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2008年11月30日 (日)

『悪党』 (ロバート・B・パーカー) 感想

やりかたとしては少々アンフェアなような気もする。スーザンが養子をふたりで育てたいとスペンサーに希望するのとほぼ同タイミングでスペンサーが重傷を負うというのはちょっといただけない。そういうことではなくて、ふたりにはふたりなりの結論を出して欲しかった。スーザンというのは、なんというか何でもやってみないと納得できないというタイプの女性なのだろう。年齢を重ねてもそのことに変わりはない。じゅうぶんに思慮深く経験も豊富なのに時として子供のようにも思える。対してスペンサーはあらかじめ何かが判っているという男だ。困ったことにこのタイプの男は自分に判っていることをうまく女性に伝達することができない。スペンサーの怪我がなかったら、ふたりはいったいどうしたのだろうか?(2001.01.14)

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