『怪奇大作戦 セカンドファイル ゼウスの銃爪』 感想

4月にBS-hiで放映された怪奇大作戦 セカンドファイルがHNK総合で三週連続再放送です。
まずは、オープニング音楽が昔通りなのにちょっと感動。いい感じの始まりです。ファイル1は「ゼウスの銃爪」。
白昼に起こった謎の焼死事件を追ってSRIが動きます。スタンダードな科学犯罪物で、怪奇風味は薄いです。もとになっているのはオリジナルシリーズの「恐怖の電話」でしょうか。実相寺監督の「怪奇」での初監督作品がこれだったので、セカンド冒頭を飾るにふさわしいと言えるでしょう。
三沢京介をココリコの田中が演じると聞いてどうなんだろうと思っていたのですが、三沢の熱血な感じがよく出ていましたよ。牧史郎もいい感じだったのですが、こちらはぼくの岸田森への思いいれが強すぎて違和感を拭い去れませんでした。過去のドラマを新たなキャストでやるのって難しいのだな、と思いましたよ。

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『必殺仕事人 2007』 感想

単発ながら15年ぶりの復活とあいなった必殺仕事人2007。期待半ば不安半ばで見たのですが、なかなかに楽しめました。シリーズ化を前提にした序盤スペシャル風の味付けですね。まあ、これでシリーズにできるほど甘くはないのでしょうけれど。単なる2時間スペシャルと考えるには、話の内容が素直にすぎるし、主水とお菊の過去とか涼次と玉櫛の事情とか解決していない伏線を残しすぎです。第2弾があるのなら、そのあたりのエピソードぜひ拝見したいところ。以下、キャスト事に。

・主水:必殺シリーズの顔である主水ですが、これで世代交代なのかもと思うとさびしい。いっそ元締になるのもありかと思いはするのだけれど、どうだろう?

・小五郎:なぜに仕事人になったのかとか、出世に興味ないのはどうしてか、とか謎な方です。まあ、そう言ってしまえば主水だってそうなんだが。主水の後任としては格好よすぎる気もします。主水の良さは平時と裏の落差にあるわけだけれど、小五郎の場合、どう見せていこうとしてるんだろう?

・涼次:続編があるなら、縦軸になるのはこの涼次と玉櫛の関わりなんだろうなあ、と思う。過去のある人物というのは必殺シリーズの常套ですよね。ただ、事情が事情だけに、そこを強調しすぎると影の軍団になってしまうか。あと、技がどうも地味すぎるような気がする。箸を持たせたのは喰いタンへのオマージュか(笑)

・源太:いきなり子持ちになってしまったところとか、正義感なところとか、仲間への加入事情とか、かつての秀を彷彿とさせる(笑)。作太郎役の子、うまかったですよね。

・お菊:主水との過去のいきさつが気になるところ。どうせなら、「おけい」を出して欲しかったけれど、あくまでもパラレルワールドなのだよね。

謎といえば、涼次のぶり大根を食べてしまったのは誰?素直に考えればその前に道ですれ違ったお菊なんだけど、涼次の台詞は「あの野郎」ですよね。素朴な料理に飢えているようだったし、あれはやっぱり喰いタンの仕業なんだろうか(笑)。違うのだろうけど、そう考えると面白い。小五郎は素朴な料理に飢えているようだったし。

欲を言えば、力技を見せてくれるキャラが欲しいところ。ジャニーズでかためておいて骨盤外しとかやらせるわけにもいかないのか……。昔のシリーズを見てみたくなったけれど、DVD化はあんまりされてないのだな。ちなみに好きなシリーズは『暗闇仕留人』、『新必殺仕事人』、あと劇場版ならやっぱり第1作。

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『あずみ』 感想

B0000C0SXMあずみ スタンダード・エディション
小山ゆう 北村龍平 上戸彩
アミューズソフトエンタテインメント 2003-11-21

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【感想】
昨日TVでやってたのを子供たちと観ました。原作は未読。TV版ということは、だいぶカットしてあるのだろうな、と思います。子供と観るには少々流血シーンが多すぎたかもしれませんが、本人たちは面白かったのでぜひ2も観たいと言ってました。アクションシーンは楽しめましたが、もうちょっとあずみの内面に踏み込んで、心理描写を深くして欲しいなという気もします。あと、美女丸のオダギリジョーの狂乱怪演は見ものでしたね。この人はクウガの人だよ、と言ったら上の息子はのけぞっておりました(笑)。

