『グイン・サーガ外伝10幽霊島の戦士』(栗本薫)感想

ひさしぶりの外伝、とはいえこれはたぶん「グイン・サーガ読本」に掲載されていた分ですね。ぼくは買わなかったのですけど。ストーリーとしては、本編44巻「炎のアルセイス」でシルヴィア姫救出のためゾルーディアに向かったグインのその後を描いています。ヒロイック・ファンタジー的色彩がかなり強く出ています。それにしても、シルヴィア姫がグインにもたらす運命ってどういうものなのでしょうね。売国姫シルヴィア(「七人の魔道師」)というのはいったいどういう意味なのか、グインがいったんケイロニアを見捨てるとはどういうことなのか、いまだ謎が謎を呼んでます。この巻では闇の司祭グラチウスが古代帝国カナンについての今までよりちょっとだけ詳しい情報を漏らしていて興味深いです。(1997/6/29)

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『グイン・サーガ56野望の序曲』(栗本薫) 感想

グイン・サーガ隔月刊計画はどうやら順調に進んでいるようである。このエピソードってイシュトバーンがゴーラ王になるまで続くんだろうか。いったいグインの本編復帰はいつ?ともかく、前巻の感想でも書いたように、イシュトヴァーンがメインで動いている時は、やたらに元気。ほとんど全編を通して戦闘シーンなんだけど、飽きさせないですよね。(1997/5/31)


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『グイン・サーガ55・ゴーラの一番長い日』(栗本薫) 感想

時として、いや、かなりしばしば、この物語は「グイン・サーガ」ではなく実は「イシュトヴァーン・サーガ」ではないかと思うことがあるのですが、それはこのような巻を読んだ時です。きっとこの架空三国志のそれぞれの覇者のうちイシュトヴァーンこそがいちばん苦労人だからでしょうか?このように言っては何ですが、いちばん人間的弱さを持ち合わせたキャラクターだからでしょうか?さて、ゴーラ帝国統一成って僭王イシュトヴァーンが誕生するのは第何巻のことになるでしょう?(1997.2.28)

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『グイン・サーガ54 紅玉宮の惨劇』 (栗本 薫) 感想

来年から隔月出版を目指すということだが。そうか、もう『豹頭の仮面』が出てから20年にもなるのか。友人一同に薦められて読みはじめた時も、けっこうな巻数が出ていたものね。最初の3巻くらいは乗り切れない自分を感じたものだが(ヒロイックファンタジーに抵抗があったので)、最近では次巻を心待ちにしている。政治陰謀物語になってくると、とりわけね。今回のような話はとても好みですよ。主人公グインの帰還を待つ!!(1996.12.14)

何と、この記録をつけ始めた頃は、グインは54巻だったのか。2007年2月現在で112巻ということを思うと、なんだか怖ろしい気がしてきました。(2007.2.18)

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