『ラブ★コン 1 ~ 8』 (中原 アヤ) 感想

帰宅時間が0時すぎ頃と遅いぼくは、深夜アニメを観るのが趣味だったりします。録画していてもけっきょく時間がなくてそのままにしたりしてしまうので、リアルタイムで2時3時にアニメを観るわけですよ。まあ、平日にずっとそんなことをしているわけにもいきませんが、土曜の夜はこころおきなく鑑賞することができます。
4月から関西では土曜深夜に放送している『ラブ★コン』というアニメも、そういう感じで偶然に観たのですが、これがとっても面白い。昔から少女漫画はけっこう好きなのですが、それにしても40歳もすぎたというのにSFでもホラーでもないマーガレット・コミックスを買ってしまうとは。いや、でもどうしても読みたかったのですよ(笑)。原作は何年も前から連載されているし、映画にもなているようだし、女の子たちに言わせれば何を今さらという感じかもしれませんね。
「ラブ★コン」は"Lovely Complex"のこと。172cmと背の高い女の子・小泉と156.2cmと背の低い男の子・大谷の関西系ノリ・ツッコミに満ちたラブコメディです。コメディが面白いのはもちろんですが、自分が考えていることを自分ではない誰かに正確に伝えることの難しさについて、けっこう考えてしまったですよ。
とりあえず8巻まで買いましたが、小遣いが入り次第に続きを読みたいです。

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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 15 オデッサ編・前』 (安彦 良和) 感想

「ぼくは…あなたの全部が好きというわけじゃありません。でも今日までいっしょにやってきた仲間じゃないですか」というのはカイがホワイトベースを離れる時のアムロの台詞です。相手がカイじゃなかったら、殴られるような気もします(笑)。でも、アムロがこのあたりで人を気遣うのってめずらしいような気がして、印象に残るシーンです。今巻はほぼオリジナル通りの展開でしょうか。欲を言えば、ミハルがああいう仕事をするようになった事情とかも知りたかったな、と思います。

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『仮面ライダーSPIRITS 12』 (村枝 賢一) 感想

ゼクロスのきりもみシュートも良かったですが、今回はやはりV3です。「こいつが俺の…力と…技と…命のベルトだ!!」V3、かっこよすぎです。ダブルタイフーンが破壊していく状況での23話冒頭。「仮面ライダーV3ア!!」の迫力もすごい。V3の絶叫が音声となって頭の中に響いてくる感じですよね。SPIRITSもすでに12巻ですが、まったくテンションが落ちないのがすごいです。このあと風見はどうなってしまうのか?ますます目が離せませんね。

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『鋼の錬金術師 16』 (荒川 弘) 感想

4月に出た時にすぐに買ったのだけれど、その時財布には500円玉が1個あるだけという、社会人としてはなんとも寒々しい状況だった。小遣いは本を優先に使いたいのだけれど、先般のような仕事の状況だとなかなかそうもいかない。どうしても食べ物を買うのが優先になってしまうなあ。

それはともかく。話が番外編的なイシュバール前後の事情から現在時制に戻ってきたのはよいのだけれど、今度はそれとは違う意味で横道に入り込んだような気がしますね。まあ舞台が北に移って序盤ですから、横道と判断するのも早計なのかな?ここからどういうふうに展開していくのか、次巻を待ちましょう。

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『ふたつのスピカ 12』(柳沼 行) 感想

時に、人生はとても残酷なものです。いや、残酷なことが起こるのが人生だと言ったほうがいいのでしょう。いろいろあっても、アスミのお父さんのように「上を向いて歩いていける」そんな人間でありたいと思います。

でも、物語の展開上、彼がそうなるであろうことは予測していたけれど、やっぱりあまりに突然でした。彼は自分で承知していたのだろうな、と思えるシーンもこれまで多々あったし……。これから、いったい、どうなるんだろう?