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世にも奇妙な物語 '06秋の特別編

体調が思わしくなくて早く帰ってきたので、『世にも奇妙な物語 '06秋の特別編』を見ることができた。

・「鏡子さん」 帰ってきた時には終わってました。未見。
・「部長OL] 人格入替わりもの。部長とOLが入替わるのが楽しい。みんな一度入替わってみると、お互いの苦労がわかるのかもしれない。人格を替えるのは無理だけど、そういうロールプレイをするのは勉強になるんではなかろうか。
・「昨日公園」 タイムスリップもの。運命が決まっているものだとは思わない。よくわからんのは、どうして本人にぶちまけないかということだ。でも、こういうエスカレーション型の話だと、そうするともっとひどくなるのか?原作を読んでみたくなった。
・「猫が恩返し」 土壇場までどこに行っていたのか?どうも釈然としないぞ。
・「家族会議」 思わず真剣に見た。父親の行動にいちいち頷いてしまった。でも、神様だか仏様だかしらないが、こういうことを試すやつは許せないと思う。
・今回は、話の間にショートストーリーが挟まっていて、これらも楽しかった。「箱庭」は、広瀬正の「人形の家」というショートショートを思い出した。

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『ゲド戦記』 感想

家族でゲド戦記を観にいってきました。原作は1巻を中学生くらいの頃に読んだきりなので、映画のベースになっている部分に関する予備知識はほぼないに等しいです。それでなのかもしれませんが、どうにものめりこめない。作中の誰かに感情移入するのがとても難しい作品だと感じました。
まず、「世界が均衡を失っている」というのが、街の様子から象徴的には感じられません。あの程度に頽廃した都市であれば、あちこちにありますよね。物語世界において危ぶまれているものに対する説明が不足しています。その中で、主人公アレンは何に迷っているのか、これも明瞭とは言えないでしょう。だいたい、なぜ父親を刺さなければならなかったのか、最後までよくわかりませんでした。現実世界では心の闇のせいにされがちですが、その闇をこそきっちり描いて欲しかったです。そして、アレンに対してゲドが教えたいことは何なのか、これも不明瞭です。1巻を読んだだけのおぼろげな記憶で言えば、ゲドも幼い頃にはアレンのように迷い苦しんだわけですから、彼に対し思うところがあるはずです。人が自分の「影」と戦うという部分に、もっとウェイトを置けばよかったのではないかと思います。なんだか、もやもやした感じです。
あと、「人と竜はかつてひとつだった」はいいのですが、そのこととテルーの関わりが見えてきません。冒頭に出てきた竜同士の争いも、伏線なのかと思っていたら、あとで何の説明もないし。ファンタジーだからこそ、その世界の成り立ちをもっときちんと見せないと、解釈に苦しんでしまいます。いかがでしょう?

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『ブレイブ・ストーリー』感想

家族で映画『ブレイブ・ストーリー』を観ました。長大な原作のエッセンスの部分だけを取り出した感じでしたね。原作の感想に書いたことですが、やはり映画という形ではなくて、連続テレビドラマかアニメにできなかったのかな、と思います。というのは、ワタルが傷つくにせよ、成長するにせよ、この限られた時間の中では一足飛びに表現されすぎる気がするからです。ワタルには、思う存分悩んでほしい。そして、思う存分迷って欲しいと思います。そういう意味で、現実世界が映画の中で占める部分がいかにも少ないような気がしたし、原作に比べてミツルがいいやつすぎるような気もするのです。悲惨な部分があっての人生じゃあなかろうか?宮部氏が映画の公式ページに寄せられて「世界を受け入れる」という表現を用いられていますが、その<受け入れる>までのワタルの心のゆらぎの隅から隅までが原作では堪能できました。でも、その原作を読んだからこそ映画に物足りなさを感じてしまったのかもしれません。また、冒険物語は楽しめたのですが、RPG的な要素の表現がなんだか弱いように感じたのです。アイテム、この物語の場合は玉ですね。それを集めるとはどういうことなのか。集めることによってワタルは何を理解し、勇者としてどのように成長するのか。こういう積重ねの説明がもうちょっとほしかったかな、と。あと、大松香織のエピソードのこととか、カッちゃんとワタルの友情の描き方とか、まあいろいろあるのだけれど、原作を読み返して、それは補うことといたしましょう。

B000IJ7N94ブレイブ ストーリー 特別版
宮部みゆき 大河内一楼 千明孝一
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-23

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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ

