【漫画家】柳沼行

2009/10/25

『ふたつのスピカ 16』 (柳沼行) 感想

完結巻。ついに宇宙飛行士になる夢をかなえたアスミ。宇宙船のネーミングがまたすばらしい。
「どんなものにも必ず終わりはある」と言うライオンさん。そうだね。悪いことにだっていいことにだって、終わりは来るものだ。アスミの乗った宇宙船の打ち上げ時点ではライオンさんが成仏できなかった理由が、なんとなくわかるような気がした。彼の望みは、無事に帰って来ることだったのだよ。だから、地上でアスミと再会するこで、その時が来たのだろう。ほんとうは、鈴成先生に「ただいま」と言いたかっただろうに。
1年が過ぎ、アスミは小学校で昔のタイムカプセルから作文を見つけた子供たちに出会う。そこに書かれていたアスミのもうひとつの夢とは……。そして、ウサギさん! 40を越えたいい大人を、これほど泣かせないでほしい。この巻はエピローグ的に余韻をもって終わるのだろうとだけ思っていたのですが、最後の最後でウサギさん!ぼろ泣きです。すばらしい物語に出会えたことを感謝いたします。

2009/06/27

『ふたつのスピカ 15』 (柳沼 行) 感想

がけ崩れに巻き込まれる電車。その座席には府中野が……。前巻はそこで終わっていました。土砂で息が止まった少年を必死で救護するふっちー、いつだってアスミを影から支えてきたふっちー。彼の夢は、宇宙でも花火ができればいいのにというアスミの幼い日の言葉を現実にすることだったのか。じゃあ、ふっちーは今までいったいどんな思いに耐えていたのだろう?「すごくキレイな色」の花火ができるとよいな、と思う。
「あなたに感謝します」と父親に言うマリカ。アスミのようにいつも変わらないのもすごいけれど、マリカのように変わることができるのもすごいですよね。
そして卒業。ここから辿る道はそれぞれに違うけれど、それでも思いは同じところに根ざしている。
ライオンさんは、もうすぐいなくなってしまうのでしょうか?スピカのエンディングというのはちょっと想像できない。最終第16巻は10月の発売です。

2009/06/18

『NHKドラマ8 ふたつのスピカ 第1回 宇宙に行きたい!!』 感想

『NHKドラマ8 ふたつのスピカ 第1回 宇宙に行きたい!!』 を観ました。
好きなコミックスのドラマ化ということで期待半分、不安半分です。まだ1回目を観たところなのでなんですが、やはり原作のファンタジックな部分を実写ドラマで表現するのは無理なのでしょうね。賛否はあると思いますが、このようにその部分をすっぱりと切ってしまうのもひとつの方法かと。
JAXAが撮影協力しているので本物感があるところや、今回の課題のブロック組み立てなんかは面白かったです。第2回目も観ようと思います。
最新15巻は来週発売でしたね。楽しみです。ついでにアニメの再放送をBS-hiだけじゃなくて地上波でもしてくれませんかね?


2007/06/07

『ふたつのスピカ 12』(柳沼 行) 感想

時に、人生はとても残酷なものです。いや、残酷なことが起こるのが人生だと言ったほうがいいのでしょう。いろいろあっても、アスミのお父さんのように「上を向いて歩いていける」そんな人間でありたいと思います。

でも、物語の展開上、彼がそうなるであろうことは予測していたけれど、やっぱりあまりに突然でした。彼は自分で承知していたのだろうな、と思えるシーンもこれまで多々あったし……。これから、いったい、どうなるんだろう?

そして、それ以上に今回ショックだったのは、「キレイな色」の一件です。考え込んでしまいました。「空が美しいと気付いたら誰だって上を向いて歩く」というアスミのお父さんの言葉と対になっているのかな。空を美しいと思うにも、強さは必要なのでしょうか?