そして、それ以上に今回ショックだったのは、「キレイな色」の一件です。考え込んでしまいました。「空が美しいと気付いたら誰だって上を向いて歩く」というアスミのお父さんの言葉と対になっているのかな。空を美しいと思うにも、強さは必要なのでしょうか?

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『ウルトラマンSTORY0 4』 (真船 一雄) 感想

前巻末で誕生したタロウの活躍がないのは残念だけれど、第十八話「囚われの街」は、なんとあのバラージが舞台ではないか。後半が次の巻なのでなんともいえないけれど、ノアの神が生まれた背景をどのように描いてくれるのか興味深いですね。期せずしてなのかわざとなのか、『ウルトラマン THE FIRST』もバラージのエピソードで切れてます。後半を読み比べるのが楽しみです。

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『アクマくんにお願い』 (日渡 早紀) 感想

昔読んでいた「アクマくんシリーズ」が文庫化されたので、買ってみました。途中、忘れているエピソードなんかもあるなあ、などと懐かしく。で、最後はどうなるんだっけ?最終巻は何だっけ?とか考えていたら、あとがきによると未完だとのこと。ううむ。未完でもいいんで、昔コミックスで出ていたところまでは文庫化してほしいもんです。『星はすばる』なんかもそうですけど、作者の初期作品は登場人物が皆とてもまっすぐで、いじらしい感じがするのですよね。


【楽天ブックス】

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『1ポンドの福音 vol4』 (高橋 留美子) 感想

もう完結しないのかと思っていましたよ。こうして最終巻を読むことができるのはとても嬉しいです。ぼくとしては減量下手なボクサー畑中にいたく共感をおぼえます。あと何冊かかけてシスターにはもっと悩んで欲しかった気もするんだけれど、ともあれ子羊たちに祝福あれ。(2007年3月)

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『ゲド戦記』 感想

家族でゲド戦記を観にいってきました。原作は1巻を中学生くらいの頃に読んだきりなので、映画のベースになっている部分に関する予備知識はほぼないに等しいです。それでなのかもしれませんが、どうにものめりこめない。作中の誰かに感情移入するのがとても難しい作品だと感じました。
まず、「世界が均衡を失っている」というのが、街の様子から象徴的には感じられません。あの程度に頽廃した都市であれば、あちこちにありますよね。物語世界において危ぶまれているものに対する説明が不足しています。その中で、主人公アレンは何に迷っているのか、これも明瞭とは言えないでしょう。だいたい、なぜ父親を刺さなければならなかったのか、最後までよくわかりませんでした。現実世界では心の闇のせいにされがちですが、その闇をこそきっちり描いて欲しかったです。そして、アレンに対してゲドが教えたいことは何なのか、これも不明瞭です。1巻を読んだだけのおぼろげな記憶で言えば、ゲドも幼い頃にはアレンのように迷い苦しんだわけですから、彼に対し思うところがあるはずです。人が自分の「影」と戦うという部分に、もっとウェイトを置けばよかったのではないかと思います。なんだか、もやもやした感じです。
あと、「人と竜はかつてひとつだった」はいいのですが、そのこととテルーの関わりが見えてきません。冒頭に出てきた竜同士の争いも、伏線なのかと思っていたら、あとで何の説明もないし。ファンタジーだからこそ、その世界の成り立ちをもっときちんと見せないと、解釈に苦しんでしまいます。いかがでしょう?