家族で、クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴを観にいく。昨年の伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃は野原ファミリーの家族愛?が堪能できたけれど、春日部防衛隊の面々が活躍しなかったのが不満だったわけですが、今回は春日部防衛隊大活躍ですな。たいへんバランスよく、しかもおバカで満足です。
街の人々がいつの間にか偽者と入れ替わっていくというのは、フィニイの『盗まれた街』なんて古典をちょっと思い出します。まあ、その偽者の正体は、しんちゃん的におバカなんですけどね。もしも、家族が偽者と入れ替わっていたとしたら、それを見分けられますか?家族にだけわかる共通の何かって、うちの場合は何なんだろう、とかちょっと考えてしまいました。
今回ヒロイン役はジャクリーン・フィーニイ特別捜査官。<ツンデレ>ジャージも凛々しいオネエサンです。あ。なあるほど。つまり、やっぱり、これはジャック・フィニイの『盗まれた街』のパロなんだよと堂々と宣言してるわけですね。あと、レギュラーで今回光っていたのは風間クンです。あのヘタレぶりはすばらしい。でも、彼のように現実を受容れられない人間のほうが、じつは多いのだろうね。しんのすけのようにバイタリティ溢れるやつばかりがいるわけはありません。そういう意味で、風間クンが、偽者のママを信じていたいという気分、とてもよくわかるのだよね。おバカな中にも、考えさせられる部分が多いのは、やはりクレしん映画のよいところだと思います。

B000HEVRT2映画 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
ムトウユージ アニメ:クレヨンしんちゃん
バンダイビジュアル 2006-11-24

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オンライン書店ビーケーワン:盗まれた街

415010333X盗まれた街
ジャック・フィニイ 福島 正実
早川書房 1979-03

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明石家電子台

昨夜も会社に泊まり。泊まりとか、帰宅しても午前1時を過ぎているとかで、かなり長い間明石家電子台を観てないような気がする。土曜の夜に探偵ナイトスクープを観て、月曜の夜にはこれを観るのが正しい関西人のあり方のような気がするのだがなあ(笑)。こういう番組を観て、自分をリセットしないとね。

そういえば、ボウケンジャーでダイボウケンがスコップで土を掘る姿を見て、明石家電子台で間寛平が扮したホイホホレホレ戦隊スコップレンジャーをまざまざと脳裏に浮かべた関西人はとても多いのではないか?おそるべし関西文化!

B000EF5KP6轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXダイボウケン
バンダイ 2006-02-25

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『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』を家族で観てきました。10周年オールスターキャストだそうで、なかなか見ごたえがありましたね。そういうえば、主要キャラなのに新一の両親はいなかったか……。前作のように変にCG処理にばかり凝ってなくて、ストーリー重視なところが好感持てました。映画初期のノリに近いと思います。
オールスターにした分、キッドの活躍シーンが限定されてしまい、ストーリーがふたつに分離したような、悪く言えば散漫な印象もあるのですが、その分コナンと平次のペアがよく動いてました。推理劇としては、一般的な要素を回答としていないことが序盤でわかったので、早々に自前での犯人探しはやめにして、純粋にふたりの行動を楽しめたところもよかったのかもしれません。遊園地に人質を取られるというのはちょっと設定に無理があるとは思うのですが、まあ、そこは灰原の<演技>に免じてOKとしましょう(笑)。ラストのジェットコースターのシーンがなかなかコナンらしくてよかったですね。ああいうノリがまさにコナンです。そして、今回は、新一の正体が依頼主にバレているというアレがあったのですが、この理由は序盤ですぐに気づきました。蘭をからめるのでないなら、無理にそういう要素を入れなくてもよかったのではないかとも思うのですが、いかがでしょう?
最後に、個人的には依頼主の声が古谷徹なのがはまりすぎていて、すばらしかったです。ああいう声に関しては右に出る人がいないのではないかとまで思ってしまいましたよ。

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『ドラえもん のび太の恐竜2006』 感想

上映期間ぎりぎり駆け込みで、ドラえもん のび太の恐竜2006を家族で観てきました。
なんといっても、ドラの「暖かく見守る目」がいい(笑)。本来的なドラえもんの役割は、秘密道具でのび太を甘やかすことではなくて、「暖かく見守る」ことなんだよね。旧作を最後に見たのは、さていったいいつだったかと思うくらいの前なので、旧作と頭の中で比較することなく楽しめました。全25作に及ぶ大冒険も一度リセットされた形になって、いろいろなお約束が再確認されてたりして、それも楽しい。たとえば、白亜紀の地図はインプットされたないので「どこでもドア」は使えないとか、「タケコプター」は時速80kmでフル稼働させると8時間で電池があがってしまうとかね。秘密道具も万能じゃない。のび太が使い方を誤るばかりじゃなく、道具自身にきちんと限界があるのだという、そういう当たり前のことが自然に説明されているのがいい。
そして、ドラ映画というと、通常のエピソードに比べてのび太がいやに立派なことが鼻についたりつるのだけれど、今回はそのあたりもほどほどで、ドラも「見守り」がいがあったんじゃないかと思います。今回のエピソードでは、のび太自身がずいぶんとがんばっていました。
ただ、背景のリアルさというのは、「ぼくの生まれた日」とかのエピソードにはマッチしていたけれど、今作のようなファンタジックなものにはどうだろうと思ってしまいました。