2006/12/11

『ふたつのスピカ 11』 (柳沼 行) 感想

4840116350ふたつのスピカ 11 (11)
柳沼 行
メディアファクトリー 2006-11-22

by G-Tools

【感想】
自分から何かをはじめなければ、ぜったいに始まりはしない。そして、始めてさえしまえば、必ずいっしょにいてくれる仲間がいる。でもなあ。それって、ものすごく勇気がいることだと思うのだ。勇気を持てるかどうかっていうのは、やっぱりとても大切なことなんですよね。その勇気をくれるのが、友達。なんだか、メビウスの輪のようだ。友達がいるから勇気を持てる。勇気をくれるのは友達。
ああ、そうか。友達を待っていてはだめなんだな。そう、その通りだと思う。「ともだちを貶されたら、怒るのが普通でしょ」なんていうようになったマリカのようになることができればよいのにね。

2006/03/24

『ふたつのスピカ 10 』 (柳沼 行) 感想

4840113777ふたつのスピカ 10 (10)
柳沼 行
メディアファクトリー 2006-03-23

by G-Tools

【感想】
アスミたちも3年生か。春だなあ。というか、会社にこもっているうちに、現実世界もいつの間にか春になっているのであった。例年通り、桜が咲いたことに気づかないまま、いつのまにか梅雨が明けていたりするのだ。
アスミの年齢の頃にはそんなことはなかったと思う。大事なものを思い出させてくれるこの物語が、ぼくは大好きです。

2005/06/14

『ふたつのスピカ 5-8』 (柳沼 行) 感想

4840109060ふたつのスピカ 5 (5)
柳沼 行
メディアファクトリー 2003-10-23

by G-Tools
4840109443ふたつのスピカ 6 (6)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-04-23

by G-Tools
4840109842ふたつのスピカ (7)
柳沼 行
メディアファクトリー 2004-12-22

by G-Tools
4840113076ふたつのスピカ 8 (8)
柳沼 行
メディアファクトリー 2005-05-23

by G-Tools

じっくり読もうと思っていたのに、けっきょく本屋で出ているところまで買って一気に読んでしまった。何てもったいないことをするんだろうな、と自分でも思います。
なかなかうまくいかない友達との関係とか、とまどいながらも自覚していく恋するという気持ちとか、そういう自分ではどうしようもなかった昔のことを思い出しながら読んでいます。アスミの自身についてのエピソードももちろんよいのだけれど、やはりマリカがいいですね。昔の歌じゃないけれど、ちょっとひねくれて、星をにらんでいるようなところ、大好きです。アスミはいい子すぎて、ぼくとしては感情移入しにくいのかもしれません。それだけに、<オリオン2号>のエピソードはかなりくるものがありました。電車の中で読まずによかった。
それはそうと、6巻の冒頭部分がアニメの最終エピソードにあたる部分なのですね。アニメのあのラストはちょっとどうかと思うのだけれど、ご覧になられた方いかがですか?

2005/06/02

『ふたつのスピカ 2-4 』 (柳沼 行) 感想

4840104409ふたつのスピカ 2 (2)
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-04-23

by G-Tools
4840104689ふたつのスピカ 3 (3)
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-11-20

by G-Tools
4840104905ふたつのスピカ 4 (4)
柳沼 行
メディアファクトリー 2003-05-23

by G-Tools

【感想】
8巻が先月に出たばかりだのだろうか。ということは、これでとりあえず半分、あとの4冊もこのまま続けて買うであろう。こういう時にいつも思うのであるが、じつにもったいない読み方なわけで。一気読みなんかしないで、じっくりとやるべきなんだろうになあ。
1巻の入学試験が面白かったのだけれど、2-4巻に出てくる授業シーンはそんなに特別でもないような気がする。むしろ、地道に地道に努力を重ねるのが大事だといったところなのか?
アスミが入ったかもめ寮がいい感じである。新入社員の頃にしばらくだけいた寮をちょっと思い出した。寮ってまさにこういうイメージだけれど、今でさえこんなのは少なくなってないか?今の学生さんってレオパレスに住んでいるようなイメージが(笑)。でも、きっと20年やそこら経ったとしても、人の生活はそんなに変わるものでもないのかもしれない。「宇宙開発」という未来と「学生生活」というぼくにとっての過去が、微妙に混在しているところがこの話に魅かれる理由なのであろうな。なつかしい未来、というなんだか矛盾した世界がここにはあるのだろう。

