【読書メモ・感想】『蒲生邸事件』 (宮部 みゆき) 1996/11
2.26事件を背景にした謎の密室殺人を追う。主人公が予備校受験直前の「現代の」浪人生という取り合わせも○。宮部みゆきの作品というとどれもそうだけれど、読後に何だかやさしい気分になれるところがよいです。タイムトラベルという道具を介在させることによって現代人と過去の人々との意識差を描き出そうとした作品は数多いけれど、歴史にはまったく疎い少年をもってきたのは面白んじゃないか思う。(1996.11)
2005年にタイムトラベルSF日本編なんていう文を書いているけれど、これを入れるのを忘れておったですね。(2007.2.18)
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