B000IMUXCA映画ドラえもん のび太の恐竜 2006
渡辺歩 水田わさび 大原めぐみ
ポニーキャニオン 2006-12-20

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ラビビーン関根

土曜から月曜にかけて山場だったので、昨夜やっとゆっくりネットをチェックする。今年はエイプリルフールのしかけをつくることができなかったのが残念。しかも、その間は会社にいたため、見に行くことさえできなかった。
ところで、そのチェックをしていて、ここ何日間でここに辿りついた人たちの検索キーワードの一位は、土曜の夜に「クレヨンしんちゃん」の映画のTV放映があった影響で、「ラビビーン関根」であることが判明。「3分ポッキリ大進撃」ではないところが、いかにもうちのページらしいかも。ちなみに、ヒットしているページはクレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃です。このページの「怪獣図鑑」はリンク切れになっておりますが、DVDに特典として収録されているそうですよ。

B000BKJDYS映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃
臼井儀人 ムトウユージ 矢島晶子
バンダイビジュアル 2005-11-25

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『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』 感想

『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』を家族で見てまいりました。
壮大だなあ、というのがまずは正直な第一印象です。違和感のないCGでナルニアをよくもここまでと思うまでに描き出しております。言葉を発するライオンの王アスランも、意外にすんなり受け入れられました。最初に空襲のシーンから始まったのには、ちょっとびっくりしましたが。
しかしながらですよ、ここで苦言を申さねばなりません。その昔、原作を読んで心に描いたあれこれとは、やっぱりなんだかちょっと違うのですよ。ナルニアというのは、『指輪物語』と比べるとさらにお伽話めいていて、やはり読者の数だけイメージのある作品なんじゃなかろうかなあ、などと思ってしまう次第なのです。ライオンがしゃべる。フォーンがこちらにやってくる。冬のナルニアに街灯がポツンと灯っている。魔女が迫ってくる。そういうあれこれについて、やっぱり行間を読んでボーッとするのがより正しい読み方なんじゃなかろうかな、と。そして、できれば、ルーシーになりきって旅をするように読むのが正しい読み方なんじゃなかろうかな、と。いや、映画はとてもすばらしかったのですが、そういう意味ではちょっと派手すぎたのかもしれないです。
さて、ところで、「ナルニア、ナルニア」と唱えると、新井素子の『おしまいの日』を思い出してしまうのは、ぼくだけでしょうか?そうですか、『扉を開けて』ではなく『おしまいの日』なのが、ぼくらしいですか。あれは新井素子作品のうちでもっとも身近にあって、もっとも恐ろしいものです。映画を見てから、つい読み返してしまい、精神的にえらい目にあいました。映画の感想とはまったく関係ないですが、まあ蛇足ということで。

B000ICLRV6ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 4Disk エクステンデッド・エディション
C・S・ルイス アンドリュー・アダムソン ジョージー・ヘンリー
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-12-06

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4001140349ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
C.S.ルイス 瀬田 貞二 C.S. Lewis
岩波書店 2000-06

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4101426031おしまいの日
新井 素子
新潮社 1995-04

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408600495X扉を開けて
新井 素子
集英社 2004-10-01

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香取慎吾主演の『西遊記』

昨日の夜は香取慎吾主演の『西遊記』の第一回を見ました。映像での『西遊記』といえば、年齢的にゴダイゴの「ガンダーラ」で有名な堺正章主演のものか、手塚治虫の『悟空の大冒険』がまず頭に浮かびます。ドリフターズの人形劇で『飛べ!孫悟空』なんてのもあったなあ。志村けんが悟空で、「あーみーまー」とか呪文を言うのだった。主題歌(ピンクレディーの歌ったオープニングではなくて、エンディングのほうね)が教育的配慮に欠けるとかで物議をかもしたっけ(笑)。われながら、どうでもいいことばかりよく憶えているものだ。
さて、昔話はともかく、見る前は夏目雅子以外の女性に三蔵法師が似合うのかなあ、などと思っていたのですが深津絵里の三蔵は凛としていていい感じでしたね。悟空よりもウッチャン演じる悟浄のほうが俊敏な感じなのはちょっとどうかと思いましたが、なかなかに期待できそうです。ウッチャンの拳法の構えを見ていて『七人のおたく』をもう一度見たくなってしまいましたよ。香取慎吾も如意棒を回す練習をずいぶんとしたとどこかで読んだのですが、その昔、堺正章が棒術の先生について練習したというエピソードをいまさらのように思い出しましたです。来週から録画するかなあ。
以下、文中で言及した作品ですが、堺正章主演の『西遊記』ってDVDになってないのですね……。

B000A5HLSE悟空の大冒険 Complete BOX
手塚治虫
コロムビアミュージックエンタテインメント 2005-09-21

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B00005YUWZ七人のおたく
ウッチャンナンチャン 内村光良 南原清隆
ポニーキャニオン 2002-03-20

