『月光魔術團vol8神話人種になっちまったい』(平井和正)感想

どうやら、奇数月は『月光魔術團』、偶数月は『地球樹の女神』という出版ペースにするような感じですね。毎月平井作品を読めるというのはまことに極楽であります。さて、第8巻に至ってけっこうテーマが見えてきたかな、と感じています。『梁塵秘抄』もついに本文中に出てきましたしね。『ウルフガイ・シリーズ・犬神明』においてウルフが掴み取った生きていくための指標をやっぱりこの作品も受け継いでいるのですよね。世界が同じなのかどうかはわからないけれど、ウルフのテーマはやっぱり「一をもって貫く」なのだとぼくは思うのですが。(1997/5/31)


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『地球樹の女神1真昼の魔女』(平井和正)感想

この作品じつは初読ではない。以前に何巻かは読んでいるのです。そうそう、角川書店で刊行されたところまでね。例の事件が起こって徳間書店で刊行されはじめたところから未読であります。じつにタイミングが悪いというか、その頃ちょうど就職いたしましてなれぬ東京の空の下、貧乏生活にあえいでおったのですよ。大阪に帰還してから買い揃えようかとしたところ平井和正全集刊行がはじまり、だったらこれで揃えようと思ったのが間違い。この全集はどうやら途中までしか刊行されなかったようで。
未読の平井作品は数えるほどしかなくて、これはそのひとつ。
とにかく、「ラスト・ハルマゲドン・ストーリー」でいざなみ、いざなぎ神話にかかわる作品です。泉谷あゆみのコミック版「クリスタル・チャイルド」を並録していくという異例のスタイルをとっておりますが、徳間書店版を加筆修正した決定版だそうですので、持っていらっしゃらない方はぜひ買い揃えましょう。それにしても、平井和正全集をどこかの出版社で出してくれないかなあ。コミックなんかもすべてサポートしてくれるとなお嬉しいのだが。「超犬リープ」とか「デスハンター」とか持ってないもので。(1997.5.5)

ASPECT NOVELSのものも完結しなかった。未だ途中までしか読んでない。縁がないのか。(2008.4.16)

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『月光魔術團vol7最強最美の凄い女子高生(こいつら)』(平井和正) 感想

犬神明(メイ)の不死身性は愛する人々に伝染させることができる、これが今回のテーマか?一部でささやかれているようにこの物語がヤング・ウルフガイの世界のその後を描いているのなら、あの不死鳥作戦などという変質的な有色人種排他プロジェクトも多分継続されているのであろう。そうだとしたら、不死身の継承、それも普通人への継承というものはもっとも敵の標的になるところであろう。この物語、いまだ底が知れぬ。全10巻予定ということだが、謎のほんの一部さえ解決していなではないか。いや、それこそが平井和正の面白さなのだけれど。次の巻くらいにはメイの変身シーンが読みたいものです。
近く、あの「地球樹の女神」がASCIIで再刊されるというし、インターネットでは「地球樹の女神コアスト―リー」の連載が始まるという情報もあって楽しみなことである。(1997.3.29)

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『月光魔術團VOL6哀愁のヒマラヤナキウサギ』

うーむ。やっとウルフガイらしくなってきたのか。物語は神話人種を巡って一気に核心へ.....とは進んでないようだな。今巻の解説はCLUMPの大川七瀬で、「......おじさまったら、えっち」という感想を書いているけれど、言い得て妙。ずっと昔、ウルフに覚えたのとは違う意味の気恥ずかしさがあって、通勤電車で読むのには多少の抵抗がある。年をとったということか、やだやだ。(1996.12.14)

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『月光魔術團 VOL5 毟らないで小さな紅い薔薇』 (平井 和正) 感想

ウルフガイ・シリーズの最新作。平井和正作品が毎月読めるだけでぼくは天国にいる気分です。総論は完結時にするとして、まあ何と魅力的なんだろう犬神明(メイ)は。まさかウルフが女の子になってしまうなんて、誰が考えたでしょう。イラストはあの泉谷あゆみ。まさにウルフのために存在するイラストレーターです。(1996.11)

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