【アニメ】ブラック・ジャック

2011/04/23

『ヤング ブラック・ジャック』 感想

『ヤング ブラック・ジャック』をみました。

オリジナルストーリーなのだな。医学生時代のBJをドラマにするなら、如月恵のエピソードやってほしかったな、と思うのはぼくだけだろうか?
医師試験を受けたヒロインが簡単なドイツ語がわからないとか、キリコの正体が無理矢理なところとか、臓器移植はともかく、そもそも多剤耐性の新種の菌の処置はどうなったの?とか、それはセルメモリってレベルじゃないだろ?とか、まあ突っ込みどころは満載。でも、しかしながら、実写でBJやると微妙な思いがするのが常なのだが、今回はドラマ的にはかなり良かった。ダークな雰囲気も上々。BJの母が昏睡状態のままとなっていたことにして、こういうふうに繋げるとは。まさに「人間が生き物の生き死にを自由にしようだなんて、おこがましいとは思わないかね?」だな。ピノコ姉らしきオープニングとエンディングが続編を暗示しているような気もして、もうちょっと見たいなと思わせてくれる。惜しむらくは、ヒロインが最後に「あなたのような医師になりたい」と言ったところで、「おれのような医者にはなるな。人に軽蔑されるような医者にはな」と返させて欲しかったぞ。
あと、BJ登場シーンで橋の名前が「ひょうたんつぎ橋」だったり、ヒロインの妹がスケッチブックに描いていた女の子がピノコだったり、お遊びもいい感じでしたね。

2006/09/04

『ブラック・ジャック21』 21-17 生命の尊厳

『ブラック・ジャック21』21-17 生命の尊厳
原作は「99.9%の水」「二人目がいた」
なんだか釈然としないぞ。八頭身のピノコを最終回に見る事ができたのは僥倖だけれど、不完全燃焼な感じ。シリーズ前半は原作との微妙ながらも大きな差異に悩まされ続け、21になってからは妙なアクション編になってしまったのが歯がゆい。こういう作り方しかできなかったのかなあ。しかも、妙に明るい感じのハッピーエンド。BJってそういう物語じゃないと思うのだが、いかが?
最終回にふさわしい話は、やはり「人生という名のSL」なんだと思う。いや、それをモトネタに妙なことをやられたら、ほんとうに絶望したかもしれんけどね。八頭身ピノコにとどめてくれてよかった。
けっきょく、如月恵は本編には出てきませんでしたね。この21になってからのストーリーに恵をからませるのは無理があったでしょうし。残っている原作って何々なんだろう?いずれスペシャルで恵を登場させてほしいものです。

2006/08/28

『ブラック・ジャック21』 21-16 破滅への挑戦

『ブラック・ジャック21』21-16 破滅への挑戦
原作は「きたるべきチャンス」「腫瘍狩り」
例によって例のごとく、原作とはほとんど無関係に進みます。無理して原作を入れることはないと思いますね。この終盤にきてスカイホスピタル&白拍子が再登場したのにも驚きました。もうちょっと、他の面子と組み合わせた方が盛り上がったのではなかろうか?それにしても、スカイホスピタルのコンピュータ制御は最悪です。なんでもかんでも自動化すればいいというものではないでしょう。病院設備なのに、侵入者排除のためにレーザーを使っているのもどうかと思います。お金をかけるべきなのは、そういうところじゃないと思うのですがね。

2006/08/14

『ブラック・ジャック21』 21-15 BJ父親の真実

『ブラック・ジャック21』21-15 BJ父親の真実
原作は「骨肉」
うーむ。筋書きはほとんど「骨肉」の通りなんだけれど、フェニックス病がらみの部分が、こうなるとますますしっくりこない感じに。紅蜥蜴と小蓮が別人だったのも、なんだかすわりが悪い。これでは小蓮はただの意地悪娘ではないですか。ともあれ、これで、謎はほとんど解決ですね。あとはフェニックス病そのものとの闘いですか?あと何回くらい続くのだろう……。最近は特番に押されて放送回数が減っていて、ちょっとじりじりしています。

2006/07/31

『ブラック・ジャック21』21-14 恐怖のフェニックス病

『ブラック・ジャック21』21-14 恐怖のフェニックス病
原作は「ブラックジャック病」
といっても、もちろんフェニックス病とブラックジャック病はぜんぜん別物である。ともあれ、これでノワールプロジェクトの全容が判明。あとは人間関係がどうなっていたのかと、BJの父親がどのように関わっていたかということですね。なんだか、このまま終わってしまいそうなほど加速している感じ。如月恵はついに登場しないのだろうかなあ?

