のオープニングをタカダ隊員が歌うという、うれしいおまけつきでした。これだけでも、最終回観てよかったよ。なんでもいいが、土曜から『ウルトラマンサーガ』劇場でやってるのに、スルーなんだな。というか、最後の最後まで、ウルトラ戦士は一人として登場せず(笑)。週末の楽しみがひとつ減ってしまってさびしいぞ。


2012/03/18

『プロフェッショナル』 (ロバート・B・パーカー) 感想

「あんた、結婚してるのか?」「いや、だが夢の女性といっしょにいる」 スペンサー・シリーズではいつものごとく繰り返されるやりとりだ。そして、この話は、だれもが夢の女性や理想の男性にたどりつくわけではないことを示しているようにも思う。それで、数撃てば当たるのか?夢の女性を追求するスペンサーのほうが好ましく思えるのだがな。「結局、私たちがどういう人間かということ」というスーザンの意見に尽きる。

『灰色の嵐』 (ロバート・B・パーカー) 感想

スペンサーは何物にも依存しない、とスーザンは言っている。「私も例外ではないわ。あなたには、例え私のためであっても、決してしないことがある」 パイの話でごまかされているが、この部分はとても興味深い。スーザンの言いたいことが、わかるようなわからないような。
それにしても、灰色の男との決着が、このようになるとは思ってもみなかった。

『昔日』 (ロバート・B・パーカー) 感想

事件は浮気調査から始まる。だから、といってはなんだが、スペンサーとスーザンが結婚について考えている。というか、ふたりに結婚についての会話をさせたいから、事件は浮気調査になったのか?彼らの結論は変わらないようである。結婚しているのか?との問いに、スペンサーは「ある意味で」と答え続けるであろう。昔起こったような波乱は、もう起こらないのであろうな。

『ダブル・ファンタジー』 (村山由佳) 感想

たまには、いつもは読まない傾向のものをと思って、手にとってみた。
正直、自分は女ではないので、わからないな、と思う。ここに描かれている主人公のように生きたい女性は、どのくらいの確率で存在するのであろう?いや、まあ、そういえば男だってそうである。ただ、惰性で生きないということと、目先の状況を変えるというのは、ぼくには違うことのように思えるのであるよ。


『重力地獄』 (眉村卓) 感想

古書。短編集。再読。
たまたま、古書店でハヤカワ文庫版の初版を見つけたので買ってみた。100円である。専門店に行くともっと高額で売られていると思うので、とても奇妙な気分になった。
第一回SFコンテストで二席に入った「下級アイデアマン」など、初期の作品集である。「悪夢と移民」は身につまされるものを感じる。

『出世花』 (高田郁) 感想

『みをつくし料理帖』シリーズの高田郁氏のデビュー作。子供の頃に行き倒れになり、寺に拾われた少女が、死者を弔う寺の人々の姿に心打たれ、みずからも湯灌を手伝うようになる、という話。
『みをつくし料理帖』シリーズよりもかなりハードな設定である。この続きがどうなるのか興味があるのだが、いまのところ予告されている続編は出ていないようである。

『奥方様は仕事人』 (六道慧) 感想

八丁堀同心の妻が仕事人だったら、という設定。たまたま書店で見かけて、必殺好きとしての興味から購入した。なかなか面白い。仕事人的な陰惨さからは遠いのだが、主人公が仕事をした後は物を食べることができなくなる、というあたりが興味深い。殺しのシーンがもうちょっと暗殺的であると、もっと好みなのだがな。文章シリーズものなので、続きを読んでみようかと思う。

『陽だまりの偽り』(長岡弘樹) 感想

『傍聞き』の長岡弘樹氏のデビュー作。「陽だまりの偽り」「淡い青のなかに」「プレイヤー」「写心」「重い扉が」
自分は出世競争には興味がないが、それでも、ひとりのサラリーマンとしては、「プレイヤー」を面白く思う。横山秀夫の警察の人事を扱った作品をちょっと思い出した。

『傍聞き』 (長岡弘樹) 感想

短編集。「迷走」「傍聞き」「899」「迷い箱」
表題作の「傍聞き」をはじめ、良質なミステリ短編。読みおわって翌日に作者の別の本を書店で探したが、みつからず、悶々としてしまった。しばらくたってから『陽だまりの偽り』をみつけて、ほっとした。
表題作の「傍聞き」はじめ、他もとてもすばらしい。好みは「迷い箱」である。
解説にある「作家は事実と少しくらい違っていても、自分の頭で想像すべき」という創作姿勢に敬服する。ただ、他の作家がそれをやって、このリアルな描写ができるかは疑問なのである。凄腕だ、と思う。

『冥談』 (京極夏彦) 感想

短編集。「庭のある家」「冬」「風の橋」「遠野物語より」「柿」「空き地のおんな」「予感」「先輩の話」
じつは、『幽談』よりも、こちらの方を先に読んだのである。古書店で見つけたハードカバー。薄紫色の活字が、じつに素敵である。中でも「冬」が好きだ。<ぼくしか行かない部屋>で特定の状況でだけ現れる顔。しかも、この状況は再現性があるのだな。「柿」もいい。こういうのを読むと、自身の記憶のすべてを疑いたくなってくる。

『幽談』 (京極夏彦) 感想

短編集。「手首を拾う」「ともだち」「下の人」「成人」「逃げよう」「十万年」「知らないこと」「こわいもの」
まずは、「手首を拾う」のなんとも言えないラストの一文にやられる。そこは、特別な手段でないとたどり着けない場所なのかも知れない。「成人」も好み。故郷の過疎の村にある不可思議な一軒の家。実話風であれば、こういうのが好きなのである。

 

読書遍歴再開

思えば、昨年の夏以来、ろくに読書感想をUPしていない。していないということは、未整理の本が山のように手元に積んであるということである。しかも、折にふれて読み返すものもあるので、購入した順序になど、まるでなっていない。救いは、お金があるわけではないので、買った本は必ず読んでいるということか。いわゆる積ん読本というものはないことになる。積みガンプラはあるのだけれど・・・・・・。
最近、週休2日のはずなのに、土曜はほとんど出社しているし、日曜はといえば深夜アニメをまとめて観るのでせいいっぱいというありさまなのである。
これではいかん、いや、いかんこともないだろうが、とりあえずそろそろ本の感想メモをUPを再開することにしたい。そんなわけで、2012年の読書遍歴を謳いながら、2011年に読んだ本も混じるであろうこと、お許しいただきたい。って、誰に頼んでおるのだろう?

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