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『ブレイブ・ストーリー』感想

家族で映画『ブレイブ・ストーリー』を観ました。長大な原作のエッセンスの部分だけを取り出した感じでしたね。原作の感想に書いたことですが、やはり映画という形ではなくて、連続テレビドラマかアニメにできなかったのかな、と思います。というのは、ワタルが傷つくにせよ、成長するにせよ、この限られた時間の中では一足飛びに表現されすぎる気がするからです。ワタルには、思う存分悩んでほしい。そして、思う存分迷って欲しいと思います。そういう意味で、現実世界が映画の中で占める部分がいかにも少ないような気がしたし、原作に比べてミツルがいいやつすぎるような気もするのです。悲惨な部分があっての人生じゃあなかろうか?宮部氏が映画の公式ページに寄せられて「世界を受け入れる」という表現を用いられていますが、その<受け入れる>までのワタルの心のゆらぎの隅から隅までが原作では堪能できました。でも、その原作を読んだからこそ映画に物足りなさを感じてしまったのかもしれません。また、冒険物語は楽しめたのですが、RPG的な要素の表現がなんだか弱いように感じたのです。アイテム、この物語の場合は玉ですね。それを集めるとはどういうことなのか。集めることによってワタルは何を理解し、勇者としてどのように成長するのか。こういう積重ねの説明がもうちょっとほしかったかな、と。あと、大松香織のエピソードのこととか、カッちゃんとワタルの友情の描き方とか、まあいろいろあるのだけれど、原作を読み返して、それは補うことといたしましょう。

B000IJ7N94ブレイブ ストーリー 特別版
宮部みゆき 大河内一楼 千明孝一
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-23

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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ

家族で、クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴを観にいく。昨年の伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃は野原ファミリーの家族愛?が堪能できたけれど、春日部防衛隊の面々が活躍しなかったのが不満だったわけですが、今回は春日部防衛隊大活躍ですな。たいへんバランスよく、しかもおバカで満足です。
街の人々がいつの間にか偽者と入れ替わっていくというのは、フィニイの『盗まれた街』なんて古典をちょっと思い出します。まあ、その偽者の正体は、しんちゃん的におバカなんですけどね。もしも、家族が偽者と入れ替わっていたとしたら、それを見分けられますか?家族にだけわかる共通の何かって、うちの場合は何なんだろう、とかちょっと考えてしまいました。
今回ヒロイン役はジャクリーン・フィーニイ特別捜査官。<ツンデレ>ジャージも凛々しいオネエサンです。あ。なあるほど。つまり、やっぱり、これはジャック・フィニイの『盗まれた街』のパロなんだよと堂々と宣言してるわけですね。あと、レギュラーで今回光っていたのは風間クンです。あのヘタレぶりはすばらしい。でも、彼のように現実を受容れられない人間のほうが、じつは多いのだろうね。しんのすけのようにバイタリティ溢れるやつばかりがいるわけはありません。そういう意味で、風間クンが、偽者のママを信じていたいという気分、とてもよくわかるのだよね。おバカな中にも、考えさせられる部分が多いのは、やはりクレしん映画のよいところだと思います。

B000HEVRT2映画 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
ムトウユージ アニメ:クレヨンしんちゃん
バンダイビジュアル 2006-11-24

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オンライン書店ビーケーワン:盗まれた街

415010333X盗まれた街
ジャック・フィニイ 福島 正実
早川書房 1979-03

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『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』を家族で観てきました。10周年オールスターキャストだそうで、なかなか見ごたえがありましたね。そういうえば、主要キャラなのに新一の両親はいなかったか……。前作のように変にCG処理にばかり凝ってなくて、ストーリー重視なところが好感持てました。映画初期のノリに近いと思います。
オールスターにした分、キッドの活躍シーンが限定されてしまい、ストーリーがふたつに分離したような、悪く言えば散漫な印象もあるのですが、その分コナンと平次のペアがよく動いてました。推理劇としては、一般的な要素を回答としていないことが序盤でわかったので、早々に自前での犯人探しはやめにして、純粋にふたりの行動を楽しめたところもよかったのかもしれません。遊園地に人質を取られるというのはちょっと設定に無理があるとは思うのですが、まあ、そこは灰原の<演技>に免じてOKとしましょう(笑)。ラストのジェットコースターのシーンがなかなかコナンらしくてよかったですね。ああいうノリがまさにコナンです。そして、今回は、新一の正体が依頼主にバレているというアレがあったのですが、この理由は序盤ですぐに気づきました。蘭をからめるのでないなら、無理にそういう要素を入れなくてもよかったのではないかとも思うのですが、いかがでしょう?
最後に、個人的には依頼主の声が古谷徹なのがはまりすぎていて、すばらしかったです。ああいう声に関しては右に出る人がいないのではないかとまで思ってしまいましたよ。