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『終りに見た街』

終りに見た街を観る。20年以上前に一度ドラマ化されたものの再ドラマ化。このドラマの眼目はタイムスリップでも主人公が「終りに見た」街の風景でもなく、終盤で子供たちが見せる心理的な変化のほうである。若く柔軟な心ほど時代の雰囲気に呑まれやすいのではないだろうか?これは怖いことだ。この心理的変化を、前回観た時には単に面白いと感じただけであったが、今回は理解しがたいと考えている自分を感じた。心が柔軟でなくなった証拠であろうか?
あと、主人公が最後に見るのが、前バージョンでは東京タワーだったのが、今回は新宿の都庁ビルになっているところに時の流れを感じました。

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『ハリーポッターと炎のゴブレット』

家族で『ハリーポッターと炎のゴブレット』を観てきました。映画の前作がぶつ切れの感じだったので、さらに原作が長くなった今回の出来がどのようになっているのかとちょっと心配だったのですが、じつにバランスのよい話の展開だったと思います。あの長大な原作をよくこの時間におさめたものです。
原作を読んでの感想はここにあるのですが、映画の印象もあまり変わりません。ただ、欲を言えば、ロンとハリーの行き違いの部分が映画では押さえられていて、そこはちょっと不満です。原作ではあれが延々と続く印象があるのですよね。重要な部分だと思うのですが、それが薄められた結果アクション中心になってしまった感じがしました。それと、チョウ・チャンに対してのハリーの恋心の部分も、短すぎるような気がします。仕方ないと言えば仕方ないのでしょうかね。逆に、ダンス・パーティのシーンでのハーマイオニーがとても綺麗で驚きました。ロンはぐずぐずしている場合じゃあないですよね。

B000EPFDMQハリー・ポッターと炎のゴブレット 通常版
J.K.ローリング スティーヴ・クローヴス マイク・ニューウェル
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-04-21

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仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼

『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』『魔法戦隊マジレンジャー インフェルシアの花嫁』を家族で観にいきました。
戦隊シリーズのほうは、毎年30分ということで時間が定着したのでしょうか?いつもと同じ間尺ながら、なかなか楽しめる内容でした。じつは観にいくまでさっぱり内容を知らなかったのですが、山崎さんがらみの話だったとは。このエピソードがTVシリーズに繋がると面白いですね。
響鬼の方は、完全に時代劇にしてしまうのだと思っていたのですが、現代にリンクしておりましたね。現代のシーンでヒビキが「少年」ではなく「明日夢」と呼びかけているのが興味深かったです。つまり、その時点では明日夢は新米ながらヒビキの弟子になっているということなのでしょうね。また、時代劇パートでは、明日夢の兄の名がタケシであることや、下條アトムが演じる村長の名前が藤兵衛であるなど、凝っております。鬼たちのデザインも、一癖二癖あるものが多くて楽しめます。どうせなら、響鬼以外はすべてオリジナルにしてしまってもよかったのではないかと思いますよ。ラストにさりげなく新武器アームドセイバーが出てくるところがご愛嬌。昨日のため息つきそうな設定よりも、こっちのほうがずっといいと思う。
概して楽しめたのですが、最大の不満は、鈴があっさりとオロチに喰われてしまったこと。本編のヒロインも、やっぱり、あきらじゃなくてひとみなんだろうなあ。けっこう、ぼくは、あきら贔屓なんですけどね。

B000DZJLVQ劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 ディレクターズ・カット版 (通常版)
石ノ森章太郎 坂本太郎 特撮(映像)
東映 2006-05-21

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妖怪大戦争

家族で妖怪大戦争を見に行ってきました。豪華なキャスティングで様々な妖怪を見ることができる娯楽大作です。前半、ちょっとおどろおどろしいムードだったのですが、どちらかといえばとぼけた笑いのある映画ですね。60年代のものでいえば『妖怪大戦争』より『妖怪百物語』のほうが近い感じ。
欲をいえば、タダシがどうして麒麟送子に選ばれたのかについては、もうちょっと掘り下げて欲しかったと思います。ああ。でも、掘り下げると『ブレイブ・ストーリー』になってしまうのか(笑) 。川姫と加藤の因縁部分ももうちょっと突っ込んでほしかった。せっかく、『帝都物語』から加藤保憲を出演させてるんだしね。それと、終盤で「そこまで穢れたくはない」と言い放つ川姫がけっこう衝撃的ですね。憎むとか怨むというのは、妖怪にはない感情で、人間のものなんだと。意外に深いなりゆきに、一瞬愕然としてしまいましたよ。
あと、愕然としたといえば、ラストシーン。タダシはすっかりふつうの大人になっていて、もはやスネコスリのことも見ることはできない。だがしかし……。続編が期待できるヒキです。タダシはふつうの大人になったんたけど、あの東京はいったいどうなっているのでしょう?数々の疑問は続編で解消されるのでしょうか?