2005/06/01

『ふたつのスピカ 1』 (柳沼 行) 感想

ふたつのスピカ  1
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-01
【Amazon】
【bk1】

【感想】
今年の2月から地上波でも『ふたつのスピカ』が放映されています。もうすぐ最終回ですね。『プラネテス』の後番組ということでそのまま見ているわけですが、原作は未読のまま気になっておりました。
宇宙飛行士になるのは大変そうです。きれい事ではすまないですね。でも、そこに辿りつこうとする人間だけが辿りつける。どんなことだってそうですが、それだけは真理でしょう。日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」の墜落事故により母を失った主人公のアスミ他、登場人物たちは皆なかなか複雑な背景があるようです。宇宙を舞台にした華々しい物語ではない分、そこに至る道程が楽しみです。おだやかな画風と扱われているテーマの重さのコントラストがいいと思いました。続けて楽しみに読みたいと思います。

その他のカテゴリー

DVD | 【アニメ】その他 | 【アニメ】ブラック・ジャック | 【コミック】その他 | 【ドラマ】その他 | 【ドラマ】必殺 | 【作家】H.P.ラヴクラフト | 【作家】R・D・ウィングフィールド | 【作家】かんべむさし | 【作家】はやみねかおる | 【作家】エドガー・ライス・バロウズ | 【作家】エドモンド・ハミルトン | 【作家】グラハム・ハンコック | 【作家】コナン・ドイル | 【作家】ジョイ・フィールディング | 【作家】ジョン・ダニング | 【作家】ジーン・リューイック | 【作家】スタンリイ・エリン | 【作家】スティーブン・バクスター | 【作家】ダニエル・キイス | 【作家】テッド・チャン | 【作家】ディーン・R・クーンツ | 【作家】トマス・H・クック | 【作家】ドロシー・ギルマン | 【作家】ハンス・ベンマン | 【作家】パトリック・ジュースキント | 【作家】フィリップ・ワイリー | 【作家】ブリジット・オベール | 【作家】ペネロピー・エヴァンズ | 【作家】モーリス・ルブラン | 【作家】リチャード・プレストン | 【作家】レイモンド・チャンドラー | 【作家】レイ・ブラッドベリ | 【作家】ロス・トーマス | 【作家】ロバート・B・パーカー | 【作家】ロバート・R・マキャモン | 【作家】ロバート・ゴダード | 【作家】三上延 | 【作家】三崎亜記 | 【作家】中山市朗 | 【作家】乃南アサ | 【作家】久世光彦 | 【作家】乙一 | 【作家】乙川優三郎 | 【作家】乾くるみ | 【作家】五十嵐均 | 【作家】井上雅彦 | 【作家】井沢元彦 | 【作家】京極夏彦 | 【作家】伊坂幸太郎 | 【作家】出久根達郎 | 【作家】加納朋子 | 【作家】北原亞以子 | 【作家】北川歩実 | 【作家】北村薫 | 【作家】北野勇作 | 【作家】半村良 | 【作家】吉村達也 | 【作家】多岐川恭 | 【作家】夢枕獏 | 【作家】宇江佐真理 | 【作家】宮部みゆき | 【作家】小川洋子 | 【作家】小松左京 | 【作家】小林信彦 | 【作家】小林泰三 | 【作家】小野不由美 | 【作家】山本周五郎 | 【作家】山田正紀 | 【作家】島田荘司 | 【作家】川端裕人 | 【作家】平井和正 | 【作家】平岩弓枝 | 【作家】広瀬正 | 【作家】志水辰夫 | 【作家】恩田陸 | 【作家】新井素子 | 【作家】日下三蔵 | 【作家】明野照葉 | 【作家】木原浩勝 | 【作家】朱川湊人 | 【作家】村上龍 | 【作家】村田基 | 【作家】東野圭吾 | 【作家】松本清張 | 【作家】柴田錬三郎 | 【作家】栗本薫 | 【作家】梨木香歩 | 【作家】梶尾真治 | 【作家】森博嗣 | 【作家】横山秀夫 | 【作家】横溝正史 | 【作家】氷室冴子 | 【作家】江國香織 | 【作家】江戸川乱歩 | 【作家】池波正太郎 | 【作家】浅田次郎 | 【作家】浦賀和宏 | 【作家】清水義範 | 【作家】清涼院流水 | 【作家】澤木喬 | 【作家】瀬名秀明 | 【作家】田中芳樹 | 【作家】田島照久 | 【作家】皆川博子 | 【作家】眉村卓 | 【作家】福井晴敏 | 【作家】筒井康隆 | 【作家】篠田節子 | 【作家】米澤穂信 | 【作家】綾辻行人 | 【作家】草上仁 | 【作家】荻原浩 | 【作家】薄井ゆうじ | 【作家】藤堂志津子 | 【作家】藤木稟 | 【作家】藤本ひとみ | 【作家】藤沢周平 | 【作家】藤田宜永 | 【作家】西澤保彦 | 【作家】谷甲州 | 【作家】貫井徳郎 | 【作家】貴志裕介 | 【作家】赤木かん子 | 【作家】酒見賢一 | 【作家】野田昌宏 | 【作家】鈴木光司 | 【作家】長岡弘樹 | 【作家】阿刀田高 | 【作家】高橋克彦 | 【作家】高橋留美子 | 【作家】高田祟史 | 【作家】高田郁 | 【作家】J・K・ローリング | 【映画】その他 | 【漫画家】あだち充 | 【漫画家】グレゴリ青山 | 【漫画家】今市子 | 【漫画家】吾妻ひでお | 【漫画家】大和和紀 | 【漫画家】大和田秀樹 | 【漫画家】安彦良和 | 【漫画家】川原泉 | 【漫画家】日渡早紀 | 【漫画家】明智抄 | 【漫画家】末次由紀 | 【漫画家】杉浦日向子 | 【漫画家】村枝賢一 | 【漫画家】松本零士 | 【漫画家】柳沼行 | 【漫画家】桑田次郎 | 【漫画家】業田良家 | 【漫画家】横山光輝 | 【漫画家】水木しげる | 【漫画家】真船一雄 | 【漫画家】秋月りす | 【漫画家】荒川弘 | 【漫画家】萩原一至 | 【漫画家】藤子・F・不二雄 | 【漫画家】高屋良樹 | 【漫画家】高田裕三 | 【漫画家】魔夜峰央 | 【特撮】その他ウルトラシリーズ | 【特撮】ウルトラマンネクサス | 【特撮】ウルトラマンマックス | 【特撮】ウルトラマンメビウス | 【特撮】仮面ライダー000 | 【特撮】仮面ライダーW | 【特撮】仮面ライダーウィザード | 【特撮】仮面ライダーカブト | 【特撮】仮面ライダーディケイド | 【特撮】仮面ライダーフォーゼ | 【特撮】仮面ライダー響鬼 | 【特撮】全般 | 【特撮】生物彗星 Woo | 【読書】1996年の読書遍歴 | 【読書】1997年の読書遍歴 | 【読書】1998年の読書遍歴 | 【読書】1999年の読書遍歴 | 【読書】2000年の読書遍歴 | 【読書】2001年の読書遍歴 | 【読書】2002年の読書遍歴 | 【読書】2003年の読書遍歴 | 【読書】2004年の読書遍歴 | 【読書】2005年の読書遍歴 | 【読書】2006年の読書遍歴 | 【読書】2007年の読書遍歴 | 【読書】2008年の読書遍歴 | 【読書】2009年の読書遍歴 | 【読書】2010年の読書遍歴 | 【読書】2011年の読書遍歴 | 【読書】2012年の読書遍歴 | 【読書】作家別未分類 | アニメ・コミック | ウェブログ・ココログ関連 | ゲーム | コネタマ | パソコン・インターネット | ワーカホリックなSE生活 | 創作掌編 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 音楽

他のアカウント

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

カテゴリー

無料ブログはココログ

★★★★