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『ドラえもん のび太の恐竜2006』 感想

上映期間ぎりぎり駆け込みで、ドラえもん のび太の恐竜2006を家族で観てきました。
なんといっても、ドラの「暖かく見守る目」がいい(笑)。本来的なドラえもんの役割は、秘密道具でのび太を甘やかすことではなくて、「暖かく見守る」ことなんだよね。旧作を最後に見たのは、さていったいいつだったかと思うくらいの前なので、旧作と頭の中で比較することなく楽しめました。全25作に及ぶ大冒険も一度リセットされた形になって、いろいろなお約束が再確認されてたりして、それも楽しい。たとえば、白亜紀の地図はインプットされたないので「どこでもドア」は使えないとか、「タケコプター」は時速80kmでフル稼働させると8時間で電池があがってしまうとかね。秘密道具も万能じゃない。のび太が使い方を誤るばかりじゃなく、道具自身にきちんと限界があるのだという、そういう当たり前のことが自然に説明されているのがいい。
そして、ドラ映画というと、通常のエピソードに比べてのび太がいやに立派なことが鼻についたりつるのだけれど、今回はそのあたりもほどほどで、ドラも「見守り」がいがあったんじゃないかと思います。今回のエピソードでは、のび太自身がずいぶんとがんばっていました。
ただ、背景のリアルさというのは、「ぼくの生まれた日」とかのエピソードにはマッチしていたけれど、今作のようなファンタジックなものにはどうだろうと思ってしまいました。

B000IMUXCA映画ドラえもん のび太の恐竜 2006
渡辺歩 水田わさび 大原めぐみ
ポニーキャニオン 2006-12-20

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ラビビーン関根

土曜から月曜にかけて山場だったので、昨夜やっとゆっくりネットをチェックする。今年はエイプリルフールのしかけをつくることができなかったのが残念。しかも、その間は会社にいたため、見に行くことさえできなかった。
ところで、そのチェックをしていて、ここ何日間でここに辿りついた人たちの検索キーワードの一位は、土曜の夜に「クレヨンしんちゃん」の映画のTV放映があった影響で、「ラビビーン関根」であることが判明。「3分ポッキリ大進撃」ではないところが、いかにもうちのページらしいかも。ちなみに、ヒットしているページはクレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃です。このページの「怪獣図鑑」はリンク切れになっておりますが、DVDに特典として収録されているそうですよ。

B000BKJDYS映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃
臼井儀人 ムトウユージ 矢島晶子
バンダイビジュアル 2005-11-25

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30過ぎてもガンダムガンダムって…どうかと思うねボカァ!

少々気になることがあったので、組合の春闘準備集会に久しぶりに参加する。出席して10分も経たないうちに複数のユーザからいろいろ連絡が入って対処に追われたため、春闘そのものの説明はほとんど聞けなかった。そのまま、懇親会という名の飲み会に移行。
横に座っていた後輩はかねてよりガンダム・マニアだと聞いていたのだが、最近はあんまり熱心ではないとか。熱心ではないけど、ZやZZはDVDのコンプリートボックスを持っているそうだ。深いなあ。
やはり40も手前になってガンプラとかやっているのはおかしいのか(笑)。「30過ぎてもガンダムガンダムって…どうかと思うねボカァ!」なんてのもあったけど、40まであと1年を切っておるのだよなあ。
別の後輩が「キャバクラとか行かないんですか?」とかいうので、「いや、そんな金があるなら、先月出たジェットストリームアタックできるドムのセットを買うよ」と返事する。おかしいか?おかしいのかも(笑)。

B000CQM33E1/144 HGUC MS-09 ドム 黒い三連星トリプル・ドムセット
バンダイ

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4047137502機動戦士ガンダムさん さいしょの巻
大和田 秀樹 矢立 肇 富野 由悠季
角川書店 2005-08-26