以下、大好きな旧三部作をあげておきます。これに対抗してぜひ三部作にしてほしいですね。

B0009IY9GY妖怪百物語
安田公義
角川エンタテインメント 2005-07-29

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B0009IY9GO妖怪大戦争
青山良彦 黒田義之 川崎あかね
角川エンタテインメント 2005-07-29

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B0009IY9H8東海道お化け道中
安田公義 黒田義之
角川エンタテインメント 2005-07-29

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ロボッツ

家族でロボッツを観にいく。下の息子のリクエストである。飽きさせないテンポのよさと、最近はやりのスタイルのアニメーション。面白いのだけれど、発明家になる夢をかなえるためにロドニーが具体的に何をしたのかが伝わってこないのが残念。これでは、半ば以上はラッキーでしかないような気がします。また、ああいうふうに話を作るのであれば、ロボットたちの生死のサイクルをもうちょっときっちり描いて欲しかった。スクラップになるという悲壮感がギャグにまぎれて聞こえてこないのだよね。あと、そのギャグが、少々品のないものが多いと思ったのだがいかがでしょう?吹き替えだけがそうだったとも思えない。
そうそう。冒頭で、夫妻に子供が授かると決まったシーンで、ロドニー・ママが「ほんとうに楽しいのは赤ちゃんをつくる過程だから」と言う部分ですが、あれは笑ってもいいのでしょうか?最初のあたりでは、まだ作品の雰囲気がわかっていなかったので、微妙な訳をするなあと思っていたのですが、そこからのギャグのオンパレードをみるに、きっとこれもジョークだったのだろうなあ。

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月曜出張の楽しみ

月曜に出張する楽しみといえば、宿泊先ホテルのケーブルTVで円谷特撮アワーを見ること。今日は『ジャンボーグA 第14話:恐怖!夜空に舞う地獄花』。この番組のオープニングってこんなんでしたっけ?ひたすらセスナが空を飛び、地上を俯瞰したカットと交互に映し出される。音声を消しておいたら、ぜったいに何の番組だかわからないな。

今日はチェックイン時間がわりと早かったので、ついでに『気まぐれ天使 第8話:野良猫に乾杯』と、『青春ド真中!第10話:夏の海にやさしさがあった!!』も見ました。

『気まぐれ天使』は石立鉄夫主演のコメディ。昔、好きでよく見てました。この話の主人公は、サラリーマンしながら童話を書いているのだよね。ひさしぶりに、ぼくも何か書きたくなりました。

『青春ド真中!』は中村雅俊主演の学園もの。これも何度も再放送を見たな。大人の目で醒めた感じで観ることになるのかと思ったら、見ている間はぼく自身の意識も当時に戻っていて、やっぱりあこがれの学園生活のイメージで見ることができました。不思議なものです。

B0000VB5N0ジャンボーグA メモリアルDVDボックス 1 ジャンボーグA編
特撮(映像) 立花直樹 松川勉 丸岡将一郎


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B0000BHXC5気まぐれ天使 DVD-BOX 1
石立鉄男 大原麗子 森田健作 酒井和歌子


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中村雅俊 秋野太作 神田正輝 藤谷美和子


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劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ

劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオを家族で観にいきました。
子供たちはポケモン大好きで、映画も毎年観にいっています。ぼくも、その半分以上につきあっていますし、後にTV放映された時には、また子供たちといっしょに観るわけです。
ポケモン映画では新しいポケモン-幻のとか、伝説のとか、ですね-が出てくるので、子供たちはそれが目当て。うちの子供たちに限ったことではないでしょう。しかし、つきあう大人(?)としては気になるのはストーリーの方です。当たり外れが大きいよなあ、というのがぼくの正直な感想ですね。まあ、これはシリーズものの宿命で、ポケモンに限ったことではありませんけれど。で、今回はといえば、大当たりです。すばらしい。ニョーボなどは、不覚にもちょっと泣いてしまったそうですが、その気持ちは良く判ります。
自分を犠牲にしてでも守るべきものがあるという価値観、そして友を信じるというのはどういうことなのかということ、これが今回のテーマですね。前者については意見の分かれるところなのかもしれません。そもそも、ポケモンのいいところは、その戦いは基本的にスポーツであるということですから。ポケモンの技は相手ポケモンを攻撃しますが、死なせることはありません。<戦闘不能>というファンタジーに支えられているのです。だから、安心して観ることが出来るとも言えます。映画の場合はそこから逸脱することがあるのですが、今回はそれがいい方向に動いたと思うのですよ。とてもよい映画でした。

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『宇宙戦争』(スピルバーグ)

