『スナーク狩り』(宮部みゆき)感想
宮部みゆきってこのような作品も書くんだな、とちょっと意外な気がしました。まず、設定がチェイスものであるっていうこと。もうひとつは銃が報復の象徴として選ばれていることです。いつもよりアクション的要素が強いような気がします(もっともこれは1992年の作品ですが)。それにしても、この物語の登場人物たちってみんな何か哀しいですよね。ほんの少しだけ何かが足りない。ふつうの人ならふつうに持っている何か。それを登場人物たちはいろいろな理由で無くしてしまっているのですね。佐倉修治が追いつめたのはきっとその何かです。捕まえることができたのでしょうか?理解することができたのでしょうか?何だかちょっと後味の悪い幕切れだったと思います。(1997/6/15)
| 固定リンク
「1997年06月の読書感想」カテゴリの記事
- 『グイン・サーガ外伝10幽霊島の戦士』(栗本薫)感想(2008.04.21)
- 『嗤う伊右衛門』(京極夏彦) 感想(2008.04.21)
- 『神隠し』(藤沢周平) 感想(2008.04.21)
- 『アクアリウム』(篠田節子)感想(2008.04.21)
- 『スナーク狩り』(宮部みゆき)感想(2008.04.21)
「宮部みゆき」カテゴリの記事
- 『スナーク狩り』(宮部みゆき)感想(2008.04.21)
- 『長い長い殺人』(宮部みゆき) 感想(2008.04.21)
- 『初ものがたり』 (宮部みゆき) 感想(2008.04.16)
- 『今夜は眠れない』 (宮部 みゆき) 感想(2007.02.18)
- 『蒲生邸事件』 (宮部 みゆき) 感想(2007.02.18)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5613/40952579
この記事へのトラックバック一覧です: 『スナーク狩り』(宮部みゆき)感想:



コメント