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『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』

B0009VHUF8機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-
富野由悠季 池田秀一 飛田展男
バンダイビジュアル 2005-10-28

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【感想】
劇場版の第一作です。休日出勤の疲れた足で書店に立ち寄ったところ、初回限定版がまだ売っていたので、ついフラフラと買ってしまいました。
改めて観ても暗いストーリーです。それに何というか、爽快感がないわけです(笑)。これがファーストであれば、ところどころに「おお」という感じがあって、解放されるような感じをぼくはおぼえるのですが、なんだかはがゆい感じがするわけです。クワトロの中途半端な立場とか、カミーユのわがままさとか、アムロのもう人生に疲れたよみたいな感じですね。ある意味、大人な作品と言えるのかもしれません。昔とは別の視点で作品を見ている自分に驚きを覚えます。アムロがなかなか腰を上げないのにやきもきしたものですが、今では彼の気持ちもよくわかるというか、むしろふたたび立ち上がることに感動してしまいますよ。
昔、TVシリーズで、Mark-IIの塗装を変更するシーンがあったのですが、この映画にはなかったです。あの長いシリーズを約100分×3回にするのだから無理はないですが、好きなシーンだったのにな。というか、ティターンズカラーのMark-IIが好きなので、塗り替えなくてもよかろうと思ったりしたものです。ぼくの思い入れはともかく、100分弱はやはりきついのではないでしょうか?

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『強殖装甲ガイバー 23 受け継がれる魂』(高屋良樹)

4047137693強殖装甲ガイバー(23)
高屋 良樹
角川書店 2005-12-22

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【感想】
第23巻です。読み始めた時はまだ高校生だったんだな、と最新刊を手にするたびに思ってしまいます。今回、表紙の中央、ギガンティックの上に配された人々は、あの魅奈神山遺跡基地の研究者の面々なのですね。そして、アプトムの復活。感慨深いです。

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シャンプーなんかの香り

今月の「月刊アフタヌーン」、『げんしけん』の最終ページ縦欄外に「シャンプーなんかの香りには気をつけてね。もう遅いかな?」と書いてある。

一瞬、なんのことかわからんかったです。記憶力の減退を感じます。もちろん、アニメ『ときめきトゥナイト』のエンディング「スーパーラブローション」の一節ですね。

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『ウルトラマンSTORY0 1』(真船一雄)

4063492206ウルトラマンSTORY0 1 (1)
真船 一雄
講談社 2005-09-21

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【感想】
ウルトラマンたちが怪獣を倒すことを使命にしているのはどうしてなんだろう?ウルトラマンの行動心理ってよくわからない。と、あちこちに何度も書いてきましたが、その疑問への回答例がこの作品なんだろうな、と思う。<光の国>がいかに誕生したのか?そして、その際に陰謀をめぐらせていた異星人とは?よくできた話です。第二話でゾフィーが力の意味に悩むあたり、いい味出していると思います。岩盤を素手で割るシーンのあたり、ちょっと「北斗の拳」が入っておりますか?あと、カラータイマーの解釈がどうなっているのか、そのあたりもうちょっと説明を入れてほしいですね。第三話が途中までしか入ってないので、とても欲求不満です。

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『仮面ライダーSPIRITS 8』(村枝賢一)

4063620476仮面ライダーSPIRITS 8 限定版 (8)
石ノ森 章太郎 村枝 賢一
講談社 2005-09

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【感想】
上記のリンクは限定版です。Amazonで検索しても通常版が出てこないのはどうしてだろう?
さて、待望の第8巻、そして第3部の開幕です。<あいつが「村雨良」という人間に戻れず、JUDOの器としても生きられないのならば、仮面ライダーとして生きればいい>ううむ、さすがにいいこと言うなあ、本郷。そして、ついに仮面ライダー10号ZXの誕生。ライダーであるか怪人であるかは、けっきょく人としての意志の問題なのだよなあ、といまさらのように思う。また、次の巻まで何日待たないとならないのか?