スピルバーグ監督の映画『宇宙戦争』を家族で観てきました。子供たちにはちょっと話が難しかったかもしれない。
物語の展開はほぼ原作に近い。連れて逃げるのが妻ではなく息子と娘であるという点と三本足の侵略機械-トライポッド-が地中に埋まっているという点がまあ大きな差異ではある。前者はともかく、後者に関してはなんだって地中に長い間埋めてたんだというのはまあ疑問ではある。何万年も前から、というのは主人公のレイの想像にすぎなくて真実は不明なんだけど、宇宙人の考えることなんて理解できないという表現のひとつなのかもしれませんね。『サンダーマスク』という気の長いヒーローの例もあることだし、まあいいか。
さて、この映画の特徴はといえば、<アメリカの力は正義だぜ>的なものではないという点に尽きるのではないだろうか?端的にいうのならばヒーローの不在である。侵略者に対して政府がどう対処しているとか、そういう情報は一切ない。最後の最後まで出てこない。妻とはすでに離婚し、<子供たちに月一度は会う権利>らしきものを行使しているひとりの港湾労働者。ティーンエージャーの息子は父の生き方に賛同なんてするはずもなく、娘は近寄ることもいやがる様子。そういう、まあ平均以下の男の体験をただただ描いている。侵略者にかなうわけなんてなく、逃げ惑うばかりである。実際、レイがしたことは数少ない。その数少ない行為でさえ、正義感からではなく、娘を守るというやむにやまれぬ事情からでしかないのである。このてのアメリカ映画ではかつてなかった消極さではないだろうか?だいたい、あの一連の行動は卑怯者に近い。いや、自分ならどうするかと問われれば、やはり同じようにするだろうと答えるしかないのだが。
侵略者によって様相さえ変えていく世界。人間たちの武器は通じない。そして、唐突ながら、原作通りのオチである。きっと、ずいぶん昔からトライポッドを地中に埋めたりして準備していたのだろう侵略者たちが、意外に調査不足だったと笑うだろうか?今となってはあのオチは陳腐だろうか?ぼくはそうは思わない。ここにこそ、この映画の最大の皮肉があるのだと思う。要するに、人間にはどうしようもなかった、あるいはアメリカにはどうしようもなかった、ということのほうに重点があるのだろうと思うのだ。
人間の知恵が及ばないことがある。奇妙な侵略者に対してもそうであるし、また自分自身の人生に対してでさえそうである。それでも、じたばたするのが人間だ、せいいっぱいやるしかないじゃないか、とそういうことを言っているのだろう。娘を元妻に送り届けたレイに何か達成感があったようには思えない。やるべきことはとにかくやったという疲労感が残っただけかもしれない。娘と息子はこの体験を通してちょっと父親を見直したかもしれないけれど、きっと彼のことだから次に会った時にはいらないことを言ったりして、ふたたび子供たちに呆れられたりするのだろう。それが日常ってものだ。

それにしても、他の地域の情報として、大阪が取り上げられていたけれど、なぜに東京ではなく大阪なのだろう?いっそ熊本にしておいてくれれば「清太郎出初式」だったのに(笑)。あと、せっかくここまで原作に忠実だったのだから、侵略者はもっとタコ型にしてほしかったです。

B000FBHTO4宇宙戦争
H.G.ウェルズ スティーブン・スピルバーグ トム・クルーズ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2006-07-07

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『戦国自衛隊1549』

家族で戦国自衛隊1549を観にいきました。昔、半村良原作の『戦国自衛隊』が映画化されたことがありましたが、当時原作のファンだったぼくはその映画に大いに不満を感じました。なぜなら、原作で緻密に組み上げえられていたタイム・パラドクスが、映画にはほとんど生かされていなかったからです。「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか」というのが当時の宣伝文句でしたが、あの映画だけでは、その回答を得られるとは思えませんでした。
対して、今回のこの作品は、自ら<信長である>ことを<自覚>している的場一佐の存在と、それを認めない鹿島たちロメオ隊がきちんと対置されていて、無理なくパラドクシカルな世界に浸ることができました。<力こそが正義>というのは、じつに信長的な考え方だと思います。彼が他の戦国武将のように将軍宣下をよしとせず、天皇制を否定し、専制君主への道を歩んだであろうとの学説は枚挙に暇ないと思います。そして、それはもしかしたら現実の歴史において光秀が主に叛旗を翻した理由でもあったのかもしれません。かつて的場一佐が率いるFユニットのNo2であった鹿島に光秀を重ね合わせてみると面白いのではないでしょうか?ラストシーンで、ロメオ隊の残存全員が鹿島に敬礼をする中、笑ってうなずくだけで絶対に答礼しない彼がとても印象的でした。
不正な力を抑止するためにやむをえず力をもってしないとならない場合もあるでしょう。しかしながら、それは力が正義であることとはけっしてイコールではないのです。力は使いようで善にも悪にもなります。力を恃み、それを信奉するようになった歪んだ姿こそが的場一佐=信長なのでしょう。

