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2022/11/29

【読書メモ・感想】『蝶とヒットラー』(久世光彦) 1997/12/28

実在する店の陳列棚について語りながら、かくも妖しき雰囲気は久世光彦特有のものだろうか?ここに描かれた店店の多くが、訪れようとすれば実際にそうできるかもしれぬ場所だということがにわかには信じがたいことのように思える。そして、きっとそうしたからといってこの連作に描かれたような雰囲気を自分には感じ取れるとも思われない。「義眼工房」の何ともいえぬ味わいや「黒いパイプ店」に醸し出される闇の雰囲気に酔わずにはいられない。「地下軍装店」の耽美さも「神秘昆虫館」の妖しさも好きだ。ひとつひとつの書かれた言葉に妙に納得してしまうのだ。「夢のまどろみにも似た玩具喪志譚」と帯には書いてあるのだが、単にそれだけにはとどまらぬまさに黄昏の国の物語なのである。(1997/12/28)


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