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『勧善掌悪始末人』(明智抄)

4257723068勧善掌悪始末人
明智 抄
朝日ソノラマ 2005-09

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【感想】
シリーズ最終巻。コミックス未収録の「純情火炎始末人」「順風満願始末人」を含む。
イシス国のエピソードとかすっかり忘れておりましたよ。おお。そうだそうだと記憶も新たになりました。未収録の二編は未収録といいながら、たしかに読んだ記憶がございます。雑誌掲載で読んだのだったか。雑誌は借りたものかもしれないけれど、案外に自分で買ってたりするのかもしれない。思えば、あの頃は少女漫画雑誌を買うことに抵抗なかったものな、などと懐かしく思ったり。あと、謎がさらに深まる感じですが、番外編の「銀の魚」が好きですね。

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『暗中捜索始末人』(明智 抄)

4257723009暗中捜索始末人
明智 抄
朝日ソノラマ 2005-08

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【感想】
『白花繚乱始末人』に続く始末人シリーズ第4弾。表題作の他に、高屋と入野の出会いを描いた「真昼の月・I」「真昼の月・II」
<真実ってのはあれはメルヘンだから現実にはないんだ。現実世界では事実がひとつあってそれが人の数だけのまちがったこと正しいことになるんだ>という部分にとても共感をおぼえる。だから<自分のやってる事を疑いながら><自信を持たないでほどほどの決意で生きろ>と高屋は入野を諭す。
どうなのだろうな。よくわからない。現実世界に起きたひとつの事実が、そうして人それぞれの真実を紡いでいくのであれば、己の信じる道を生きるしかないのではなかろうか。それは、時には誰かを傷つける行為かもしれないけれど。これから起きる出来事には、迷い続けるであろうが、下した決断から生じたもろもろのひずみも傷も、人は受け入れて生きるしかないのであろうよ。

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杉浦日向子さんの訃報

昨日夜、杉浦日向子さんの訃報を知る。46歳というその若さにショックを受けた。

杉浦さんの漫画を初めて読んだのは、大学生の頃です。当時選択していた講義に、昭和初期のSPレコードに録音された落語を文章起こしし、その言語を研究するというのがありました。その講義の中で杉浦さんの漫画を紹介されたのです。双葉社から出ていた『ゑひもせす』に収録されていた「日々悠々」というごく短い作品。これで参ってしまったのですよ。その後、新潮社から刊行が始まった『百物語』を読み、また就職活動で東京・大阪に出るたびに大きなコミック専門店に立ち寄り葛飾北斎を扱った『百日紅』を集めました。すでに、ちくま文庫で『合葬』が文庫化されていましたが、なかなか入手することはできなかったのを記憶しています。いちばん好きなのは江戸の怪異を語った『百物語』。訃報を知ったのが出張先であったので、帰宅後にすべて読み返しました。なんだか泣けてきてしまいました。
これらの作品は、下にあげたように現在文庫等で入手できますが、やはり単行本の装丁はすばらしいので、古書を見かけられたら手に取られてみることをお薦めします。ヲタク夫婦の出たとこまかせ。に単行本のすばらしい写真が掲載されているので、リンクしておきます。

心より、杉浦日向子さんのご冥福をお祈りいたします。


4101149135百物語
杉浦 日向子
新潮社 1995-11

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4480032088百日紅 (上)
杉浦 日向子
筑摩書房 1996-12

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]
4575939870ゑひもせす 新訂版
杉浦 日向子
双葉社 2005-12-26

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劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ

劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオを家族で観にいきました。
子供たちはポケモン大好きで、映画も毎年観にいっています。ぼくも、その半分以上につきあっていますし、後にTV放映された時には、また子供たちといっしょに観るわけです。
ポケモン映画では新しいポケモン-幻のとか、伝説のとか、ですね-が出てくるので、子供たちはそれが目当て。うちの子供たちに限ったことではないでしょう。しかし、つきあう大人(?)としては気になるのはストーリーの方です。当たり外れが大きいよなあ、というのがぼくの正直な感想ですね。まあ、これはシリーズものの宿命で、ポケモンに限ったことではありませんけれど。で、今回はといえば、大当たりです。すばらしい。ニョーボなどは、不覚にもちょっと泣いてしまったそうですが、その気持ちは良く判ります。
自分を犠牲にしてでも守るべきものがあるという価値観、そして友を信じるというのはどういうことなのかということ、これが今回のテーマですね。前者については意見の分かれるところなのかもしれません。そもそも、ポケモンのいいところは、その戦いは基本的にスポーツであるということですから。ポケモンの技は相手ポケモンを攻撃しますが、死なせることはありません。<戦闘不能>というファンタジーに支えられているのです。だから、安心して観ることが出来るとも言えます。映画の場合はそこから逸脱することがあるのですが、今回はそれがいい方向に動いたと思うのですよ。とてもよい映画でした。

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『鋼の錬金術師11』(荒川弘)

4757514964鋼の錬金術師 11 (11)
荒川 弘


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【感想】
「錬金術師は真理を追い求める者だ。自分に都合の良い所だけ見てそれで済まされて良い訳がない」
真理などというものが、この世にあるのかどうか知らない。ただ、世の中にはいくつもの事実が、綺麗に見える事実や醜く見える事実が転がっている。その事実の羅列から何を見出せるようになるか、見出したものにどのような意味を与えることができるようになるか、まあそういうことだ。同じ事実から、見出すものは人によって異なるかもしれない。また、同じものを見出しても、それに与える意味もまた人それぞれであるかもしれない。その他人の見出したそれぞれに異なった真実を認めることができたりできなかったり……。
エドの鬼気迫る表情とか、アルの心情の吐露とか、読みごたえあります。重い。今回の結論がほんとうに真実なのかというところに、ぼくは疑問があるのですよ。何しろ、サンプル数が少なすぎる。あと、ふたりの父親ホーエンハイムの素性が気になるところですね。

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『百鬼夜行抄 (13)』(今 市子)

百鬼夜行抄 (13)
4257905344今 市子

朝日ソノラマ 2005-07-20
売り上げランキング : 31


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【感想】
「夜半の客」「晴れ着」「月影の庭」「餓鬼田の守り神」の4編。
12巻から半年空いているので、頭の中で登場人物の関係とか整理しながら読む……という意味ではは不向きな巻だったかもしれない。司と尾白・尾黒が酒を酌み交わすシーンが好きなのだけれど、話の進行上3人じゃない1人と2羽か、ともほとんど出てこない。後半は晶と三郎の話が主軸になっているのだが、その恋の性質上、成り行きを見守るのがどうも苦手なのである。しかも、4編目のラストシーンはかなり欲求不満を残す。青嵐はどうなったのか。三郎はどうなるのか。晶はこれからどうする気なのか。すべて次巻に持ち越しですか……。どなたか、この続きの掲載雑誌を貸していただけませんか?

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『白花繚乱始末人』 (明智 抄) 感想

4257722959白花繚乱始末人
明智 抄
朝日ソノラマ 2005-07

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【感想】
『鳥類悲願始末人』に続く、始末人シリーズ第3弾。
・「白花繚乱始末人」<ネモフィラ・マクラータは手折るべき花じゃない>運命だとか神だとかいかにも思春期の若者が頭の中でこねまわしたような構えたモノローグと、実際に起こっている事件のあまりにも日常的なギャップ。始末人外の視点で描いているせいか、異色な感じがする。
・「白雪幻想始末人」<私達はたしかに同じ魂を持っていた>(笑)。小鳥さんがメインのエピソードだと、どうしても話が暗くなるなあ。でもやはり、この集の中だとこれがいちばん好きな話である。
・「水上夢幻始末人」ええと、<なんじゃこりゃ>と高屋が言いたい気持ちはよくわかる。でも、それが文学なのかもしれない(笑)。