B000B6H68M戦国自衛隊1549 標準装備版 (初回限定生産)
福井晴敏 手塚昌明 江口洋介
角川エンタテインメント 2005-12-22

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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃を家族で観にいきました。じつは1日に出かけたところ映画の日で全席売り切れという憂き目に遭ったので今日は2度目のチャレンジ。何とか席はとれたものの、レディーズデーでやはり混んでいたという……。

【あらすじ・感想】
未来からやってきたミライマンは、時空の歪みの調整を行う調整員だ。だが、朝からバタバタの家事に疲れ果てたミサエが食べようとしていたカップ麺の匂いに魅かれ、しんのすけの玩具の怪獣シリマルダシに乗り移る。ミライマンの力で、ヒーローに変身した野原家の面々は、ほんの少し未来の世界で怪獣を倒さないといけないことになるのだが……。

「正義って何だろう」とかしんちゃんが冒頭に言うものだから、重めのテーマを内包するかと思いきや、ぜんぜんそんなことはなく、ひたすらに笑えます。でも、笑っているうちにふと頭を掠める「それじゃあ、ぼくは何のために働いているんだろう?」というそこはかとない疑問。それは、ヒーローになることで自己顕示欲は満たしたものの、その代償として日常を放棄していくヒロシとミサエを見ていて、やはり感じてしまいますね。
あと、ストーリーは単調でひたすら怪獣を倒すのだけれど、こいつらのネーミングが楽しい。公式ページに怪獣図鑑まであるもんね。ラビビーン関根なんていいのかなあ、とニンマリ。波田陽区もどう登場するのかと思っていたら、怪獣だったのだな。いや、ほとんどが、変身したヒロシやミサエに瞬殺されてしまうのが惜しいほどツボを押さえている。必殺技として、ヒロシの靴下が健在なのもうれしいですね。そして、しんちゃんが最後に対峙した敵とは……。いやあ、特撮ヒーローものがわかっているな。すばらしい。そういう意味ではとってもいい出来です。惜しむらくは、今回は野原一家主体なので、春日部防衛隊の活躍がないことですが、まあそこまで言っては欲張りすぎでしょう。

B000BKJDYS映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃
臼井儀人 ムトウユージ きむらひでふみ
バンダイビジュアル 2005-11-25

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『名探偵コナン水平線上の陰謀(ストラテジー)』

家族で名探偵コナン 水平線上の陰謀を観てきました。今回の舞台は太平洋を航海する豪華客船という密室……ということで、じつは少なからず期待していたのですが、ちょっと肩透かしをくわされたような気分。TVのCMなんかでも、<過去と現在ふたつの謎>をうたい文句にしておりますが、限られた時間にいろいろと詰め込みすぎたのか焦点がぼけてしまって今までになく薄味に感じてしまいました。あと、初動捜査でのコナンの推理には無理があるというか、らしからぬ強引さがあったと思います。
逆にとてもよかったのが、いつもは三枚目の毛利小五郎の名探偵ぶりです。実際のところ、コナンがかすんでしまうくらいに、今回はすばらしかったです。小五郎ファンなら必見でしょう。でも、どうせなら、もうちょっと小五郎のそのあたりの心理にもっと踏み込んでほしかったなと思うのですが、欲張りすぎでしょうか?

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『富江』

出張2日目。夜10時すぎにホテルに帰着。
なんとなくケーブルTVを観ていたら『富江 re-birth』というのがかかっていた。シリーズの何作目かということだが、話としては独立しているようなのでそのまま観る。スプラッタではなさそうなので、夜中に観ても大丈夫だろうと思ったのだ。そしてついつい連続で『富江 最終章-禁断の果実』というのも観る。観終わったのは夜中の2時半である。怖くはなかったので、ホラーを期待して観るとちょっと喰い足りない感じが残るであろうか?

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『青の炎』

青の炎 特別版
二宮和也 貴志祐介 蜷川幸雄 松浦亜弥


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【感想】
原作は未読。出張先のホテルのケーブルTVで上映していたのをたまたま観る。原作を読まないままでこうした映画を観ることはぼくとしてはけっこう稀なことである。面白くなかったら別番組にしようと思っていたのだが、美しい映像と哀しい展開に思わず引き込まれる。原作ではここはどうなっているのだろうという疑問符が観ているあいだずっと頭の中で渦巻いていたので、原作も読まねばなるまい。
ところで、けっきょく、この少年が為したこととはいったい何だったのだろう。映画だけを観てあえて言うのであれば、上でも書いたようにやはり「哀しい」が適切か?つまり自分勝手な哀しさにぼくには思える。も