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2013/01/06

『銀婚式物語』 (新井素子) 感想

『結婚物語』、『新婚物語』の続編。正彦さん・陽子さんのその後が描かれる。というか、前作と同様に作者である新井素子氏の経験がほとんどその素材になっておるのだろうなあ。とても興味深いのは、家を建てる話である。家というよりは巨大な本棚が欲しいのだという主張に、なんともうらやましい思いがするのは、ぼくだけではあるまい。引っ越してから本の整理に2年かかったというエピソードには、同情すると同時に羨望をおぼえる。
日本テレビは、ぜひ陣内孝則・沢口靖子でスペシャルドラマ化していただきたい。ついでに、家を建てる話の時は、実際の新井家でロケを敢行していただきたいものだ。
余談だけれど、この話の主人公・陽子さんの家族の名前ってすごいよな、と今さらのように思ってみたり。名字が原、父は力、母は光子、妹は粒子だものね。きわめつけは、祖母のカク。まるで手塚治虫の某国民的アニメのようじゃありませんか。

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コメント

ゆう様
コメントありがとうございます。
『銀婚式物語』面白かったですよね。この25年後には『金婚式物語』が読めたりするのでしょうか。そうなれば、よいですね。
新井素子氏の新作はなかなか最近は出ませんが、それでも追いかけ続けております。次は、第13あかねマンションのその後をそろそろ読ませていただけないかな、とか思っております。

はじめまして、こんにちは。
図書館から「銀婚式物語」を借りて読んでいる最中の者です。


スペシャルドラマ版、良いですね!是非とも実現して欲しいです。


恥ずかしながら、名前の関連性に、ブログを拝見してはっと気付きました…。読みが浅いですね。


学生時代に「星へ行く船」や「新婚物語」を読み、久しぶりに新井素子さんのを検索しましたら、

…「銀婚式物語」…
25周年!?えぇ!?


光陰矢のごとしですね…。

素子さんのパラレルワールドとして書かれていても、現実に「去っていった人」がいて、寂しく感じる部分もありつつ、文体とか、御二人の掛け合いが相変わらずで、ほっとしたり、25年を振り返るのに読み応えのある本でした。

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