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『鳥類悲願始末人』 (明智 抄) 感想

4257722908鳥類悲願始末人
明智 抄
朝日ソノラマ 2005-06

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【感想】
『明朗健全始末人』に続く、始末人シリーズ第2弾。
始末人たちの属する闇の組織<フェニックス シェイプアップサロン 友の会>が、ダチョウの小鳥さんの過去に絡んで暗躍するエピソードである表題作は、やはり何度読んでもすばらしい。<ただの鳥になりたかったんです>と独白する小鳥さんと、鬼太郎のチャンチャンコみたいなのを着た高屋の絶妙なアンバランスが最高です。
そういえば、昔、必殺シリーズでは<仕事>シーンで中条きよしとか京本政樹の歌がバックに流れたりもしましたが、そのパロディが二本目の「新装転職始末人」に見れます。題名は「白い哀しみ」、歌は高屋です。<今年は大根が豊作で 毎日食べてもなくならない~>。うーん、シュールですね。

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『星は、すばる。』(日渡早紀)

星は、すばる。
日渡 早紀
白泉社 2005-05
【Amazon】
【bk1】

【感想】
単行本未収録だった番外編「猫なんか大嫌い」を収録。作者と同じ名前の日渡早紀を主人公とした<早紀シリーズ>の完全版です。初めて読んだのは高校生の時だったでしょうか。
『ふたつのスピカ』を読んだので、星つながりということでちょうど文庫化されたのを買ってまいりました。『ふたつのスピカ』にも新星の観測エピソードがありましたが、ここでは第2話「伝えてボイジャー」でもっと直接的に新星というのは星が爆発した姿だということを知り主人公が悩みます。「天体観測って自己満足のためのものですか?ボイジャーのレコード盤は意味のないものなんでしょうか?」 今、読み返すと、まっすぐだよなあと思いますね。うらやましい。主人公と自分が同年代の時には感じなかった感慨です。年とったということでしょうか。
そして、第4話「-m7(エムセブン)-」と第5話「星は、すばる。」を連続で読んで、昔何度も読み返したはずなのに、やっぱり完全にやられてしまったのでした。結末をもちろん知っている話なのに。作者の他シリーズ、例えば『ぼくの地球を守って』や『未来のうてな』ももちろん好きな話ではあるのですが、やっぱりこれは特別だな、と思います。だから、番外編の「猫なんか大嫌い」が当時、読者に拒否されて未収録だったというのも、わかりますね。でもねえ。改めて今読むと、それもこれも人生の一部だもの、と思ってしまったりもするのですよ。年とったのでしょうね、よくも悪くも。いろいろと思い出さされた一冊でした。

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『ふたつのスピカ 5-8』 (柳沼 行) 感想

4840109060ふたつのスピカ 5 (5)
柳沼 行
メディアファクトリー 2003-10-23

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4840109443ふたつのスピカ 6 (6)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-04-23

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4840109842ふたつのスピカ (7)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-12-22

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4840113076ふたつのスピカ 8 (8)
柳沼 行
メディアファクトリー 2005-05-23

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じっくり読もうと思っていたのに、けっきょく本屋で出ているところまで買って一気に読んでしまった。何てもったいないことをするんだろうな、と自分でも思います。
なかなかうまくいかない友達との関係とか、とまどいながらも自覚していく恋するという気持ちとか、そういう自分ではどうしようもなかった昔のことを思い出しながら読んでいます。アスミの自身についてのエピソードももちろんよいのだけれど、やはりマリカがいいですね。昔の歌じゃないけれど、ちょっとひねくれて、星をにらんでいるようなところ、大好きです。アスミはいい子すぎて、ぼくとしては感情移入しにくいのかもしれません。それだけに、<オリオン2号>のエピソードはかなりくるものがありました。電車の中で読まずによかった。
それはそうと、6巻の冒頭部分がアニメの最終エピソードにあたる部分なのですね。アニメのあのラストはちょっとどうかと思うのだけれど、ご覧になられた方いかがですか?

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