2006/07/24

『ブラック・ジャック21』21-13 ピノコ、日本へ帰れ!

『ブラック・ジャック21』21-13 ピノコ、日本へ帰れ!
原作は「ピノコ愛してる」
なんだそうだが、ポイントになる「わたしの肝臓を使って」しか共通項がないようです。原作の「ピノコ愛してる」は、ピノコが登場して間もなくのお話なわけで、これだけBJと時間を共にしたピノコとでは、自ずと事情が異なってきますよね。子供を危険な場所に伴いたくないと思うのはBJならずとも親の情というものでしょうが、これをもってピノコのパートナーとしての位置が再確認されたと思ってよいのでしょうね。つまり、写楽はせっかく再登場したのにふられた形というわけです(笑)。

2006/07/17

『ブラック・ジャック』ひったくり犬 樹海のかまいたち

『ブラック・ジャック』ひったくり犬 樹海のかまいたち
今回は蔵出しスペシャルとのことで、21になる前のテイストの話が楽しめました。「ひったくり犬」の原題は「万引き犬」。放映予定当時に起こった新潟中越地震に配慮して放映が自粛されたものです。ラルゴがどのように生還したのかが今の今まで謎だったわけですが、これで視聴者もすっきりしたことでしょう。
もう一編の原題は「通り魔」。これが放映されてなかった経緯はよくわかりませんが、どうしてこの日に放映することに決めたのか、そっちのほうがよほど謎です。ファンの多くが心配したように、テポドン発射の影響もなく放映されたわけですから。7/5にテポドンが発射されたことと妙な暗合を感じますね。もしかすると、ミサイル発射に抗議してわざとこれを入れたのでは、とまで思ってしまいますが、まあいくらなんでも偶然でしょう。

2006/07/10

『ブラック・ジャック21』 21-12 オーロラの彼方に

『ブラック・ジャック21』21-12 オーロラの彼方に
原作は「殺しがやってくる」
あのお。べつに無理に原作と関連づけることはないんじゃないかな。とりわけ、今回なんかは、まったくもって違う話になっていると思うのだが。共通しているのは、主題だけだと思う。いや、それも無理があるか。手術によって助けられた紅蜥蜴がBJをかばうのは個人的な感情からで、原作のように、BJの手術の凄味に度肝を抜かれたわけではないものね。ううむ。原作が何なのか考えなければ面白い展開だっただけに、ちょっと不満が残りました。

2006/07/03

『ブラック・ジャック21』 21-11 黒い医者の宿命

『ブラック・ジャック21』21-11 黒い医者の宿命
原作は「弁があった」
何がどう「宿命」なんだかよくわからん題名だなあ、と思う。黒い服を着ていると、キリコに間違われて、その妹のユリに撃たれるというのが宿命か(笑)。まあ、ここで言う「黒い医者」って、キリコのことでもBJのことでもなくて、ジョルジュ医師がフェニックス病に冒されていることを指すのだろうな。考え落ちなのか?
原作では、キリコの父の死因はキリコの安楽死措置にあるわけだが、そこから発展させてよく練られたストーリーになっていると思う。特に、怪我をした動物に対した時のユリの姿勢をピノコに示すところなどは、心憎い限りであり、さりげなくノワール・プロジェクトへのアンチテーゼになっているのだな、と思うのである。キリコの安楽死という手段が医療のもっとも極端な手段なのだとすれば、人を不死身にしようとするノワール・プロジェクトはどうなのか?物語はBJがその答えに辿りついたところで終わるのであろう。

2006/06/26

『ブラック・ジャック21』 21-10 紐育の奇跡

『ブラック・ジャック21』21-10 紐育の奇跡
原作は「ある老婆の思い出」
いやな予感はしたのだけれど、やっぱり「ある老婆の思い出」なんですか。状況が似ているので、もしやと思ったのだが……。物語の展開的にはこうなるのでしょうね。BJの父親とノワール・プロジェクトの過去がかなり見えてきた点は今後が楽しみです。アニメはアニメとして面白かったです。
でも、原作の「私たちは星を動かすようなもんだ」というBJの台詞とそれに対する<老婆>の述懐「その人の話は深く私の心につきささって消えなかった きっとあの人は むかし 人生をかえる大きな出来事に出会ったのだろう」は、とても好きな部分なので、できれば原作通りのアニメもいつか作っていただきたいと思います。

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