『ホット・ゾーン』(リチャード・プレストン) 感想

この本の感想、とっくに書いたつもりになっていたんだけど、どこにもないじゃないか。昨年にテスト版を作った時に書いて破棄したんだっけ。
それはさておき、本書はエイズより怖いエボラ出血熱について書かれたノンフィクションです。致死率90%、犠牲者の肉体を融解させ全身から血が噴出し肉の塊のようになって死に至る恐怖のウイルス、エボラ・ザイール。まるで悪夢のような話なのですが、これはすべて現実に起こったことなのです。しかも、その恐怖は明日の自分のことかもしれません、このウイルスが日本に上陸することが決してないと誰に言えるでしょうか。身も凍るような思いが読者を捉えて離さないことでしょう。凡百のホラー小説が彼方にかすんでしまいます。フィクションとしてこの病気を扱った作品、「アウト・ブレイク」(ロビン・クック)も併読をお薦めいたします。(1997.05.17)

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